精液を飲むのは危険?美容にはいいの?性病のリスクは?
PR更新日: 2024年05月28日 SEX
女性の皆さん、旦那や彼氏とのエッチ楽しんでいますか。旦那や彼氏からエッチな要求されていませんか?
時に、顔射やそれを超える「ごっくん」を要求されることがあるかもしれません。ごっくん、堅苦しく言えば飲精とは、射精された精液を飲むことです。
精液なんて飲んで大丈夫なのかと思われますが、一方では、美容のために積極的に飲む人もいるとか。
ここでは精液を飲むのは危険?美容にはいいの?性病のリスクは?といった疑問を解消していきたいと思います。
そもそも精液とは?
精液とはオスの精子を含んだ体液です。大きく分けると精子と液体成分である精漿に分けることができます。精漿は前立腺液と性能分泌液の混合物であり、精子が活動するのに必要となるエネルギー源となる果糖が多く含まれています。
精子は弱アルカリ性を好みます。そのため、精液も弱アルカリ性に調整されています。
射精直後の精液にはそれほどにおいはありません。しかし、時間の経過とともに精液に含まれる物質が分解され、独特のにおいを発するようになります。栗の花のにおいやイカ臭い、生臭いなどと表現されます。
精液って飲んで大丈夫なの?
健康な男性の精液は、基本的に飲んでも無害です。
そもそも精液は生身の女性の膣内に注入するためのものです。膣内に射精された精液は、時間の経過と共に、多くが膣口から排出されます。と同時に、体内に吸収もされます。そのため人体に毒性のあるものではありません。したがって、精液を飲むことは基本的に問題ありません。
精液の味は人によって、また、体調によっても異なります。甘みが強い人もいれば、苦みが強い人もいますし、塩味が強い人もいます。また、食事内容が変わると同じ人の精液でも味は変わります。
ただし、これは余談ですが、顔射をされた時にはしっかりと目を閉じて目に入らないようにしなければなりません。
先述したように、精液は弱アルカリ性の液体です。アルカリ性の液体はタンパク質を溶かす性質があり、目に入ると刺激を感じることがあります。そのため、精液が目に入らないように心がける方が賢明です。
精液を飲むことによる問題点
先程、人体に毒性のあるものではないと申し上げました。ただし、大前提として「健康な男性の精液」に限った話です。
様々な病気が精液を介して感染します。また、精液には問題が無くとも、精液を受け取る側の体はこれを異物として攻撃するアレルギー反応を起こすことがあります。
ここでは、この2点について解説します。
1.性病のリスクは?
性病のリスクは、はっきり申し上げてあります。精液を介して、或いは飲精をする過程で感染が拡大する病気としては、クラミジアや淋病があります。
クラミジアや淋病は性器の病気と思われがちですが、病原体のクラミジアや淋菌は、人間の喉にも感染します。そのため、フェラやクンニをする、または受けることで、性器から喉、喉から性器にというような感染をすることが多々見られます。
また、HIVウイルスなども精液を介して感染を広げます。
もちろん健康な男性の精液には、クラミジアや淋菌、HIVウイルスなど各種病原体は含まれていません。そのため、性病に罹患していないし、他に性的な関係を持っていない男性であれば、精液を飲んだからと言ってクラミジアや淋菌などに感染することはありません。
ですが、相手の男性が一夜限りの相手だという場合や、性風俗を利用しているなど性病に罹患している可能性が無いとは言い切れない相手であれば、精液を飲むことは止めた方が良いと言えます。
2.精液アレルギー
アレルギーというと、小麦アレルギーやピーナッツアレルギー、甲殻類アレルギーなど主に食物アレルギーが思い浮かびますが、精液もアレルギーを引き起こすことがあります。
多くの患者は女性です。男性にとって自分の精液は自分の体の一部ですが、受け取る女性にとっては、どんなに大切な人の精液であっても体が異物と判断し攻撃することがあります。
精液と接触する膣などの性器にかゆみなどを引き起こすほか、激しいくしゃみや喉の痛みが生じることもあります。この精液アレルギーはイギリスの医師の研究報告によると、全女性の12%が精液アレルギーであるとしています。
精液アレルギーは、精液を飲むことで必ず発症するものではありません。しかしながら、中に出されたり精液に触れたりすることで異常を感じる人は、精液を飲むことは止めた方が良いと言えます。
美容に効くのか
精液を飲むと美容に良いとするネット上の記事や体験談は確かに存在します。しかしながら、精液を飲むことが美容につながるとするまともな科学的根拠は示したものは皆無です。「ある成分が美容に良い。」などと書くものもありますが、その量はたかが知れており、普段の食事を改善する方がはるかに効果的だと考えられます。
冷静に考えてください。一度に射精される精液の量はWHOの基準で2ml(小さじ1/2杯未満)程度とされています。
もちろん、前回の射精からの経過時間、個人の体質、その日の体調などきわめて多くの要因によって射精される精液の量は変わります。ですが、それが50mlや100mlになることはないのです。したがって、美容に影響を及ぼすほど何らかの成分を摂取することはできないと考えるべきです。
精液を飲むことはその人の美容にとって、何の意味もなさいないことだと言えます。
妻や彼女が精液を飲んだら
美容には何の役にも立たないことは先に述べたとおりです。ですが、愛情表現として精液を飲むというのもあります。セックスの時に妻や彼女が精液を飲んでくれたら男性は必ず喜ぶのでしょうか。実は、そうとも言えない複雑な男心があります。
まず、男性側が自分の精液を飲んでほしいと言ったことに対して、妻や彼女が答えてくれた場合、もちろん男性側は嬉しいし興奮します。問題は、男性側から求められていない場合です。
もし、妻や彼女がもともと性に積極的で経験が豊富であること、または、研究熱心であることを男性側が知っていた場合、自分が要望した場合と同じような反応をするでしょう。
自分が知っている妻や彼女と精液を飲んでいる妻や彼女との間に極端なギャップが無いから純粋に喜ぶ可能性が高いです。ただし、人によっては、元カレなど他の男性に仕込まれたことをイメージしてしまう可能性があります。
もし、妻や彼女がもともと性にそれほど積極的ではない、奥手な方だと男性が思っていた場合、せっかくの頑張りは男性に強い衝撃と困惑を与えるという結果につながりかねません。この場合、自分が知っている妻や彼女と精液を飲んでいる妻や彼女との間に極端なギャップがあり、ドン引きする可能性があります。人によっては、やはり元カレなど他の男性に仕込まれたことをイメージしてしまう可能性があります。
彼氏や旦那の要望を事前に探ってみたり、「友達から聞いたんだけど…」などの前口上を述べてみたりして、男性側の衝撃を和らげる工夫が必要です。男性は意外に繊細な生き物ですのでよろしくご配慮ください。
まとめ
健康な男性の精液自体は、そもそも女性の体内に注入するためのものでもあるため、飲んでも体には無害です。しかし、精液は性病を媒介することがあり、また、精液を摂取することで精液アレルギーの症状が出ることもあります。
また、精液を飲むことが美容効果につながる科学的な根拠があるわけではありません。そのため、美容目的で積極的に精液を飲むことはお勧めできません。
愛情表現として相手の精液を飲む行為も、それをする女性のキャラクターや男性との関係性、その行為に至る経過の次第によっては、男性側をドン引きさせてしまうなど逆効果をもたらしてしまう場合があります。そのため、慎重に見極める必要があります。
以上、参考にしていただけましたら幸いです。