我慢汁とは?正式名称・成分・臭い・役割・放出のタイミング・増減の方法・妊娠確率まとめ
PR更新日: 2025年01月26日 SEX

性的興奮を覚えた男性が出すのは精子だけではありません。女性が濡れるように男性だって濡れるのです。それが我慢汁、精子と同じものだと思っていませんか?
我慢汁の正体は何なのか、どういった役割があるのかなど詳しく解説します。
女性としては、我慢汁で妊娠するかどうかが特に知りたい内容ではないでしょうか。
我慢汁とは
我慢汁の成分は?
我慢汁=精液と思ってる方も多いはず、我慢汁は、弱アルカリ性でできており、どちらかというと尿に近い成分です。
精液の中にはもちろん精子、そして精しょうと呼ばれる液体成分が含まれています。
我慢汁の見た目や匂い
精液が乳白色なのに対して我慢汁は無色透明で見た目も違います。
甘味や苦み・塩味に、人によっては漂白剤みたいな臭いがするとも称される精液ですが、我慢汁はかすかに塩味は感じるものの基本的に無臭です。
我慢汁って何のためにあるの?
精子を卵子へと送り届けるのが精液の役割、目的の場所に到達したらそこに出来るだけ長く留まることができるようにと粘り気があるのも特徴です。
10分から20分後もそのままそこにいる必要はなし、次第に粘度は失われていきます。
性交渉をした後に膣から水のようなものが出てきた経験はありませんか?
それこそ精液のなれの果てです。
一方、我慢汁は精液の先発隊といった存在です。その後放出された精液がスムーズに膣内を進んでいけるようにと、潤滑油としての役割を持っているのです。
酸性に弱い精子、残念ながら尿が影響して尿道周辺は酸性状態が通常です。これだと目的地に到達する前に大ダメージを受けてしまうことに。
我慢汁がアルカリ性成分でできているのはそのため。まず酸性度を下げて精子が進みやすい状況を作り出してくれます。我慢汁は重要な役割を果たす大切なものなのです。
我慢汁の正式名称は?
「我慢汁」以外に「先走り汁」と呼ばれることもありますが、これらはただの通り名。正式名称は「カウパー腺液」や「尿道球腺液」と言います。
カウパーとは何か?
外科医であり解剖学者であるイギリス人のウィリアム・カウパー氏が発見したことが、名前の由来となっています。
我慢の出るタイミング
お仕事では上司からあれこれ言われ、家に帰っても妻から虐げられてと、世の中の男性たちは日々、我慢・忍耐の生活をされているはずです。
そんな中で我慢汁が出ているかというとそんなことはありません。
実は、我慢汁という名前ながら、男性自身は特に我慢しているわけでもなく、無意識に放出されているのです。
我慢汁が放出されるタイミングは、性的興奮をして勃起し射精する前です。
人それぞれに多少の違いはあるものも、大体勃起後3分から10分程度で我慢汁は出てくると言われています。
3分というと、まだパートナーとの濃厚なキスの真っ最中なんて方も。思った以上に早くから出されているわけです。
勃起したペニスと我慢汁、相手が性的に興奮してることが女性の側にも良く分かる便利アイテムとなってくれそうです。
我慢汁を大量に出す方法
性的興奮度を上げる
我慢してるかどうかはともかく、性的に興奮することで分泌される我慢汁。女性側としては増やしたくはないですか?
ぜひもっと積極的に動いてみてください。恥じらいながらもあれこれ尽くそうとしてくれる姿にきっと男性も興奮するはずです。
でも何度も同じことを繰り返しているとマンネリ化して我慢汁の量も減ってくることも。場所とか体位とかどんどん変えて、ワンパターン化を避けるようにしましょう。
大人のおもちゃを購入するもよし、コスプレするも良し。我慢汁の量が少ない、すなわち興奮しないような相手とのセックスは次第に気持ちも冷めてきてしまいます。
我慢汁の量を基準に、女性だっていつまでもマグロ状態では無く、あれこれ頑張ってみる必要はあります。
下半身の血流改善
血液が一気に陰茎に流れ込む、それが勃起のメカニズムです。
我慢汁の量が少なく勃起力もいまいちという方、血流の流れが悪くなっているのかもしれません。
これだと酸性のままだし、精子の量も少ないので、妊娠させる力も弱まります。男としての自信喪失となり、日常生活にも悪影響を及ぼすこととなるでしょう。
ぜひ下半身を鍛えること、スクワットを始めてください。亜鉛系のサプリメントを取り入れるのもおすすめです。
液体を出すには液体を摂取すること
尿を出したいなら飲み物をたっぷり飲むはず。我慢汁も尿道を通って出てくる液体。同じようにしっかり水分を摂取することです。
セックスの途中にトイレに行きたくなったら興覚めだからと過度に我慢してると、出るものも出てきません。
我慢汁が多すぎ!減らす方法は?
事前に出しておくこと
我慢汁の量が多すぎて困ってるというのであれば、事前にオナニーしておくと良いでしょう。
性的興奮で分泌される我慢汁、興奮度を下げてやるのです。
経験値を増やそう
若い男性こそ我慢汁の分泌量は多くなりがちです。思春期頃から性に目覚め、とにかくそのことばかり考えている時期だからしょうがありません。
性的経験値が少ないからこそ、余計にあれこれ考えてしまうのです。
年齢を重ねていく中でちょっとずつ落ち着いていくもの。相手が必要となるのでセックス経験を増やすのは難しいでしょうが、オナニーをして事前練習するとともに、アソコを鍛えて、ちょっとの刺激ですぐに我慢汁がといった状況を少しずつ改善していくことです。
病院で診てもらう
無臭とはいえちょっとの刺激ですぐに液体が出てきてるようでは、日常生活に支障をきたします。
もしかしたらカウパー腺とかホルモンに異常が起こっていることも。
特に興奮するようなことをしたり考えたりもしていないのに分泌されるというのであれば、泌尿器科で診てもらった方が良いでしょう。
我慢汁の妊娠確率は?
酸性度を下げて精子の通り道を作ってくれて、妊娠を望むカップルにとってはありがたい限りの我慢汁ですが、人間にとってのセックスは単なる生殖行為ではなくパートナーとの触れ合いが目的だったりもします。
そのたびに妊娠となると大変。我慢汁によって妊娠する危険性はあるのかどうか、それこそが女性にとっての懸念事項なのではないでしょうか?
我慢汁の成分はカウパー腺液とアルカリ性、精子は本来であれば含まれていません。でも我慢汁の分泌量を減らそうと事前にオナニーしていたとしたら、そうでなくとも射精する前にすでに精子が尿道に排出されていて…といったケースは結構あります。
ほんのわずかでも、精子が卵子までたどり着いたら妊娠する可能性があります。
精子の濃度が濃い方だと大量の精子が我慢汁内に混じっていることも。ディープキスしている段階で我慢汁は出ているということは精子もそこにある可能性があります。
コンドーム着用のタイミング、くれぐれも気を付けてください!
挿入していないから大丈夫と思っていても、我慢汁が膣内へと流れていってといったケースもあります。
今は妊娠したくないというなら、ピルなども使って徹底した避妊を心掛けましょう。
終わりに
我慢汁の量、女性はそれほど気にしてません
我慢汁の量は人それぞれ、無色透明なこともありどれくらい出ているのか実際に触れたりしない限りは分かりません。
女性の側としてもあまり気にしてはいないのです。
多すぎるとしても、自分に興奮してくれているのですから、女性としては嬉しい限りで、男性もあまり気に掛けなくともよいでしょう。