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ヌーディストビーチとは?どんな場所?本当に全裸になっていいの?

投稿日: 2019年10月07日

執筆者: 後藤

ヌーディストビーチ」 この言葉を聞いたことがあっても、実際にはどんなところなのか? 何のためにあるところなのか? 誰でも行くことができるのか? はたまた、本当にみんな裸なの?など、様々な疑問があると思います。

人によっては、宗教的なイメージや、少しエロティックな印象を持つ人がいるかもしれません。実際のヌーディストビーチとは一体どんなところなのか、詳しく掘り下げていきたいと思います。

そもそも、ヌーディストビーチって何?

ヌーディストビーチの入口

「ヌーディストビーチ」と聞いて、そこがどんなところなのか、何のためにあるのか、どのような人たちが集まるのか。
いまいち、よくわからない人がほとんどだと思います。

ヌーディストビーチとは、ヌーディストが集まる場所です。
ヌーディストとは、ヌーディズムを実践する人たちのことです。

ヌーディズムとヌーディストとは?

ヌーディズムとは、全裸でありながら、服を着た状態と全く同じように過ごすことです。
簡単に言うと、普通の人が服を着てするようなことを全裸でやるわけです。
全裸で人と話しをしたり、料理をしたり、食事をしたり、車を運転したりするのです。

ヌーディストとは全く縁のない人間からしたら、裸で日常生活を送るなんてことは、何よりも落ち着かないし、色々と余計な心配をしてしまいます。

ちなみに、アマゾンの奥地など、いわゆる秘境の地と言われるところに住む部族の人たちにも、服を着る習慣のない人たちもいますが、この人たちをヌーディストとは呼びません。
あくまで、衣服を着て生活することが規範となっている社会で活動する人たちのことを、ヌーディストといいます。

ヌーディストビーチの歴史

19世紀末、ヨーロッパにおいて、加速度的な近代化に反発する形で、自然回帰の動きが高まり、野外活動の推奨などが声高に叫ばれ始めた頃に、こうした運動がドイツで始まりました。

続いて他のヨーロッパ諸国に始まり、さらにアメリカ大陸やオーストラリアなどにも広まりました。

1920年には、フランス最初のナチュリズム施設「スパルタクラブ」が、1950年には、フランスナチュリズム連盟が設立されました。

東欧諸国やソビエト連邦の欧州側では、夏場にこうした文化がしっかりと存在していました。
やはり、ヨーロッパを中心に広がったものだったようですね。

日本での歴史

刑法上の理由で、日本国内には自治体公認のヌーディストビーチは存在しません。
ですが、1970年初めに、和歌山県の白浜海岸で、ヌーディストビーチを作ろうとしたことがありました。
そんな話が出たくらいですから、ヌーディストビーチを作ることでの観光地としての集客や、海外ヌーディストの外貨獲得などの、地元経済のプラスを狙ったのでしょう。

しかし、日本にヌーディストビーチを作るなんて、土台無理な話だったのでしょうか。
残念ながら、地元のPTAや婦人会などの大反対に遭い、中止になってしまいました。

もしも、この時、ヌーディストビーチが作られていたらどうなっていたのでしょうね。
ひょっとすると、日本にも、ヌーディズム文化が広がっていたかもしれません。

現在のヌーディストビーチ

2002年のフランスナチュリズム連盟「FNN」のヌーディストキャンプは、約170か所あります。
その中には、数十人を収容できるだけの簡単なキャンプ場から、大西洋岸のEURONATのような数千人を収容できる大きな規模のヌーディストキャンプまで、様々です。

また、自治体によって認可されているヌーディズム用の海岸および川、湖は2000年時点で約70か所となっています。

ちなみに、2004年から2005年にかけて、中国や韓国でヌーディストビーチを作ろうとする動きがありましたが、実現していません。
しかし、韓国では、北東部の江原道というとことに、韓国初のヌーディストビーチを2017年までに作ることが検討されていましたが、結局、その後完成したという情報はありません。
おそらく、かつての日本と同じように、地元住人の反対に遭い計画は断念したものと思われます。

ヌーディストビーチは本当に裸になっていいの?

裸になっていいのです。
しかし、普通のビーチにもルールがあるように、ヌーディストビーチにもいくつかのルールがあることを皆さんご存知でしょうか。

現在、ヌーディストビーチのほとんどは、着衣NGとなっています。
もし、反対に普通のビーチに全裸の人が現れたらと考えれば分かると思います。
その反対に、ヌーディストビーチに着衣の人が現れたら、着衣でいることでの違和感と不信感を持たれてしまうと思います。

ヌーディストビーチによっては、服を着ても着なくてもOK、または、トップレスのみOKとしているところもありますので、もし行ってみようと思われるのなら、近隣のホテルで確かめるか、ビーチの入り口の看板などを確認してみると良いでしょう。

ヌーディストの楽園、キャンプ・ダグド

ヌーディストの楽園

フランス南部の地中海沿いのリゾート地、キャンプ・ダグドは、世界的に有名なヌーディストキャンプです。

なぜそんなに有名なのかというと、キャンプ場やビーチのみならず、ホテル、レストラン、スーパーマーケット、それに銀行などの様々な施設が全裸で日常を過ごしたい人々、つまりヌーディストのために開放されているからなのです。

もちろん、ここで過ごすヌーディスト達を撮影することは、固く禁じられています。

裸をじろじろ見てはいけない

本来、ヌーディストでない人間が、興味本位でヌーディストビーチへ行ってみたときに、どうしてもじろじろとみてしまう場合がありますね。

前にも書きましたが、ヌーディストとは、裸で日常生活を送る人たちのことです。
ヌーディストビーチにお邪魔したら、郷に入っては郷に従えという精神で、自然に振舞いましょう。
あまりじろじろ見ていたら、ビーチから追い出される可能性もありますのでご注意ください。

性的な行為は一発退場

ヌーディストビーチには、ビーチの入り口にある看板などに、性的な行為禁止と書かれているところがあります。

性的な行為とは何を指すのか。
セックス、ペッティング、ディープキスだけではありません。
例えば、もし、金髪美女のヌーディストを見て興奮して勃起してしまったら、それも一発退場です。

ヌーディストビーチには、もちろん子どももいますし、彼らは日常生活を普通に送っているだけなのですから、勃起させてしまうこと自体が、ヌーディストビーチに来る資格なし!と判断されてしまうのです。

ヌーディストビーチでの迷惑行為

近年、ヌーディストビーチでは、興味本位で訪れた観光客によると思われる迷惑行為が問題になっています。

そのひとつが、盗撮行為です。

茂みの中からこっそりと撮影する人間もいれば、遠く離れたところから一眼レフを構えて撮影する人もあり、浜辺を歩きながら堂々と接写する人間もいるようです。

目的としては、持ち帰って現像、編集して一人で楽しむ人もあれば、愛好家同士で(どんな愛好家だ?) 楽しむ人もあり、もっと悪質なのは、ネットで映像を公開したり、売ったりして金銭を稼ごうとする人間がいます。
信じられないですね。

当然ですが、他人の裸を盗撮する行為は犯罪です。
2013年には、フランスのヌーディストビーチで妻子持ちのイギリス人男性が、少女たちの裸を隠し撮りして逮捕されていますし、2018年には、有名なベルギー人指揮者がスパイグラスを用いた盗撮で逮捕されています。
スパイグラスとは、サングラスの淵に超小型のカメラが取り付けられたもので、誰でも簡単に手に入れられる代物です。
そのスパイグラスによって、人目を惹くことなく、ヌーディストの女性を盗撮できていたものと考えられますが、何度もビーチを往復して歩き回る様子を見ていたライフガードが、不審に思って持ち物を調べて発覚、逮捕となっています。

どんなに、見つからないように用意周到に準備をしても、見つかって逮捕されて、世界に恥をさらしてしまうのですから、盗撮は絶対にやめましょう。

ヌーディストビーチには、独自のルールや、人として当たり前のルールなど、様々なルールがあります。
もし、観光として行く場合にも、それらを守って楽しんでいただきたいものです。