風俗って何?正確な意味と性風俗店の種類
PR更新日: 2025年01月26日 夜遊び

風俗と言えばエッチな行為を楽しむお店、と言うイメージを持っている方は多いはず。でも、実際にはそれだけではなく、広い意味ではお酒を飲む場所も風俗店に含まれます。
この記事では何かと誤解されやすい風俗の意味や、お店の種類などについてまとめてみました。風俗の正確な意味や魅力について知りたい方は、ぜひ、参考にしてみて下さい。
そもそも風俗ってどういう意味?
風俗とはもともと、社会の習わしや風習などを意味する言葉でした。それぞれの時代における、世間一般の文化のようなものです。
ところが、近代に入ってからマスコミが、性風俗店をまとめて「風俗」と呼称したこともあり、現在は大多数の人が「風俗店はエッチなところ」と認識してしまいました。
もちろん完全な間違いではないものの、正確とも言えません。風俗と言う言葉には、もっと広い意味が含まれています。
風俗営業法による区分
風俗に該当するお店を考える時、基準となるのが風俗営業法です。通称・風営法として知られており、世間で親しまれている多彩なタイプの事業を規制しています。
例えば、ゲームセンターやカラオケ、パチンコ店などが風営法による規制の対象です。
これらは風俗営業と呼ばれており、法律で定められたルールを守りながら、一定の手続きをしないと営業することはできません。
他にキャバクラやホストクラブなども、風俗営業に含まれます。
現代社会では性風俗のイメージが浸透
風営法では、いわゆるエッチなお店も規制の対象です。現代社会で風俗と言えば、性風俗店を意味する位、世間に浸透していると言えるでしょう。
日常会話で「フーゾク」と言う単語が出てきたら、ほぼ、性風俗店を指していると考えて差し支えありません。
ちなみに、性的なお店は、風営法の中でも性風俗関連特殊営業に含まれており、先述のお店とは異なった扱いを受けています。
性風俗店の種類
風営法で規制されているエッチなお店は、現在、利用者のニーズにあわせて多彩なタイプの店舗が登場しています。ソープランドやデリヘルなどがそうですが、いまいち、名称だけでは内容がわかりづらいものです。
実際に遊ぶ前には、それぞれのお店でどんなサービスが行われ、どこまで許されるのかはチェックしておきたいポイント。
以下では、各タイプのお店の特徴を紹介していきます。
ソープランド
性風俗店における代表的な存在で、性交渉まで行えるため「風俗の王様」と呼ばれることが珍しくありません。もっとも充実したサービスが受けられる店舗と言えるでしょう。
日本で発達してきた独自性の高い性風俗店として、長く親しまれてきました。以前はトルコ風呂と呼ばれていましたが、1980年代に名称が改められ、ソープランドとなっています。特殊浴槽とも呼ばれており、密室状態で男女が混浴するのが特徴です。
女性の方はソープ嬢と呼ばれていて、男性の体をくまなく洗ってあげるのが仕事となります。ただし業務内容には一応、本番行為は含まれていません。
性行為は、ソープランドでもあからさまに行うと違法です。ところが実際には密室ですから、割と頻繁に本番行為が行われているのが現状です。現在、数多くある風俗営業のうち、本番行為を楽しみやすい店舗と言われています。
また、浴槽に男女で入ってサービスを受けると言う特殊な状況から、ソープランドならではのテクニックや風習が次々と登場してきました。
例えば、スケベ椅子やエアマットなどのアイテムは代表格でしょう。ソープ嬢のテクニックも特徴的で、潜望鏡や泡踊りで男性を楽しませてくれます。
ピンクサロン
ピンクサロンは、女性がフェラチオでサービスしてくれるのが特徴の店舗です。現在はピンサロと言う略称で親しまれており、本番行為はないものの、ハンドテクやオーラルセックスによって人気を博しています。
店舗型の営業スタイルになりますが、個室ではなく間仕切りを用意しているのが一般的。そこで男性はハンドテクニックなどによってサービスを受けます。
椅子にゆったりと腰かけて、ドリンク(お酒もあり)を味わいながら、性的サービスを堪能できるのが特徴です。ちなみに体面上は「飲食店」なので、飲み物に力を入れている店舗もしばしばあります。
入店すると、男性はピンサロ嬢を指名するか、フリーの嬢をあてがわれて、サービスを受けます。個室ではないため、派手な音楽が大音量で流され、他の利用者の会話はほぼ聞こえません。その後で局部を念入りに清掃した上で、サービスが始まります。
ファッションヘルス
ヘルスや箱ヘルとも呼ばれているタイプです。個室が用意されていますが、ソープのように本番行為を楽しむことは、基本的にはできません。
ただ、本番行為以外は割と幅広く認められており、ピンサロよりもサービス内容は充実しています。ちょうど、ソープとピンサロの中間的な存在と言えるでしょう。
利用客は個室に案内されると、シャワーを浴びるか、身体を拭いてもらうかして、サービスがスタートします。全身リップや素股など、色々なテクニックで責めてもらえるのが特徴です。
なお、イメージクラブと呼ばれるタイプも登場しています。こちらはピンサロ嬢とコスチューム・プレイを楽しめるが特徴で、大まかなシステムはファッションヘルスと変わりません。
デリバリーヘルス
上記のファッションヘルスの、出張バージョンです。デリヘルや出張ヘルスとして知られています。自宅やラブホテルなどにヘルス嬢を派遣してもらって、そこでサービスを受けられるのが特徴です。
近年、人気を博しているタイプの風俗店で、ソープや箱ヘルが減少傾向にある中、デリヘルは成長傾向にあります。
利用者は特に、店舗に行く必要がないのでハードルが高くありません。基本的に電話やネットで受付センターに連絡を入れて、ヘルス嬢を派遣してもらいます。
店舗がないので24時以降の営業も認められており、深夜でもフーゾクを楽しめるのは魅力的。
また、無店舗タイプなので女性としても警戒感が薄く、様々な経歴をもつヘルス嬢がアルバイト感覚で仕事をしています。いわゆる裏の職業や水商売と言うような忌避感が薄いため、女子大生などがお小遣い稼ぎで始めているケースも多く。女性のバリエーションは豊富です。
こちらも本番行為は禁止ですが、箱ヘルと同様、多彩なサービスが受けられます。近年は利用者の趣向にあわせて多彩なオプションや店舗があり、幅広いニーズに対応可能です。人妻専門やマゾ男性向け、同性愛者が楽しめるものもあります。
性感エステ・回春エステ
エステ店でマッサージを受けるような感覚で使う風俗店です。もちろん、通常の美容エステとは違い、性的に気持ち良くしてくれるのが大きな特徴。男性はリラックスした状態で様々なテクニックで快感を覚え、フィニッシュまで誘導してもらえます。
こちらも本番行為はありませんし、女性と激しく絡むこともできませんが、会話などで楽しいひと時を過ごせる他、マッサージによる癒し効果も受けられます。
ちなみに、メンズエステと呼ばれるタイプも登場していますが、こちらは全く別物です。フィニッシュがないので、勘違いして利用するとがっかりします。
その他の風俗サービス
上記の他にも、電話を通して女性と性的な会話を楽しめるテレホンクラブや、ツーショットダイヤルがあります。ただ、現在は人気は高くなく、マニアックなニーズによって細々と営業しているような形です。
後は女性の裸体を楽しむ、ストリップ劇場やヌードスタジオ、のぞき部屋なども風俗営業の形態の一つです。これらも他のサービスの台頭により、姿を消しているものが少なくありません。
代わりに成長しているのがインターネットを使った動画・画像の配信サービスです。これらは風営法の規制対象なので、法律的には風俗産業に含まれています。