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ホテヘルで病気をもらわない方法。風俗嬢が性病の実情と対策を教えます

PR更新日: 2024年05月02日

風俗で病気をもらってしまった男

風俗で遊ぶ時に、「病気をもらわないか心配…」と不安を覚えたことはありますか?
逆に、「ヘルスならSEXはしないし、病気をもらう機会はない!絶対に大丈夫!」と思っていませんか?

ファッションヘルスをはじめとした、ホテヘルやイメクラ、デリヘル等のヘルスでも性病という病気をもらうことは、残念ながら大ありです。

本番行為が無くとも、性病という残念なオミヤゲを貰ってしまうケースは大いにあります。

では、一体どんな事に気をつければ病気をもらわないのでしょうか?
正しい知識と予防こそが最大の防御です。

今回はホテヘルをはじめとした、ヘルスで病気をもらわない方法と知識を解説いたします。案内人は風俗嬢歴8年で、ホテヘルを筆頭に様々な風俗を渡り歩いた筆者です。

恋メモH 風俗編集部

筆者:恋メモH 風俗編集部

風俗行脚を続けて20年以上の風俗王(自称)をはじめ、現役の風俗嬢、ホスト、キャバクラ店長、メンエスオーナーたちが業界の裏情報まで包み隠さず明かします。

ヘルスでも病気をもらう事例は後をたたない

風俗と性病に関する真実

ホテヘルなどの性風俗店に勤務するキャストが、1日に何名のお客様のお相手をするかご存知でしょうか?
少なければ0人、多い場合10人と幅がありますが、間を取って5人としましょう。

1日で5人の接客をする場合、1月15日出勤すると75人のお相手をしています。20日出勤なら100人です。

75人から100人ものお相手をしていれば、性病にかかっている確率は、パートナーが1人の人間の75から100倍です。そんなキャストと生でプレイをすれば、性病に感染するリスクはとても大きいと考えて良いでしょう。

また、国立感染症研究所は感染症情報センターHPを通して、性風俗産業従事者の咽頭(のど)の性病保有率に関して記述をしています。
要約すると、子宮頸がクラミジア感染している性風俗産業従事者は一般女性に比べて約3倍。咽頭(のど)が感染しているのは約9倍。

この数字を見ると、風俗店に勤務している女性の感染が多いことがよくわかります。また、咽頭(のど)の感染がとても多いのもわかります。

本番が無くても病気をもらってしまう

注意喚起する女性

「ホテヘルやイメクラなんかのヘルスは、SEXはしないから病気をもらうなんてありえない!」なーんてお考えでしたら、その知識は大間違いです。本番が無くても病気をもらってしまいます。

性病は、粘膜同士をこすり合わせたり、粘膜を触れ合わせたり、我慢汁や唾液などの体液を媒介して感染します。
つまり、ヘルスのサービスでも感染してしまうのです。

フェラで喉から陰茎への感染、素股で性器から性器への感染が起こり得るのです。

病気にはDキスで感染してしまうケースも

のどが性病に感染している相手と、濃厚なDキスをして病気をもらってしまうケースもあります。本番やオーラルセックスに比べれば、軽めの接触になるDキスでも100%安心、大丈夫とは言えません。

感染する確率はごく僅かですが、キスでも感染するとなると恐ろしいですね。

AFも要注意

ホテヘルなどのヘルスで、擬似性交として行われているプレイの中にAFというの一種のプレイがあります。AFとはアナルファックのことで、肛門性交の事です。

AFはホテヘル等のヘルスでも可能な擬似性交で、AFの専門店ができるほど人気のプレイです。AVでAFが行われていたり、本番が禁止のヘルスで挿入感を味わえるのが人気を呼んでいます。

AFでは粘膜である直腸を使うので、雑菌の問題があります。また、本来挿入する造りではないので、挿入によって出血しやすいです。血液がつけば、HIV・エイズの感染も懸念されます。

たった一回で感染することも

たった一度の素股

たった一回のプレイでも病気をもらってしまうリスクはあります。

病気に感染するかどうかは、その時の体調や個人の免疫力など様々な要素が関わってきます。回数だけの問題ではありません。

中でも感染しやすい、感染力が強い性病というのもあります。それは、クラミジアと淋菌です。淋菌は抗生剤に耐性を持つ場合もあります。

病気をもらわない方法

医師に股間の違和感を相談

「ホテヘルなどの風俗で遊びたい!でも病気をもらいたくない!」と思うのは当然です。では、どの様に自衛をするか見ていきましょう。

コンドームを使おう

病気をもらわないように自衛するには、コンドーム(スキン)を使用するのが一番です。病気をもらう感染経路は、粘膜同士をこすり合わせたり、粘膜を触れ合わせたり、我慢汁や唾液などの体液を媒介する、などです。コンドーム(スキン)を使用すれば、直接粘膜が接触することが防げます。

忘れてはならないのが、フェラの時もコンドーム(スキン)を使用することです。素股の時は使っても、フェラの時は忘れがちなので注意しましょう。

ただし、コンドーム(スキン)を使用しても100%病気をもらわない訳ではありません。コンドームを使用しても、数%は病気をもらってしまう場合があります。

性病検査を受けよう

風俗ユーザーの皆さんは、定期的に性病検査を受けましょう。月に一回以上風俗に行く方は、月に一度の検査を習慣にしましょう。

検査は単一項目の検査ではなく、セット検査、つまり様々な性病を検査できるものをオーダーしましょう。そして、咽頭(のど)の検査を忘れずに受けましょう。

HPVワクチンを接種しよう

HPVワクチンと聞くと、若い女性が子宮頸がんの防止のために接種するワクチンを思い浮かべます。その知識は間違ってはいませんが、子宮頸がん以外のがんを予防することができます。

HPVはヒトパピローマウイルスのことです。HPVの一種に感染すると、性器にイボ状の病変が起こります(尖形コンジローマ)。そして、女性は子宮頸がんのリスクが跳ね上がってしまいます。

HPVは女性だけがかかる病気ではありません。先述の尖圭コンジローマはもちろん、陰茎がんを引き起こす因子になります。陰茎がんを予防するためにも、男性もHPVワクチンを積極的に接種しましょう。

コンドームを使うのを忘れた時は

コンドームを使わず後悔する

病気をもらわないために、コンドーム(スキン)を使うのが大切だとはわかっていても、性的快感を優先して使わなかった時でも、次に取る行動で病気への対処は可能です。コンドーム(スキン)が破損した場合にも備えて、他の対処方法もご紹介します。

必ず性病検査を受ける

ゴム無しで風俗で遊んだ後は、必ず性病検査を受けに行きましょう。喉と陰部の多項目検査(色々な性病をカバーした検査)を受けましょう。

最近では梅毒がとても流行しています。梅毒は自覚症状が出るのが遅く、検査で早期発見して治療することが大切です。

コンドーム(スキン)無しで1回遊んだら、性病検査に行く事はとても大切です。早期発見で重篤化する前に治療を開始できますし、病気を他の人にうつさないようにすることができます。

検査結果が出るまでは性行為は我慢

用心のために、検査結果でクリーンとわからないうちは、感染している場合に備えて、他の人とSEXやオーラルセックスをしないように気をつけましょう。

検査結果が出るまでは、標準的なクリニックの場合は約1週間です。もっと早く(3日程度)で結果が出るクリニックもあります。1週間の我慢なら、思ったよりあっという間です。

抗HIV薬を服薬する

コンドーム(スキン)無しでのAFや、サービス中に性器や粘膜が血液に触れるようなプレイをした場合など、HIVの感染が心配な場合は、速やかに専門医の診察している病院に行きましょう。

72時間以内に抗HIV薬を接種することで、HIVの感染を防ぐ効果があります。専門医の診察を受けて、相談の上、指示に従ってください。

実際風俗嬢ってどれくらい性病にかかってるの?

咽頭(のど)に違和感を感じる風俗嬢

私はホテヘルなどのヘルス時代にも、ソープ時代にも病気をもらったことがあります。罹患していたのは両方とも咽頭(のど)でした。

ヘルスは、性病の陰性証明の提出が義務化されていない店舗が多いです。性病検査を全くしていない女の子もザラにいます。また、検査をしていても性器の検査だけで、喉は検査していない場合も多いです。

そんな環境なので、女の子がお客様に感染させ、回り回って他の女の子が感染している感じでした。毎月何かしら検査で引っかかってる時期もありました。多かったのは、クラミジアと淋菌です。

S着のソープ時代が一番性病と縁遠かったです。S着が徹底していた上に、検査結果の提出は義務だったので、性病にかかったまま働いていて、菌を撒いてしまうようなケースがまず無かったからだと思います。一度も感染はありませんでした。

とはいえ、いくら検査を頻回にしていても、それは検体を採取した日に陰性だっただけであって、翌日以降は一日に7人ほどのお客様をお相手しているので、新たに感染している場合も大いにありえると言えます。

もし働いている目線で、病気をもらわないように風俗で遊ぶなら、キスはしません。そして生フェラもさせません。ホテヘルなどの風俗嬢の喉には、ほぼ何かしらの病気が潜んでると思っていたほうが身のためです。

まとめ

ホテヘルなどの風俗で遊ぶ際に、病気をもらわない方法をお伝えしました。

風俗遊びは病気をもらう確率が高く、感染経路が本番だけではありません。オーラルセックスやAFも要注意です。

フェラチオの際もコンドームを使い、お店で遊ぶ前後に性病検査を受けましょう。頻繁に遊ぶ方は、HPVワクチンの接種もお忘れなく!

自衛と検査が病気をもらわない最大の防御になるでしょう。