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風俗で働く理由は?地味な女が、知らない男に身を預けるまで

投稿日: 2021年10月19日

風俗で働く理由を打ち明ける女性

こんにちはー!あっ、○○さん!久しぶりですねー!
最近はお仕事忙しかったんですか?会えなくて寂しかったよ~。

この文章、多い日で1日に10回くらい口にしている気がします。
この記事を読んでいるそこのあなたも、聞き覚えがあるのではないでしょうか。

そんな会話から始まる、女性がお金をもらって知らない男性に身を預けるお仕事…俗にいう性風俗店で、法律ギリギリの年齢(18歳)から働いている、ひなたと申します。

女性の3人に2人は、風俗店で働いた経験があるなんていう統計も出ているほどの現代ですが、まだまだ偏見があるお仕事です。

本来そういった行為は愛する相手としかしないものであり、お金を介してするのは非道徳的だというような認識がメジャーな世の中なので、本当に愛する相手としか行為をせず、そういった業界に一切触れずに生涯を終える人が大半でしょう。特に女性は。

男性ならおそらく1度は利用したことがあるはずですが、女性に関しては、存在は認知しているものの、普通に生きていればそういった行為を仕事にしようと思う機会が無いはずです。

現に、「なんでこのお仕事をしているの?」は、私がお客さまからよく聞かれる質問のトップ3には間違いなく入っています。

お客さまに聞かれても毎回はぐらかしてしまいますが、せっかくなので今日はお話させてください。

風俗嬢になる前のお話

どんな子供だったか

風俗嬢のバッググラウンドと聞くと、家庭環境が複雑だったり、親も同業だったり、元からいわゆるヤリマンだったり…といった事情を想像するかもしれませんが、私の場合全くそんなことはありませんでした。

両親は健在ですし、普通の会社員と専業主婦です。むしろ普通以上かもしれませんね。
家族や友達と色々なところへ遊びに出かけたりもたくさんさせてくれました。

ただ、全てが続きませんでした。何が好きだったかも覚えていません。

小、中学校時代

小学校、中学校で、友達を作ることや勉強、運動、そして根本的にいうと集団行動に苦手意識を覚え始めた頃だと思います。

勉強も運動もできない、これといって好きなこともないとなると、当然のごとく交友関係も広がらないし、毎日がつまらなくなります。学校に行かない日もありました。

また子供ながらに、自分以外にも自己を持った人間が大量にいて共存していることや、自分が死んだ後も世界は何事もなかったように続いていることについて恐怖を覚え、眠れない夜があったりと、要するに変わった子でした。

高校時代

みんなみたいにうまくなじめない、元気に何かを楽しめない、ぐらいの漠然としたコンプレックスは持っていましたが、強烈に何かに対してコンプレックスがあったわけではなかった私ですが、高校生の時に強烈にコンプレックスを抱く経験をします。

中学生の時は高校生と付き合うとかっこいい、大学生は社会人にあこがれる、のと同じように、当時高校生だったときは大学生や社会人に興味津々でした。

私には乃○坂46にいてもおかしくないとってもかわいい友達がいて、一緒に遊んでいるときに、かっこいい社会人数人にナンパをされました。

私はその場を頑張って盛り上げたつもりだったのですが、もちろん男性陣が選ぶのはおとなしいかわいい子です。

一緒にいると楽しいしもちろんその子のことは好きなのですが、男性が絡んだ瞬間、その子の存在が私を苦しめることを実感してしまいます。容姿のレベルが違うから。

「世の中って結局顔なんだ。」
「顔以外でも何か得意なことがあればいいけど、私にはそれすらない。」
「何をしてもかわいい子には勝てない、もう死ぬしかないのかな」

完全に考えすぎなのですが、そんなことばかり考える日々でした。

そんな時にぼーっと見ていたテレビで、どこかの美容整形外科のCMでこんな言葉を耳にします。

「私の目が、あともう少しだけ高かったら。私の鼻が、あともう少しだけ高かったら。この世界は少しだけ、変わるかもしれない。」

もう15年ぐらい前ですが、未だにどんな映像だったか、どんな顔の女性が出演していたかなど鮮明に覚えています。

その言葉が忘れられず両親に相談もしますが、愛されていたので、もちろん反対されます。
そのせいで何度も喧嘩になりました。

自由になった大学生時代

何もなかった私ですが、環境に流されて大学へ進学はします。

大学生は時間もあり、高校生よりは大人なため、選択肢が増えます。
ある日駅前で、時給1800円のガールズバーの広告の入ったポケットティッシュを貰いました。

完全に胡散臭いのですが、整形のためお金が欲しかった私は、ひとまず話を聞きに行くことに。

駅前で店長と名乗る男性と待ち合わせし、近くのカフェで仕事内容を説明されるのですが…その男性は何かを言いづらそうに、歯切れの悪い言葉でこんなことを言っていました。

「ガールズバーは、応募が殺到して募集を終了してしまった。」
「系列店で、もっと上のサービスをするお店がある。そっちの方が稼げるし、お客さんに営業しなくていいし、店員が見張っているから安全。」

結論から言うとガールズバーではなく、風俗店の求人でした。

正直、やっぱりそうか…という感想でした。
これから何のお店に行くのかも分からないまま、結局体験入店だけしてみることに。

思いドアを開けると漫画喫茶みたいな暗い部屋にミラーボールが回っていて、爆音のBGMと何を言っているか聞き取れない店内放送…女性もののいい香水のようなにおいがしたのを覚えています。

奥の事務所みたいな場所へ通され、「ここはピンクサロンという種類のお店で、お客さまに手と口でサービスをするお店です。風俗店の中では1番軽い。」というような説明を受けて、面接シートに名前や住所など個人情報を書き、接客するホールの1番奥の狭いスペースに通されました。

さっきまで説明をしてくれていた店長が待っていて、まずは今大学生なの?彼氏はいるの?など他愛もない会話をした後、店長がおもむろに下を脱ぎ、

「口でしたことある?俺がイクまでしてみて。」

頭も撫でてくれましたし、終始和ませてくれたし、優しい男性でした。
これが私の人生で初めてのフェラチオ、初めて私にお金での価値がついた行為です。

体験入店のお給料は5000円でした。
1人を抜いて5000円…いまだにこれが高いのか安いのかはわかりません。

風俗嬢になってから

派手な格好をした風俗嬢

ピンサロ時代

大学に通いながら、アルバイト感覚で結局そのお店で働くことに。

男性経験もなく、ずっと生きている意味も分からず生きてきた私が、本名ではないかわいい源氏名を使って、お金を払ってまで私に会いに来る男性がいる日々が不思議でしたが、正直楽しかったです。

大学の帰りに出勤したりしていたので、忙しく充実感もあり、はじめて何者かになれたような気がしました。

私と同じような手口で入店する子が多かったので、同年代の大学生の女の子もたくさんいました。
焼肉屋でバイトしているような同級生よりお金もあって、「お金がないから」という理由で何かを断ることもなく、好きなものを食べて好きなものを買えました。順調に整形費用も貯まります。

人に見られる仕事なので、髪型や化粧や体系にも気を遣うようになり、周りからもかわいくなったねとよく言われるようになり、出勤すればボーイやお客さまにチヤホヤしてもらえるので、良いことしかない!と思っていました。

もちろん嫌なこともありました。
自分よりかわいい子が人気で稼いでいるのを目の当たりにしたりして、整形意欲はどんどん高まっていきます。

ヘルス時代

今度はティッシュの広告ではなく、もっと稼ぎたい!と、自分の意思で路上スカウトを使って、店舗型ヘルスやデリバリーヘルスで働くようになります。

ヘルスはピンサロと違って時給制ではないので、勤務時間を増やして、お相手するお客様の数を増やした方が稼げるため、本格的に出勤するようになります。

こうなると大学の友達とはどんどん疎遠になり、授業やサークルにも行かなくなりました。
今も遊ぶような友達に、大学時代に知り合った友達はほぼいません。

その他の風俗も一通り経験

ピンサロ、ヘルス以外にも、オナクラ、おっパブ、ソープなども経験してきました。
やったことがないのはAV出演と、SM系、メンズエステぐらいだと思います。

こういったお仕事は、さっきも述べたとおり、特技が何もない私にとっては働きやすく、楽しめることがほとんどです。
普段交友関係が広くないぶん、色々なお客さまから色々な話も聞けるのも楽しいです。

しかし一方で、もちろん将来への不安や、嫌なお客さまのお相手をしたときや、お仕事のせいで体調を崩すこともあるので、良いことばかりではありません。

風俗嬢がよく聞かれること

「ご両親は知ってるの?」

もちろん知りません。
でも、実は両親に申し訳ないと思ったことはあまりないんです。

病弱だったり、婦人系の病気があると出来ないお仕事だと思うので、健康な体に産んでくれてありがとう!と日々感謝しています。

「エッチが好きでこのお仕事しているの?」

これは風俗嬢なら誰もが毎日聞かれている質問だと思います。

正直なところ、毎日そういったことに携わっている私ですが、自分がエッチなことが好きなのかどうかはわかっていません。
行為中は満たされた気持ちにはなりますが…。

誰しもが好きなお仕事にありつけているわけではないし、好きなお仕事をするということはそのぶん責任も大きいし、うんざりしてしまうことも多いと思います。

私はこのお仕事を嫌いになりたくないので、ほどよい気持ちでお相手をするようにしています。

まとめ

長くなってしまいましたが、ざっくりまとめると私が風俗で働く理由は、「輝ける場所が欲しかった」「お金(整形費用)が欲しかった」「承認欲求を満たしてほしかった」

こんなところです!
私にコンプレックスさえなければ、こんなに執着しなければ、このお仕事はしていなかったかもしれませんね。

その後晴れて整形はしたのですが、世界が変わったかといわれると…。
私の問題は容姿ではなく、もっと他のところにあるような気がしています。

もちろん全員の風俗嬢に共通しているのは「お金」です。

お金の話は、みなさんもっとシビアだと思うので、あまり気軽に聞かない方が吉です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

気を付けて帰ってくださいね。また遊びに来てねー!
(1日に10回は言う文章の帰りバージョンです)