射精の寸止めや我慢は危険?適切な自慰の仕方や回数・頻度は?
PR更新日: 2024年05月29日 一人エッチ
セックスや自慰に対する正しい知識って実はあまりなかったりしませんか?
だって小・中学校の授業で自慰に関しての詳しい説明があるわけでもないですよね。
女性も、「精子を飲むのが体にいい」と信じている人がいるくらいです。
医学を学ぼうとしたりする機会がない限りは、正しい知識を持って自慰をしているという人やセックスできている人はなかなか少ないのではないでしょうか。
今回はセックスに関してではなく、「男性の自慰・オナニー」に関する情報をお伝えしていきます。
男性の皆さん、あなたの自慰のやり方によっては色々な危険性・リスクがあるということを知っていますか?
ネットの情報や友達から聞いたことがきっかけによる知識、アダルトビデオなんかでつけたその間違った情報を鵜呑みにしたまま、間違った方法でオナニーをし続けてしまうと、色々なリスクをあげてしまっているかもしれませんよ。
今回は「射精を寸止め」する行為の危険性や、適切な自慰の回数や頻度に関してご紹介していきます。
男性の射精寸止めに隠された様々なリスクとは?
男性であれば「寸止めオナニー」はもちろん知っていますよね?
男性は女性と違って何度もイキ続けることはできません。
なのでできればなるべく長く気持ち良さを味わいたいので、すぐにイってしまうのはもったいないと思う男性が多いようです。
それに加え、何度もイキそうになるのを我慢した後イったほうが、1度目でそのままイってしまうよりも何倍も気持ちがいいのです。
その快感を味わいたいあまりに、イクことを目的とせず、毎回寸止めだけで射精を行わない人もいるくらいです。
ではそんな「寸止めオナニー」。つまり射精することを我慢することはどのようなリスクに繋がるんでしょう?
寸止めによって精液が逆流してしまう
「精液が逆流?」と驚きますよね。
男性が射精する際に通る場所とおしっこを出す場所は一緒ですよね?
精子が作られる場所と膀胱は別々ですが、射精しそうになっていたところを無理やり我慢することによって精液が膀胱の方にいってしまうのです。
つまり逆流してしまうのです。
これを「逆行性射精」といいます。
何故それが起きるかというと、射精を外に出すのを我慢してしまう時に本来射精の時には閉じるはずが、尿道口付近にある膀胱の一部である尿道括約筋が開いたままになります。
なのでそのままそこへと逆流してしまうのです。
その際に精液に含まれる精子自体は死滅してしまっています。
その状態で排泄されてしまうので膀胱に入っても問題はありませんが、そもそも膀胱はおしっこを排出する役目であって、何かを受け入れる場所ではないですよね?
なので負担がかかってしまうことは間違いないです。
更にこの「逆流性射精」が不妊の原因にもなってしまうのです。
結婚している男性やこれから子供がほしいと思っている人は本当によく考えて自慰行為を行った方がいいです。
女性側もこの知識は大切になります。
もし相手の男性があまりに長くセックスをし続けるために何度も射精感を我慢しているようであれば、「イって大丈夫だよ」や「我慢するのは良くない」というように言ってあげた方が良さそうです。
膀胱炎・尿道炎になってしまう
男性は女性とは違って尿道が長いため比較的に膀胱炎にはなりにくいと言われています。
ですが、こうして「逆流性射精」が起こり続けることによってなることは全然あります。
実際に「寸止めオナニー」 をしすぎたことにより痛みがあり、排尿時にも違和感を感じ病院に行ったら膀胱炎だったという人がいます。
要するに何度も逆流しているうちに膀胱や尿道に炎症が起こってしまうんです。
先ほども言いましたが、それなりに膀胱にも負担がかかるのです。
そしてこの膀胱炎ですが、一度なると癖になりますので、その後もなり続ける可能性が高いです。
なのでまず1回目にならないことが大事です。
一時的な場合ももちろんありますが、この「逆流性射精」が改善されなければまた起こる可能性は十分あります。
ちなみに私も一度、膀胱炎になってからは今までで3回程病院行ってます。
自慰行為とは関係なくともこれだけ癖になるんです。
精巣炎・前立腺炎になってしまう
先程までは射精を我慢することにより膀胱や尿道に負担がかかることを説明しましたが、負担がかかっているのは膀胱だけではありません。
精子を出す働きをしている精巣(睾丸)はもちろん前立腺にも負担がかかるのです。
「射精の寸止め」をやりすぎて睾丸に痛みを感じたことのある人も多いのではないでしょうか?
これにより精巣炎や前立腺炎になるリスクが挙げられるのです。
リスクの中でもただの炎症だけではなく、ガンになる可能性もあることを知っておく必要があります。
もしガンになってしまった場合は睾丸を切除することもあります。
たしかにオナニーをすることは悪いことではないし、より快感を感じる行為を楽しみたいのはわかりますが、こうしたリスクが生じるのを理解しておく必要があります。
勃起障害が起こってしまう
先程までとは違い行為そのもの自体ができなくなってしまいますので、男性にとっては深刻ですよね。
何度も射精を我慢してしまっていると、勃起障害が起こる可能性があります。
それは、行為をいざしようとした時に勃たないということもそうですが、勃起はしても途中で萎えてしまう中折れしやすいペニスになってしまうことも言えます。
よって先程まで紹介した病気の他に、あなたのペニスの機能を下げてしまうことにもつながってしまうんです。
射精障害が起こってしまう
射精を強制的に止めているので、当然いざ出そうとした時に出なくなってしまうというリスクもあります。
射精障害として挙げられる症状は…
- 射精そのもの自体ができなくなってしまう
- 精子が出なくなってしまう
このどちらともに共通する問題としては、子供が欲しいとなった時には不妊の原因となってしまうことです。
つまり不妊に関するリスクは「逆流性射精」だけではないんです。
更に「寸止めオナニー」にハマっている人の半数以上が中折れだったり、勃起力が低下したことを実感しているという情報もあります。
動脈硬化や脳卒中になりやすくなってしまう
ペニスに血液が流れ込むことによりペニスが固く大きくなります。
これにより勃起できるわけですね。
「血液の流れがペニスに集中している」ということになります。
ですが「寸止めオナニー」ってそもそもすぐにイキたくないから我慢し続けるわけですよね?
ということは射精を我慢している限りずっとペニスは勃起した状態でいるわけです。
これはずっとペニスに血液を送り続けている状態でもあります。
そのため勃起し続けることができているのです。
ですので、一回でおさめるよりも長い時間かかっている分、ずっと血液を送り続けることによって血管にも負担がかかってくるんです。
要するに高血圧になります。
高血圧になることで他の部位に対するリスクが挙げられます。
それは動脈硬化であったり脳梗塞、心臓への負担も挙げられます。
誰もがオーガズムに至るまでに鼓動が早くなり熱くなり息が荒くなるでしょう。
それは脈が速くなるからです。
脈が速くなることによって心臓へ負担がかかります。
何度も寸止めしていれば、その分血管だけではなく筋肉といった部分にも負担をかけているのです。
これらの要因が合わさることにより、心筋梗塞や心臓発作を引き起こす可能性を挙げることができます。
というわけで6つのリスクをあげましたが、これらを防ぎつつ射精までの時間を長くすることは可能なんです。
「寸止めオナニー」とは違った楽しみ方もできます。
リスクなく射精までの時間を伸ばす方法とは?
では先程紹介してきたリスクを防ぎ、更にオナニーをなるべく長く楽しむための方法にはどんなものがあるのかご紹介します。
オナホを使うやり方
なるべく緩めのオナホを使うことにより、ペニスに対する刺激を弱くしてあげることによりイクまでの時間を長くするというやり方です。
手コキの際に力をただ緩めるだけだと少し物足りないですよね。
オナホは中が特殊な構造だったりと感覚の部分でも楽しめますし、ただ手でしごくよりはオナホを使った方がより楽しめるはずです。
ポイントは緩めの物を使うことです。
コンドームを使うやり方
オナホでするのがあまり好みでない人もいますよね。
あえて手でシゴきたいという場合であれば、分厚いコンドームを使いましょう。
分厚めのコンドームを装着し、手で調節するというよりはペニスの感度を下げてしまうというやり方です。
なのでいつも通りの刺激を与えることができます。
この際に極薄すぎるのは、装着感が弱まってしまうため、ペニスの感度を下げるためにも分厚いものを装着しましょう。
適切なオナニーの頻度と回数は?
では、自慰行為をする際に適切な頻度ってあるのでしょうか?
聞いてきた中で毎日する人もいましたが、全然しなくても平気な人もいたり…
そんな中で、「射精」に関して医学的にも適切な頻度で出してあげないと身体に悪影響であるということがわかっています。
こういった自慰行為の頻度や回数に関する調査を行ったところの結果を見ても、「若ければ若いほど回数や頻度は多い」ということが言えます。
年代やその人によっても差がありますよね。
医学的に自慰行為の頻度はどのくらいがベストなの?
結論を言ってしまうと、「3日に1回」が望ましいです。
理由としては、精子が作り出されるサイクルに関わってきます。
精子を貯蔵する際に、約3日で満タンの状態になると言われています。
男性の体内において精子が生存できる期間は3日なんです。
それ以上となると死滅精子が増えていってしまいます。
この古くなった精子は新しい精子に対して悪影響となります。
これにより全体的な精子の質を低下させてしまいます。
なるべく満タンになった3日ごとのサイクルに合わせて自慰行為をし、精巣を空にしてあげて、新しい元気な精子をどんどん送り込んであげる。
これが妊活においても役に立ちます。
オナニーの頻度によって出る影響とは?
オナニーの頻度によっては、遅濡だったりうつ症状を引き起こす要因にもなったりします。
よくオナ禁などと言ってオナニーをあえて我慢している人もいるようですが、適度に自慰行為をすることがやはり望ましいです。
まとめ
といわけで、「寸止めオナニー」が好きだった人には少々痛い話だったかもしれませんね。
これだけリスクがあるということがわかったあとでもやめられないというのであれば、そこは「自己責任」になってしまいます。
もし、オナニーのやり方への改善を考えた方はぜひ、オナホやコンドームを使ったやり方も試してみましょう。
やはり妊活の部分でも大いに関わってくることなので、パートナーがいる方に関してはそこも意識するようにし、オナニーや射精の方法を考えてみてください。