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ダッチワイフとラブドールの違いは?ぶっちゃけどっちが気持ちいい

更新日: 2020年05月22日

ダッチワイフ・ラブドールを持つ男

ダッチワイフ」と「ラブドール」。アダルト関連に興味のある人間、特に男性ならばよく耳にする言葉です。

どちらも一般的には、疑似性交を目的とした女性の形をした人形で、性具、いわゆる大人のおもちゃの一種とされています。
しかしよくよく考えてみると、それって同じものなのか、違うとしたら具体的に何が違うのか、ぶっちゃけどっちが気持ちいいのか。などと疑問に感じている方も多いはず。
そこでここでは、ダッチワイフとラブドールの違いについて検証します。

ダッチワイフとは

ダッチワイフとは等身大に近い女性の形をした人形で、主に男性が疑似性交のために使用する性具です。

大きさは100cm程度のものから等身大のものまで、素材に関してはビニール製から最新の特殊樹脂製のものまで多岐に渡っており、また形状もオナニーのみに特化した首や手足を持たない「トルソー」と呼ばれるものまであり、男性タイプも存在しています。

ダッチワイフの素材

ダッチワイフの素材については、大まかに以下のものが存在しています。

  • 浮き輪のようにビニール製のものに空気を入れて使用する風船式
  • 抱き枕やぬいぐるみに小名ホールを装着したぬいぐるみ式
  • ウレタン製
  • ソフトビニール製
  • エラストマー/シリコン製

主に後者の二つ、ソフトビニール製の高級なものと、エラストマー/シリコン製のものが、いわゆるラブドールと呼ばれることが近年では多くなっています。

つまり、性欲処理のために異性の肉体を想起させる形状をした人工物は日本においては、ほぼダッチワイフの中に含まれており、ラブドールも大きなくくりでは、ダッチワイフの一種ということになります。

ダッチワイフの歴史・語源

ダッチワイフの歴史は古く、その名称の起源は1875~80年頃と言われています。
その頃に英語の「Dutch wife(直訳するとオランダ人の妻)」という言葉がアジアを中心に使われるようになりましたが、これは竹や籐製の筒状の抱き枕のことを指しており、日本の事情とは少し異なります。

この筒状の抱き枕の起源は中国の「竹夫人」とされ、それがその後、東南アジアに広がりました。
当時アジアにはオランダ領が多くあったため、母国に妻を置いてきたオランダの商人が愛用するようになり、それを見たイギリス人が「Dutch wife」と呼びはじめたのが始まりと言われています。

日本で性的利用を目的とした女性型の人形がダッチワイフと呼ばれるようになった理由は定かではなく、恐らくは東南アジアのそれが起源だと思われますが、1950年代から60年代にかけて日本の風俗系メディアなどで多く言われるようになり、定着していきました。

ちなみに欧米ではそうした目的の人形は「sex doll」と呼ばれ、Dutch wifeと呼ばれることはありません。
また、このオランダ人のことを示す「Dutch」は欧米では差別的な意味合いがあり、そのこともあって近年では日本でも使われなくなってきています。

ラブドールとは

Liebeye ラブドール リアルドール
出典:amazon

先述した通り、ダッチワイフと呼ばれるものの中でも特にソフトビニールやエラストマー、シリコンなどで作られた高級なものが近年の日本ではラブドールと呼ばれるようになっています。

それらはただ素材が違うというだけでなく、技術の進歩により造形や機能において従来のダッチワイフとは一線を画すクオリティに達していたことから新しい名前が必要とされたという背景もあります。
また価格面でも高級化が進んでおり、シリコン製のものでは50~60万円台が相場とされています。

これらの理由から、総称としてはダッチワイフの中に含まれるものの、従来のダッチワイフからは劇的に進歩したものがラブドールである、という捉え方でほぼ間違いないでしょう。

ラブドールの名称

1990年代、日本ではダッチワイフ製造大手であったオリエント工業がソフトビニール製のダッチワイフ「アリス」シリーズを発売し、大ヒットします。
この頃にオリエント工業は自社のシリーズをダッチワイフではなく「キャンディガール」と呼称していましたが、あまり定着はしませんでした。

しかしその頃から明らかに従来とは異なる進歩を見せていたダッチワイフに別の呼称を求める声はファンの間でも大きくなり、2000年代初頭くらいからラブドールという呼称が自然発生的に生まれ、広く使われていくようになります。
またこの背景には、2010年代に新興であった複数の中国系メーカーが大々的にラブドールと銘打ってネットなどを中心に宣伝を繰り広げた影響も大きかったと言われています。

英語圏では今でも「sex doll」「blowup(空気を入れて膨らませる) doll」という呼称が一般的ですが、日本製品の世界的な評価が高いこともあり、一部では「love doll」という言葉も使われています。

ラブドールの進歩

日本のラブドール大手であり老舗のオリエント工業は1977年から高級ダッチワイフを売りにしており、80年代にはラテックス製、90年代にはソフトビニール製の高級ダッチワイフでヒットを生み出していました。

そして1994年、アメリカで精巧なマネキン製作をしていたマット・マクマレンが、ウェブサイト上でその精巧さを示すために裸も含めて画像公開をしていたところ、それを性的利用としての問い合わせが大量にあり、それをきっかけにマクマレンはアビスクリエーション社を設立し、「リアルドール」のブランドで発売が開始されます。

このリアルドールは高価ながらも大ヒットし、その影響を受けたオリエント工業もシリコン製ダッチワイフの開発に着手し、このヒットが日本のラブドールとして定着していきました。

ラブドールの素材の違い

ラブドールの素材には大きく分けて三種類あり、それぞれに特徴があります。

シリコン製

多くは骨格が内蔵されており、自由にポーズをとらせることができる。
高級ラブドールの主流であり、価格帯は50~60万円台と高め。

強度にはまだ課題があり、例えば膣と肛門の両方を作り、使用し続けるには強度が足りないと言われる。
造形の技術は進んでおり、かなりリアルな顔などを再現できるようになっている。
重量も本物の人体に近い。

エラストマー製

新素材であり、シリコンより安価で柔らかく、実際の肌にも近いが、そのぶん傷がつきやすい。

ソフトビニール製

一般的な小型のソフトビニール人形などに使われるものと同じ素材で、安価で軽量。
ただ等身大になると形状を保つのが難しく、内部に詰め物をすることで形状を保っている。
また見た目をリアルに近づけることが困難で、肌触りも実物には遠く、弾力も少ない。

どっちが気持ちいい?

精巧に出来たラブドール

古い時代のダッチワイフには開いた穴を直接使用するものも多くありましたが、近年では専用のオナホールを着脱できるようになっているものが主流であり、直接的な感度で言えばダッチワイフとラブドールで得られる性器の快感に差はありません。

しかしここまで述べてきたように、ラブドールはダッチワイフの上位に位置する高級品であり、見た目から肌触りまで一線を画すリアルさに近づけているため、そこから得られる視覚的、触覚的興奮度は従来のダッチワイフの比ではないと言えます。

また体型も精密に再現されているため、実際に販売されている通常の服や下着もそのまま装着でき、ポージングも自由にさせられるので、ユーザーの様々な欲求を満たすことができます。

少なくともダッチワイフによって得られるものでラブドールによって得られないものはなく、コスト面などを除いて純粋に趣味度、快楽の点で言えばラブドールが劣るところはありません。
迷わずラブドールに軍配が上がります。

まとめ

以上、ダッチワイフとラブドールの違いについて説明させていただきました。
厳密に言えばラブドールはダッチワイフに含まれる高級品であり、そこに明確な区別はありませんが、近年のラブドールの進歩は目覚ましく、もはや旧来のダッチワイフの文脈では語ることのできないものになってきていることも事実です。

最近では造形や質感の進歩だけでなく、AIを搭載した動くラブドールの開発も進んでおり、より本物の人間に近づいたものが開発されています。
今後どれだけラブドールが進歩し、本物に近づいていくのか、楽しみは尽きませんね。