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オナ禁の最適日数は一週間ってホント?効果的な禁欲期間に迫る

PR投稿日: 2023年12月05日

オナ禁の最適日数に迫る医師

具体的にどれくらい禁欲生活を続けれるのが好ましいかは、諸説あります。1週間の場合もあれば、数ヵ月にわたってオナ禁を続けている方もいるほどです。

長い方が効果的に思うかもしれませんが、そうとは限りません。筆者も何度か禁欲に取り組みましたが、1ヵ月を超えた場合はデメリットも気になりました。

今回は安全性と効果面から、オナ禁の最適日数を紹介します。

恋メモH 性活編集部

筆者:恋メモH 性活編集部

人間の三大欲求の一つ「性欲」を満たす方法を追求するエロティシズム愛好家たちが、知識と洞察を共有し、より充実感のある性生活を築くお手伝いをします。

オナ禁の期間を考える前に効果をチェック

チェックリストとボールペン

自慰行為をやめることで、心身にプラスな効果を引き出すのがオナ禁の目的です。しかし、実際にどれくらい続ければ効果がでるのかは諸説あります。

そこで具体的に最適日数を考えるために必要な、前提知識について確認していきましょう。

テストステロンの濃度が高まる

男性ホルモンのテストステロンが自慰行為によって消費されるのは良く知られています。テストステロンは男がモテるために、有効なホルモンとも言われています。

そこで、オナニーの回数を制限することで、テストステロンの濃度を高め、男性としての魅力を増すと言うのがオナ禁の考え方です。

スポーツ選手や運動部の学生だと顔が大したことがなくても、女子にモテやすいのは、このホルモンが理由と言われてきました。
また、テストステロンは勉強にも役立つ存在です。このため知的な男性がモテるのも、これが一因との説があります。

筋トレや仕事などの効率が増す

オナ禁中は体力が低下しづらくなるのですが、若干のストレスも感じるでしょう。このちょっとしたイライラを筋トレや仕事にぶけつけて解消すると、作業効率が増すと言われています。

特に筋トレはテストステロンの影響もあり、筋肉が付きやすくなるのが有名です。

ジヒドロテストステロンを抑制できる

男性にとっての大敵と考えられているのが、ジヒドロテストステロンです。この男性ホルモンは、男性型脱毛症として知られるAGAの一因である他、皮脂を増やして肌質を悪化さたり、前立腺肥大を招いたりと、多数のデメリットが知られています。

自慰を行うとテストステロンが消費され、ジヒドロテストステロンが増えるのがオナ禁を行う大きな理由の一つです。

効果がでるオナ禁の期間は?

結論として、オナ禁で効果がでる期間や、最適なペースは個人差が大きいと考えられます。人によってオナ禁の目的も違いますし、生活習慣や体質も大きく異なるためです。

例えば同じ25歳の男性でも、毎日14時間の労働をして疲れ果てている人と、定時に帰ってジム通いもしている元気な人では、元々の性欲に差が生じます。この両者が必ずしも、同じ期間のオナ禁が最適とは考えにくいでしょう。

よく聞く一週間説の信憑性はどうなの?

動画配信サイトなどでも耳にする一週間スパンが最適との説は、中国の小規模な臨床実験に基づいて提唱されています。30人程度を対象に調査した結果、確かに1週間の禁欲で最もテストステロンの数値が高まったと確認できます。このデータからは7日目でテストステロンが強まり、8日目には低下しているのがわかるため、1週間のスパンが最適と考えるのも自然かもしれません。しかし、疑問が生じる点もあります。

研究への参加者の数が少なめ

まず、参加者が30人なので、統計学的な確実性が高いとは言えません。世の中の男性には色々な体質や年代の方がいますので、30人で全てのタイプを網羅するのは難しいでしょう。

一般的に統計的に意義がある調査を行う場合、もっと多数の参加者を集めます。
日常的に行われる市場調査でも、高い精度を求める場合は300~400人を対象にするのが一般的です。

30人の場合はざっくりとした傾向を読み取れる可能性はありますが、結果の信頼性は高いとは言えません。

研究結果が全員に合致するとは限らない

毎日自慰を行う10代後半の学生から、一回の行為に入念な努力が必要になるシニア世代までが、同じスパンでオナ禁をしても同じ効果を得られるとは限りません。40代を超えると、気にしなくても1週間スパンになっている方は多いでしょう。

つまり、個人差が大きいと考えられます。1週間の禁欲を行えば誰もが、最良な効果を得られるとは言い切れません。

長期間の実施も最適とは言えない

オナ禁を長期間行っている方の中には、30日を超えていたり、更に凄いと半年以上も頑張っていたりする猛者もいます。

真偽は不明ですが、3年近く禁欲している方も…。ただ、長期間のオナ禁効果は科学的に証明されておらず、疑問が残ります。

1ヵ月以上のオナ禁はきつい

1ヵ月以上頑張れば目に見えて効果が生じるとも言えますが、この期間を続けるのはそもそもが難しいでしょう。「禁欲をするぞ」と決心した瞬間から、逆に自慰行為が気になって仕方なくなります。「やめよう、してはいけない」と自分に言い聞かせるほど、色々な誘惑が頭をよぎるわけです。

10代、20代の頃なら1週間も耐えれば充分な精神力があると言えるでしょう。そのまま1ヵ月を目指していくと、イライラや攻撃性が増すなど、デメリットが気になり始めます。

実際に何ヵ月も頑張った人のリアルな感想

1ヵ月以上にわたってオナ禁を続けた猛者も多数いますが、肯定的な感想は多くはありません。達成感はあったと思われますが、それまでの苦痛やストレスは並大抵ではなかったようです。

体調が良くなったとの感想や、彼女ができたとの報告もありますが、こちらも全員に当てはまるわけではないでしょう。

総合的に考えると、過酷な忍耐と楽しみを引き換えにして、そこまで大きなメリットを確実に得られるかは不明です。

筆者がオナ禁をした体験談

筆者も生涯で2度、1ヵ月間の禁欲を達成したことがあります。

結論としては、短期間のオナ禁の方が効果を実感しやすかったです。長くなると体が慣れてしまい、劇的な変化は感じなかったと言うのが正直なところです。

体調も変わりませんし、特別、女性にモテることもありませんでした。ティッシュの使用量が減ったし、友達と遊ぶ時間は増えましたが、そんなに大きなメリットとも言えないでしょう。

長期のオナ禁中に少し年上の女性と話す機会がありましたが、特に異性として見られている感じはなかったです。
下ネタの話になって、1ヵ月にわたってオナ禁をしていると言ったところ、女性は深刻な顔つきになって、EDではないのか心配していました。その女性からすると男が自慰をしないのは、心身の健康が損なわれたからだと感じたようです。

長すぎる禁欲のリスク

オナ禁でストレスを感じている男

オナ禁はメリット面が有名ですが、リスクにも注意が欠かせません。特に大きく健康を損なうことはないにしても、長期的に見ると副作用があるとされます。特に実施中にメリットが感じられない場合は、オナ禁が体質にあっていない可能性があるため、長く続けてリスクが現実化しない様に気を付けたいものです。

若いうちの長期オナ禁はメリットがない?

例えば、前立腺トラブルは過度なオナニーの弊害として知られます。しかし、10代の頃は多く自慰を行っている方が、前立腺がんを防ぐとの研究結果も現れてきました。

思春期のオナ禁はストレスが溜まりやすいこともあり、長期間の禁欲は推奨できないでしょう。

一部の病気に良くない可能性

自慰はある程度の運動になる他、男性機能の行使による精神の調整にも役立ちます。このため、定期的な自慰行為は血圧の安定化や糖尿病予防、うつ病などの精神疾患の予防にも寄与すると考えられてきました。

自慰はやりすぎると別の疾患のリスクが生じますが、インターバルを長くしてしまうと、先述のメリットが薄れてしまいます。長すぎる禁欲期間では悪影響がでる懸念もあるため、ほどほどが良さそうです。

男性能力が低下するかも

男性の場合、30代を迎えると性欲のピークが過ぎてしまうのが一般的です。自然にオナニーの回数も減るでしょう。

性欲はもちろん体力も低下するため、ある程度のオナ禁がコンディション調整に役立つ面もあるでしょうが、無理に長期間にわたって続けると男性機能の衰えに拍車をかけるおそれがあります。

年齢的にも勃起機能が衰えますから、大事な時に使えない状態を避けるためにも、ある程度は自慰によってトレーニングするのも悪くありません。

イライラやストレスが激しい時はやめよう

長期のオナ禁中は性欲が枯れるどころか、逆に増してくることも多いです。

普段からイライラやストレスを感じてしまい、他人に攻撃的になったり、物事に集中できなかったりすると、人生にとって損失に繋がりかねません。

怒りっぽくなると、女性にモテる可能性も低くなると推測されます。

自分に合うオナ禁期間を見つけよう

カレンダーに日程を記入する

オナ禁のメリットを得るためには、自分に合う期間を見つけることが大切です。

個人によって短いスパンで充分の人もいれば、長い方が良いと感じる人もいるはず。無理に理想的なスパンにあわせるより、自分にとって適切なタイミングを考えてみましょう。

年齢別の平均的な自慰の頻度をチェックする

10代の頃は毎日やっている人が多いですが、30代、40代となると4日から1週間に1回くらいに変化していきます。オナ禁の期間を考える時は、これを目安にしてみましょう。

自身の自慰の頻度が年齢の割に多すぎる時は、回数を減らした方が良いかもしれません。平均的な頻度ならインターバルを2,3日伸ばして様子を見てみるのも一手です。
逆に、何も努力しなくても2週間や3週間は自慰がしたくならない時は、疲労回復など別の手段がおすすめできます。

色々な禁欲サイクルを試してみよう

色々なサイクルを試して、自分に適切なものを選んでいくのもおすすめです。
例えば、2カ月だけ週1回ペースを試してみるとか、4日に1回をしばらく続けてみます。辛いようなら無理せずに期間を短くしましょう。

学業や仕事などで重要な期間はインターバルを長めにするなど、状況に合わせて期間設定を調整するのも悪くありません。

良い変化が感じられないなら無理する必要はない

オナ禁の効果が感じらなくて辛い場合は、無理に続ける必要はないでしょう。

やはり、体質によって合う・合わないは個人差があります。長期間続ければ効果が出るとも考えられますが、その保証はありません。女性にモテたい、筋肉を付けたいと言うのが目的なら、他にも有効な方法はあります。

逆にオナ禁をしないとモテない・筋肉がつかないわけではないので、別の切り口を考えてみるのも選択肢です。