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ドライオーガズム入門!仕組みから具体的な4つの方法まで解説

PR投稿日: 2023年10月18日

ドライオーガズムをする男

女性が「イク」、つまりオーガズムに達したときに得られる快感は、男性の約10倍とも言われています。
さらに女性のオーガズムは、男性よりも長く持続し、しかも連続で何度もイクことができます。「女性が羨ましい」と感じた男性も多いことでしょう。

しかし、男性でも女性のようなオーガズムに到達する方法があります。いわゆる「メスイキ」、専門的には「ドライオーガズム」と呼ばれる状態のことです。

今回はそんなドライオーガズムの仕組みや、ドライオーガズムを得るための具体的な方法について解説します。

恋メモH 性活編集部

筆者:恋メモH 性活編集部

人間の三大欲求の一つ「性欲」を満たす方法を追求するエロティシズム愛好家たちが、知識と洞察を共有し、より充実感のある性生活を築くお手伝いをします。

ドライオーガズムとは

男女のオーガズムの違い

ドライオーガズムを一言で表現すると、「射精を伴わないオーガズム」となります。これに対し、射精を伴う一般的なオーガズムを「ウェットオーガズム」と呼ぶこともあります。

したがって、女性のオーガズムは全てドライオーガズムということになりますし、男性でも精通前に達した性的絶頂は一種のドライオーガズムと考えることができます。

精通後の男性は、ほとんどがペニスへの刺激によって射精に達するマスターベーション(オナニー)を覚え、ウェットオーガズムで快感を得るようになります。

女性の場合は、主にクリトリスへの刺激によってオーガズムに達します。男性にとっては意外なことかもしれませんが、膣内への刺激でオーガズムに達することのできる女性は全体の約35%という調査結果があります。中には乳首や子宮への刺激でオーガズムに達することのできる女性もいますが、これは非常にまれな例です。

オーガズムに対する生理的な反応は、大部分で男女共通です。ですが、男女のオーガズムにはいくつかの違いがあります。

男性のオーガズム(ウェットオーガズムの場合)は、射精の瞬間が性的興奮と快感のピークとなり、その持続時間は3秒から10秒ほどです。
そしてオーガズムに達した後は、再びオーガズムに達することのできない「不応期」と呼ばれる時間があります。いわゆる「賢者タイム」と言われるもので、数分から数時間まで、年齢や体調などによってかなりの個人差があります。

一方、女性のオーガズムは、快感のピークが平均して約20秒持続します。
また、オーガズムに達した直後であっても、さらなる性的な刺激によって再びオーガズムに達することができます。
連続で、複数回到達できるのが女性のオーガズムの特徴と言えます。また、男性はペニス周辺に快感が集中するのに対し、女性は性器以外の全身にも快感が広がります。

ドライオーガズムは、いわば「男性が女性と同じ快感を味わうことができる」状態です。射精を伴わないため、男性であっても賢者タイムが発生せず、連続でオーガズムに達することができるのです。
ウェットオーガズムに満足しているという方でも、一度は体験してみたいと思われたのではないでしょうか。

ちなみに、賢者タイムは男性特有のものと思われがちですが、女性にも同様の状態になる人がいるようです。

男性がドライオーガズムに達する4つの方法

男性が女性のようなオーガズムを得るためには、射精以外の方法で性的な絶頂に到達する必要があります。どのような方法があるか見ていきましょう。

一つ目は、前立腺を刺激する方法です。具体的には、アナル(肛門)に指や器具を入れて刺激する方法、ペニスから尿道に器具を入れて刺激する方法、陰部とアナルの間にある「会陰」と呼ばれる部分を外から刺激する方法の3種類に分けられます。

二つ目は、ペニスの先端にある亀頭を刺激する方法です。ペニスを直接刺激するため、もどかしさのあまり普通のマスターベーションを始めてしまったり、刺激している途中で射精してしまう場合もあります。比較的難易度の高い方法と言えるでしょう。

三つ目は、乳首を刺激する方法です。男性の乳首も女性と同じく性感帯であり、刺激によってオーガズムに達することができます。前立腺刺激のような準備の手間がかからず、亀頭刺激のようにペニスを露出する必要もないことが利点です。

四つ目は、専用音声によって催眠状態に入り、その中でオーガズムに到達する方法です。肉体への刺激を伴わない点が特徴で、耳を通じて脳を直接刺激するため「脳イキ」と表現されることもあります。

以上が代表的な方法ですが、快感の感じやすさには個人差が大きく、経験や訓練を重ねて性感帯を開発しなければドライオーガズムに達することが難しい場合もあります。焦らず、気長に挑戦していきましょう。

前立腺ドライオーガズム

アナルオナニー

前立腺は女性におけるスキーン腺に相当する器官です。スキーン腺は「Gスポット」という呼び方でも知られる強力な性感帯で、それにちなんで前立腺を「Pスポット」と呼ぶこともあります。この前立腺を刺激することで、射精を伴わないドライオーガズムを得ることができるのです。

前立腺を刺激する方法として、多くの方が最初に思い浮かべるのがアナルを使用するオナニー、いわゆるアナニーではないでしょうか。とはいえ、実際に行うのはなかなかハードルが高く、実践した経験のある方はあまり多くはないかもしれません。

アナニーを行う場合は、最初にアナルを清潔にする必要があります。肛門洗浄の方法としては、トイレのウォシュレットを使う方法や、浣腸剤を使用する方法があります。

準備が終わったら、手指または器具をアナルに挿入して前立腺刺激を行います。

指を挿入する場合は、直腸内を傷つけないように爪を短く切っておきましょう。指にコンドームを装着すれば、爪で腸内を傷つけることや指の汚れを防ぐことができます。ペニス用のコンドームは指には大きすぎるため、最近は指用のコンドーム「指ドーム」が販売されています。

指ドーム

前立腺刺激用の器具としては、「エネマグラ」や「アネロス」といった商品が有名です。他にもさまざまな種類があり、アナニー愛好者の中には自作の器具や日用品を利用する人もいます。

挿入をスムーズにするために、ローションの使用をおすすめします。水溶性ローションは乾きやすいため、アナルプレイにおいては持続時間の長いシリコン系ローションが使われることが多いです。

アナニーする時の姿勢にはいくつもの種類がありますが、側臥位、つまり横向きに寝た状態が最もオーソドックスな体位です。片膝、または両膝を折り曲げて体を丸めるようにします。利き手で指や器具を挿入するため、利き手が上になるようにします。

尿道オナニー

尿道オナニーの場合、アナニーほど大がかりな準備は必要ありません。事前にトイレを済ませ、尿道内に雑菌が入らないように手を洗っておきましょう。

尿道バイブ

使用する器具は、「尿道バイブ」や「尿道プラグ」、「尿道プジー」と呼ばれる専用の器具です。医療用のシリコン製カテーテルを使用する場合もあります。

尿道オナニーを行う際の姿勢は、背もたれのある椅子に座ったり、床に座って壁に背を預ける姿勢が一般的です。

会陰オナニー

特別な準備が不要なため、最も手軽な前立腺オナニーの方法と言えます。

会陰オナニーは手や指を使って行うことも可能ですが、ハンディマッサージャー(電マ)やピンクローターを使用することで、より簡単に刺激を与えることができます。

慣れないうちは会陰オナニーでも射精に至ってしまうことがあるため、不安な場合は下着を脱いで行うのがよいでしょう。

行う際の姿勢は、横向きに寝転がったり、座った状態で足を開き「M字開脚」の形を取ったりするのが一般的です。

亀頭ドライオーガズム

ペニスとクリトリスは構造的に近く、その先端である亀頭を刺激することで、女性と同じドライオーガズムを得ようという考え方は理にかなっていると言えるでしょう。

亀頭オナニーは素手でも行えますが、器具を使用して刺激を与える方法もあります。

手で行う場合は、尿道口に触れることもあるので、事前の手洗いは入念に行ってください。始める前にローションを塗って滑りを良くしましょう。

触り方は何通りもありますが、親指と人差し指で輪を作ってしごく、手のひらを当てて円を描くように撫でるなどの方法がポピュラーです。

刺激が単調にならないように、複数の方法を組み合わせて変化をつけるのがおすすめです。

器具を使う場合は、電マやローターを押し当てて、振動を与えて刺激します。ストッキングやガーゼといった布類を使用する方法もありますし、電マとストッキングを組み合わせて行う方法もあります。

乳首ドライオーガズム

ここまでは下半身を刺激してドライオーガズムを得る方法についてご紹介してきましたが、上半身への刺激によってドライオーガズムを得る方法もあります。それが乳首オナニー(チクニー)です。

乳首はペニス、陰嚢と並んで男性の「三大性感帯」とも言われ、ペニスへの刺激に匹敵する快感を味わうことができます。最初のうちは感じにくいかもしれませんが、回数を重ねていくほど感度が増していきます。

チクニーも他の部位でのオナニーと同様、手または道具によって刺激を行います。開発済みの乳首は、素手でチクニーを行ってもオーガズムに達することができますが、未開発の乳首を刺激する場合は専用の道具を利用することも有効です。

チクニー用の器具には、カップ型やリング型、手持ち式などさまざまな種類があります。男女兼用のものも多いですが、カップ型は女性の乳房に取り付けることを前提に作られている場合がありますのでご注意ください。

催眠ドライオーガズム

最後にご紹介するのは、肉体的な刺激を行わずにドライオーガズムに到達することを目指す方法「催眠オナニー」です。

催眠オナニーとは、催眠効果のある音声や映像に没入し、自らに暗示をかけた状態で性的興奮を味わうというものです。視覚を遮断して行う方が催眠状態に入りやすいとされるため、映像よりも音声を使用する方法が一般的です。

催眠オナニーが注目され始めた頃は、催眠音声を収録したCDが販売されていました。現在はダウンロード形式が主流となり、「DLsite」や「FANZA」で多数の作品が販売されています。アダルト音声にはさまざまな種類がありますが、催眠オナニー専用と明記されている作品の使用をおすすめします。

催眠音声を聴取する際は、音質が良いことに越したことはありませんが、既にお手持ちのイヤホンやヘッドホンでも問題ありません。

催眠オナニーは、基本的に目を閉じた状態で行います。日中ならばカーテンを閉めるなどして部屋を暗くします。遮光性の高いアイマスクがあればなおよいでしょう。

まとめ

ドライオーガズムに到達するための方法として代表的なものを紹介しましたが、いくつかの方法を組み合わせて行うということも可能です。
チクニーと催眠オナニーを組み合わせた「催眠チクニー」などが一例ですが、ご自身に合った方法を探してみるというのも一つの楽しみ方でしょう。

ぜひ本記事を参考に、新たな快感の扉を開いてみてください。

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