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宝島24は発展(ハッテン)場として利用できる?安全な使い方を紹介

PR更新日: 2024年07月23日

宝島24 店舗看板

ゲイに人気の「発展(ハッテン)場」として宝島24という場所の名前がよく挙げられます。

しかし宝島24はあくまでノンケ男性たちが利用する施設で、発展場として使われることは想定されていません。

そのため宝島24と発展場についての正しい知識を持たないまま行動してしまうと、新たな出会いを得るどころか大きなトラブルを引き起こす結果にもなりかねないでしょう。

この記事では風俗ライター歴15年の筆者が、宝島24を始めとする「個室ビデオ店」の特徴からそこを発展場として利用する意味まで総合的に解説しています。
宝島24と発展場を男性同士の出会いに利用してみたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

恋メモH 恋愛編集部

筆者:恋メモH 恋愛編集部

恋愛カウンセラーや結婚相談所の所長など、各分野のエキスパートたちが、恋愛や出会いに関する疑問や悩みに対して、専門的な知識とアドバイスをお届けします。

最初に知っておきたい「宝島24」と「発展場」の微妙な関係

知っておきたい知識

ネット上にはよく宝島24と発展(ハッテン)場を結びつけた書き込みが見られます。
しかし両者は本来まったく異なるものですので、お互いについての正確な認識を持っていないと大変な失敗をすることにも繋がります。

ここではまず「宝島24」と「発展場」についての基礎的な知識を説明していきましょう。

宝島24は「個室ビデオ店」の一種

宝島24は「個室ビデオ店」と呼ばれる業態のお店です。
個室ビデオ店は男性客専用の施設で、簡単にいうと「AVやエロ本を見放題できるネットカフェ」となっています。
個人のブースは完全防音かつ施錠可能な空間になっているので、通常のネットカフェとは異なり室内で好きなように一人エッチを楽しむことができます。

またネットカフェ同様に安価な宿泊施設として利用することも可能です。
防音と施錠の効果によって泊まり心地はネットカフェよりもカプセルホテルに近い感覚となっており、連泊にも十分耐えられます。
個室ビデオ店が提供する基本的なサービスは以下のようになります。

  • アダルトDVDの貸出
  • アダルトマンガや写真集の貸出
  • アダルトグッズ(オナホなど)の販売
  • 通常映画DVDや雑誌の貸出
  • アダルトチャンネル見放題
  • インターネット使い放題
  • 無料のドリンクバー
  • 軽食の自販機
  • シャワーやランドリーの貸出
  • 各種アメニティグッズ販売

宝島24は個室ビデオのチェーン店としては「金太郎・花太郎」グループと並ぶ知名度を持っており、店舗は全国に存在しています。
特に関東と関西の主要駅周辺には必ずといっていいほど店舗があるので、一人エッチ目的だけでなく時間潰しや軽い宿泊にも最適な場所となっています。

個室ビデオ店が「発展」に使われやすいのは事実

宝島24のような個室ビデオ店はあくまで男性客が一人でアダルトコンテンツを楽しむための施設です。
しかし性欲を解消したい男性たちが集まる特徴から、男性同士が性交渉のパートナーを求める「発展(ハッテン)場」として使われることが多いのも事実です。

日本にハッテン場が生まれた経緯やその歴史には諸説ありますが、男色がより一般的だった江戸時代には「陰間茶屋」と呼ばれるハッテン場の一種がすでに存在していたとされています。
また戦後の高度経済成長によって都市部に見知らぬ人々が大量に集まったことから、不特定多数の男性同士が行きずりの関係を持つ行為が成立しやすくなったという事情もあるようです。

参考

ハフポスト「ゲイにとって“ハッテン場”はどんな意味を持つのか。社会学者、石田仁さんに聞く
Wikipedia「発展場
JAPASM「ハッテン場やクルージングスペースが生まれた理由と利用方法について解説

特に一般施設を使った「流用ハッテン場」に個室ビデオ店は選ばれやすく、ネット上では出会い目的でも利用可能な宝島24の情報が盛んに交換されています。

宝島24は公式にはハッテン行為を禁止している

宝島24の一部店舗がハッテン場として利用されていることは事実ですが、しかし店側がそれを推奨しているわけではありません。
むしろ宝島24側は男性客同士による性行為には厳しく対応しており、もしバレてしまうと出禁や賠償請求といった事態に陥るリスクがあります。

ただし公共の入浴施設やプールとは異なり、個室ビデオ店の密室で行われた性交渉は「公然わいせつ」や「迷惑行為防止条例違反」には当たらない可能性もあります。

参考:ウェルネス法律事務所「銭湯での公然わいせつについて弁護士が解説

宝島24内での性行為が露見した際、訴えられる可能性があるのは「業務妨害」や「器物破損」といった罪状によるものと考えられるでしょう。

あえて宝島24をハッテン場として使うメリットは?

流用ハッテン場としてよく使用される施設には以下のような場所があります。

  • 個室ビデオ店
  • スーパー銭湯
  • 温泉
  • フィットネスジム
  • 公園のトイレや木陰
  • 繁華街や商業ビル内のトイレ

そのうち宝島24のような個室ビデオ店を使う大きなメリットは、防音の密室内で周りを気にせずプレイに没頭できる点になるでしょう。

銭湯やプールなどでは他の客に目撃される可能性が高く、またプレイに適した場所を確保することも難しくなります。

公園や商業施設のトイレは狭いのに加えて、音が筒抜けになることからプレイ内容が大幅に制限されてしまいます。

そうした諸条件を踏まえて考えると出会った直後に防音のプレイ空間に直行することができる個室ビデオ店は、ハッテン場としてはある意味理想的な環境ともいえるでしょう。

宝島24でのハッテン行為が持つリスク

宝島24内でハッテン行為に及んだ場合のリスクは、法的に訴えられる以外にもいくつか存在しています。

もっとも注意しておくべきなのは他の一般客とのトラブルです。

単に性行為を咎められるだけなら店に対する営業妨害や器物損壊だけで済みますが、他の客と揉めると一気に罪状が広がっていってしまいます。
そのためハッテン場として利用されることの多い宝島24であっても、闇雲に声をかけるのは非常に危険といえるでしょう。

また平成初期までの個室ビデオ店は、経営に反社勢力が関与していることが公然の秘密となっていました。
現在は反社勢力が直接的に関与しているケースはほとんどなくなっていますが、今でも治安の悪い繁華街にある個室ビデオ店は強面の店員を雇っていることが珍しくありません。
店内での迷惑行為はその筋のプロである店員に対処されることになるので、バレてしまった場合はかなり怖い思いをすることも覚悟しておく必要があるでしょう。

安全にハッテン場を利用するためのポイント

ポイント

非公式なハッテン場であるからこそ、そこを安全に利用するためにはルールやマナーを守ることが重要になります。
特に宝島24のような商業施設を勝手に借りるなら、安全性については念には念を入れて対処しておくようにしてください。

ここからは具体的に、ハッテン場を安全に利用するためのポイントについて解説していきます。

なるべく有料の「専用ハッテン場」を使う

ハッテン場には公共施設や商業施設を拝借した「流用ハッテン場」だけでなく有料の「専用ハッテン場」もあります。
専用ハッテン場の多くは風俗街の一角に看板を出さずに営業しており、場所を調べる手間と一定の料金が発生する代わりに安全確実な出会いを得ることが可能です。

専用ハッテン場には風俗店テイストのものだけでなく、バータイプなどさまざまな形式の店舗が存在するのも特徴となっています。
その中には「ゲイ専用ネットカフェ」のように宝島24とほとんど同じ設備を持つ店舗まであるので、行為を禁止している場所でコソコソするくらいならこうした有料の専用ハッテン場を積極的に活用していく方がおすすめです。

「流用ハッテン場」で無差別なナンパをしない

専用ハッテン場が近くにない場合や新たな刺激がどうしても欲しくなった際には、流用ハッテン場を使うことになります。
しかしそのときも安易にナンパをしないことは重要なマナーとなります。

そこがハッテン場として利用されていることを知らないノンケに声をかけてしまうと、相手を怯えさせるだけでなくその施設自体に情報が伝わることにもなります。
そうすると今まで秘密裏にハッテン場を守ってきた他の同好の士を裏切る形にもなり、コミュニティでの信頼を失うことにも繋がるでしょう。

声をかける際は必ず、相手側もこの場所の意味について了承していると確信を持ってからにすることが大切です。

SNSや匿名掲示板を通じて事前に下調べをしておく

SNSや匿名掲示板はパートナー探しの貴重な情報源となります。
特に「爆サイ」では相手探しに向いた宝島24の情報が大量に交換されているので、近場の店舗が利用に向いているのかどうかを判断する良い材料となるでしょう。

ただしネット上の情報は常に古くなっている可能性があるので、完全に鵜呑みにしてしまうのも危険です。
そんなときは書き込みを読むだけでなく自分からも積極的に発信をして、現在の利用者からの返信を受け取っておくとリアルタイムでの状況を正しく知ることができるようになります。
気の合いそうな相手ならそのまま出会ったあとの約束まで取りつけておくとスムーズです。

宝島24のような場所ではカメラと店員の監視に要注意

宝島24に限らず商業施設では監視カメラと店員の視線に注意しましょう。
別々のブースを借りている二人が同じブースに入ること自体は、それだけで禁止事項には該当しません。
しかし事後に何か証拠を残してしまうと監視カメラ映像や店員の目撃談を遡って解析され、賠償請求の根拠にされてしまうこともあります。

とはいえ狭い通路でカメラや店員を完全に避けることは難しいので、せめて同時にブースに入ることを避けるといった対策を取っておくようにしましょう。

ちなみに宝島24では途中外出が可能なので、店内では目配せなどでサインを送り外出してから具体的な交渉を進めるといったテクニックを使うこともできます。

施設内を汚してしまったときの対策も忘れずに

宝島24で行為に及んだ場合に一番問題となるのが汚れの処理です。
コンドームを使うことで大半の汚れは抑えることができますが、うっかり設備を汚してしまったときのことも考えて清掃グッズは用意しておくようにしましょう。
ティッシュやトイレットペーパーは店内で調達することもできますが、大量に使うと怪しまれるので注意が必要です。
少なくとも除菌用シート程度は事前に持ち込んでおくことをおすすめします。

クッションやモニターなど設備を破損してしまった場合もそのまま黙って逃げるのではなく、行為のことは上手く隠しながら別の理由を説明して弁償の意思を示すようにしましょう。
宝島24のような大手なら多少の器物破損は正直に申告することでお咎めなしにしてもらえることもあります。
少なくとも出禁は回避できるので、他のハッテン場利用者に悪影響を与えないように慎重に振る舞うようにしてください。

まとめ

宝島24は定番の発展(ハッテン)場ではありますが、その利用方法はあくまでイレギュラーなものとなっています。

店側や他のノンケ客にバレてしまうと自分だけでなくゲイコミュニティ全体に多大な損害を与えることになるので、基本的には宝島24のような流用ハッテン場ではなく専用ハッテン場を使うようにしましょう。

それでも宝島24で相手を探したいなら、周囲に迷惑をかけないようにルールとマナーを徹底して守ることが重要になります。

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