脳イキって何?声を聞くだけでイク?脳イキしやすい人とは?
PR更新日: 2024年07月23日 SEX
脳だけでオーガズムを感じられるとしたら、どんなときでも快楽を得ることができます。それは自分の快楽をコントロールできるようになるということです。そんな事が可能なのでしょうか?
カップルの男女どちらかが、その作法を知っていれば、相手を満足させられるセックスを楽しむことができます。
脳イキのメカニズムや、トレーニング法、やり方を解説します。
脳イキとは
脳が催眠状態にある時で、一切体に触れず、脳への刺激だけで快感を得るという特殊なオーガズムのことです。
体に触れない脳への刺激とは、ささやき声や気持ちのいい音、視界に映るエッチなもの、エッチな妄想(イメージ)のことです。
快感のメカニズムとしては、男女ともに骨盤底筋と呼ばれる筋肉が重要になってきます。妄想や音、視覚による脳への刺激によって性的興奮を感じ、骨盤底筋が収縮するのです。
骨盤底筋とは
骨盤底筋とは、尿道口、膣、肛門の近くにある筋肉で、排泄物のコントロールを担う筋肉です。
普段この筋肉を意識的に使うのは、トイレのときです。
女性の場合オーガズムを感じ、膣内が締まるというのも、この筋肉の働きによるものです。
骨盤底筋は日常生活ではあまり意識して使わないため、年齢とともに衰えていくのです。男女ともに、性的快感を得づらくなっていきます。
女性の場合便秘の原因となったり、子宮周りの血流が悪くなり、ホルモンバランスの崩れを起こし、肌荒れなどのトラブルにつながっていきます。
骨盤底筋を収縮させるには
ただ音を聞いたり、エロ本を見たり、イメージしただけで、脳イキが可能なら、苦労はしないでしょう。
どのように意識的に骨盤底筋を収縮させ、脳イキへとつなげていくのか。
答えは普段からトレーニングをし、意識的に収縮できるように訓練するのです。
骨盤底筋の収縮トレーニング
トレーニングをやる前にトイレに行きたい人は、済ませてからやったほうがいいでしょう。
仰向けに寝て、足を少し開いて、膝を軽く立てます。
10秒間、排尿を我慢するように、力を入れます。このとき息を吸いながらやります。
その後50秒ほど、排尿をするような感じで筋肉を緩めます。息をゆっくり吐きながらやります。
これを10回繰り返してください。
このとき注意するのは肩やお腹、足に力を入れずに、骨盤底筋に集中するということです。お腹に手を置くとわかりやすく、腹筋を使ってはいけません。
骨盤底筋ピフィラティス
女性用の膣の活性を促すトレーニングというものがあります。
- 仰向けに寝て、足を開き、膝を立てます。手のひらを床につけ、まっすぐに腰まで伸ばします。鼻からゆっくりと息を吸います。
- 息を吐くときに、腰を持ち上げます。膝から首まで胴体が一直線になるようにします。また息を吸います。
- また息を吐くとき、腰を下ろしていき、元の仰向けの姿勢に戻します。これを3回繰り返します。4回目で2の胴体が一直線になる姿勢を保ちます。
- 3秒間保ったら、ハッハッハッと連続で短く吐きます。このとき腰を上に向かって突き上げるようにしながら吐きます。1~4を毎日3回はやってください。
脳イキの快感
男性の場合は射精や、前立腺によるドライオーガズムで快楽を感じます。
女性の場合はクリトリス刺激によるオーガズム、膣内のGスポットやポルチオ刺激によるオーガズムで快楽を感じます。
脳イキの快楽とは、部分的な快楽ではなく、全身の神経に伝わる強力な快楽なのです。通常の男女の絶頂よりも、経験をしたことがないほどの快楽を得ることができるのです。
脳イキしやすいのはどんな人
女性や妄想力の高い人
男女で脳イキしやすいのは、女性です。
重要なのは骨盤底筋の痙攣による快感です。
女性はオーガズムによる刺激で快楽を得るので、男性よりもイメージがしやすいでしょう。その場の状況やムードで、脳イキできるかどうかが違ってくるので、より妄想力の高い人が脳イキしやすい人と言えます。
感じやすい人
ここで感じやすいというのは、男性のようにペニスを刺激して射精するということではありません。女性のように乳首や性器、体に触れられて感じる性感を得られ、それを受け入れているということです。
射精することによって性的興奮が弱まってしまっては意味がありません。
男性の場合は前立腺を刺激することで得られる、ドライオーガズムを感じることができる人ほど向いています。
男性でもアナルセックスなどによる快感や、射精しない程度の長期的な快感を得ることで感じやすくなるでしょう。
声による刺激で脳イキをする
声による刺激を得るには、催眠オナニー、ASMR、カップル同士のプレイなどがあります。
催眠オナニーやASMRは、一人用です。音源はYou Tubeなどの動画サイトにたくさんあります。
カップル同士だったら、お互い信頼しあってのプレイを楽しめます。プレイの前には集中しやすいよう、アイマスクなどを用いましょう。
催眠オナニー
催眠オナニーとは、催眠効果によるオナニーです。催眠とは自分の潜在意識に語りかけ、思い込みを操作することです。
催眠によって、強い快感を感じていると自分に思い込ませることによって、一気に快楽の状態へ持っていく事ができます。
催眠とはかかるものではなく、かかるように意識することです。
私はかからないから意味ないと思っていては、催眠オナニーはできません。現実思考の人は催眠オナニーよりも、ASMRの方が向いているでしょう。
催眠で言われたような状況をイメージし、その場にいるかのような感覚になり、言葉責めや、実際に手を動かして、自分の感度を高めることができます。
ASMR
ASMRは、心地のいい音を聞くことで脳に快感を与える方法です。
人によっていい音というのは異なり、その音に集中することで脳に快感が溜まっていきます。
例えば耳元で囁いている声や、耳舐めをされている音など、体をゾクゾクさせることができる音を探してみるとよいでしょう。
カップル同士
より信頼しあっている二人で、耳元で甘い言葉を囁いてもいいでしょう。相手がM気質だったら、言葉責めも効果があります。
できるだけ雰囲気を大事にして、部屋の明かりも調節します。
愛撫で感度を高めてから行うという方法もできるので、体と脳の両面で攻める事ができてしまいます。
脳への刺激と骨盤底筋による収縮の関係性
音による刺激に加え、骨盤底筋を意識的に収縮させることで、より脳イキに近づける事ができます。
音により全身の神経がムズムズしたような感覚になり、骨盤底筋の力が緩みます。
女性のペニスを受け入れる状態がそうです。収縮を上手く繰り返すことで、下半身の快感を生みやすくなります。
脳イキのメリット・デメリット
メリット
男性の場合は、女性のようなオーガズムをどこにも触れずに感じることができます。射精はしないので、脳イキした後も続けて快楽を得ることができるようになります。
男女ともに性感を鍛えることになるので、体の快感が強化されます。
女性にとっては、日頃の欲求不満を解消できます。
骨盤底筋のトレーニングにより、女性のホルモンバランスを保つこともできます。脳の快感に正直になり、受け入れることで、感覚も鋭くなってきます。
デメリット
デメリットはやりすぎてしまうことです。
過剰にやりすぎると依存症になってしまって、日常生活に支障をきたします。程々にすることで、バランスの取れた脳イキを行いましょう。
まとめ
脳イキとは、妄想力が高く、快感に集中し、感じやすい人だけが得られる極上の快楽です。いきなりはうまく行かないかもしれませんが、トレーニングや感覚を鍛えることで、すぐに脳イキ状態に持っていけるようになるでしょう。
どうしても感覚が掴めない場合は、「脳イキ」や「ASMR」の動画を見て、シミュレーションしてみましょう。
カップル同士快感を高めることで、二人にしかできない性生活を送れるようになります。