オナニーとは?意味や語源・別称・スラングから正しいやり方まで
PR更新日: 2025年01月26日 一人エッチ

性に関する事柄は秘すべきものとされ、家族や兄弟といった近しい方にこそ相談することができません。
男性だとオナニーの悩みは尽きることないはず、こんなにもやってしまって大丈夫なのか・どういったやり方が正解なのか、そもそもオナニーとはどうやって生まれた言葉なのか。オナニーに関するやあれこれ、見ていくことにしましょう。
オナニーとは
オナニーの語源
オナニーというのはドイツ語です。「旧約聖書」の「創世記」に出てくるオナンという男性の名前が由来だとか、兄が早死にしたことから兄嫁と結婚させられることとなったオナン、彼は逆縁結婚で子をなすことに抵抗して膣外射精を行ったのです。
そこから転じて、生殖が目的ではない行為を「オナニー」と呼ぶようになったそうです。
日本語でのオナニーとは
中世日本では、「せつり」「かはつるみ」など呼ばれていましたが、近世以降は「せんずり」「へんずり」と呼ばれるようになりました。
今でも通じるせんずりという言葉、江戸時代にはあったのです。その他にも、スラングで「シコる」や「抜く」「マスをかく」などオナニーを表す言葉は多数あるのです。
オナニーってやってもいいのか
生殖を目的としない行為であるオナニー、西洋では道徳的に許されるのかどうか古代から議論されてきました。「旧約聖書」のオナンも神により命を絶たれているのです。ただ科学的には、オナニーをすることでさまざまなよい効果があることが証明されています。
幸福ホルモンとも呼ばれるドーパミンをはじめ、気分を高めてくれるさまざまなホルモンが放出されます。そのため、ストレス発散にもなり免疫機能を改善してくれるはずです。
オキシトシン・セロトニン・ノルエピネフリンといったホルモンが分泌されるので、終わった後はスムーズに眠りにつきやすくなるのです。
痛みを和らげる効果もあるとか、片頭痛や群発頭痛に苦しんでいた患者さんの実に3分の1がセックスをすることで慢性的痛みを緩和されたとか、オナニーもまた相手がいないだけでやっていることは一緒ですから、十分に期待できそうです。
どうやらエンドルフィンが天然の鎮痛剤となって痛みを麻痺させてくれているようなのです。
オナニーを禁止していたらモテる、そんな噂も広まっているもののまったくのデマです。
物理的にも心理的にもメリットは多数、そのことは科学的に証明されているのです。
論文の数々を見ればお分かり頂けるはずです。オナニーをすればうつ病になりやすいといった俗説もあるものの、むしろ気分を改善してくれるホルモンが分泌されるのでうつ病を和らげる効果があるのです。
オナニーの正しいやり方
オナニー時の姿勢とは
ベッドでおこなう方も多いですが、正しいのは座った状態です。横になっていると遅漏・膣内射精障害といったトラブルが起こりやすいのです。
あぐらをかいてスタンバイオッケー、ちょっと苦しい体勢ではあるものの中腰でまるでスクワットをやっている途中といった状態もおすすめです。
オナニーをするにはオカズも必要、ここで本やスマホを選択するとそのままベッドでごろりとなりやすい、パソコンはいかがでしょう。すでに寝転がっての姿勢が定まってしまっている方もパソコンを見ながらはむずかしいはずです。
手の使い方
はじめからオカズを見ながらペニスをいじっているという方、NGです。まずは目からの刺激だけで勃起させましょう。初めから強すぎる刺激は、長期戦には向かずセックスの時に射精までたどり着かなくなる可能性があります。
妄想のみを武器に勃起できるよう訓練すること、大きくそそり立って更なる刺激がほしいと渇望して初めて触覚の出番です。はじめはうまくいかないかもしれませんが、練習を繰り返せば徐々に慣れていきます。
グッズもうまく活用すべし
自身の手だけでなく道具も使って自身の性器を刺激、それで快感を得るのがオナニーです。より気持ちの良い状態を得るためにも、さまざまな道具を使ってみることをおすすめします。ドーパミンなどさまざまなホルモンの分泌量が増えて、もっとメリットが多くなります。
大人のおもちゃのお店を訪問するのは、学生さんなど若い方やすでに結婚してという方だとむずかしいかもしれません。ですが、ストッキングにタイツ・ローションや綿棒など身近なもので活用できるものも多数あるのです。
正しい姿勢と勃起までは視覚だけに頼るというルールさえ守っていれば、どんな道具を使おうとも問題はありません。むしろオナニーライフが充実するのは良い事です。
オナニーの回数とは
インターネットにて調査したところ、20代から60代の男性の3割を超える方が週に2回から3回はオナニーをおこなっているようです。
この数は平均、もっと多くやってる方もいることでしょう。
特に回数の制限はないものの、さすがに毎日朝から晩までやっていると日常生活にも支障をきたします。それに性欲をコントロールできなくなってしまう可能性も。平均程度にとどめて置けば問題なさそうです。
もしもすでに相手がいて、彼女との子供を望んでいるのであれば週に1度はオナニーなりパートナーとの行為をおこなっていた方がいいです。それ以下だと性機能が低下してしまいます。
誤ったオナニーとは
オナニーをすることに罪悪感を覚える必要はありません。ただ、正しいやり方を続けていないとEDになってしまったり、膣内射精障害などの症状のリスクが高まってしまうのです。
特に危険なのがこれらの方法です。とにかく強い刺激をと思いっきりペニスを握ってしまう、それがグリップオナニーです。
膣の締め付ける力はそこまで強くはありません。強い刺激でしかダメになってしまったとしたら、パートナーとのセックスでイクことができないのです。
あぐらとかスクワット、足は曲げた状態が正解です。ピーンと真っすぐ伸ばしたピンオナニーは、たしかに筋肉が収縮して刺激が強く伝わってきます。
ただ実際にパートナーとおこなう際に足をピーンと伸ばしたままやることってあまりないはずです。実際のセックスを妨げるような行為はNGなのです。
女性に比べると力強い男性の手でも限りはあります。そこで壁とか硬いものにこすりつけてやる壁オナニー・床オナニーを実践している方もいるでしょう。
自身の体重も加わる分、刺激が強くクセになりやすいです。これらの方法だと勃起していなくとも射精できるといった利点もあります。
ただし、女性の膣内で硬い場所があるわけでもなくこれも実際のセックスとは違います。オナニーはあくまで練習、本番はパートナーとセックスして自身の遺伝子を残すこと、そう考えてどれだけ刺激的で気持ちよくともやってよいこと・悪いことを見極めるようにしましょう。
まとめ
オナニーのやり方についてまで、学校の性教育でこまかく教えられることはありません。特に思春期ごろはオナニー全盛期で、週に2回とか3回以上やってしまっている方も多いはずです。
そしてより強い刺激を得ようとあれこれ試しているのもこの時だったりします。
オナニーをおこなうこと自体は決して悪いことではありません。将来、結婚してパートナーとの関係を築くための大切な練習期間です。
ただその時に頑張ったことがむしろアダとなってセックスに満足できなくなったり、不妊につながることもあるので、気を付けましょう。
正しい情報・そうではないものとインターネットを見ても溢れていますが、その中から良いものを学び取って自分なりに正しいやり方を見つけ出すことです。
今まで誤ったやり方をしていた方も、訓練を続ければ正しいオナニーへと軌道修正することは可能です。