別れたのになぜ?元カノに謝る心理と対処法
PR更新日: 2025年01月25日 女の悩み

別れたのに元カノに謝る男性の心理って一体なんなのか。もう縁が切れてしまっているし、今はお互い別の道を歩んでいるのに今更どういうつもりなのか。
昔の恋人に謝りたいと思っている男性は案外いるものです。それぞれ謝りたいと思う男性によってその真意に違いはあると思いますが、実は私も過去に同じように、元カレと別れてしばらくしてから電話で謝られたことがあります。
私は一度離れた相手と復縁はおろか、友達になることも出来ないタイプなので、そんな彼の行動の意図が理解出来ず、どういうつもりなのか問いただしたことがあります。
今回はそんな私の実体験と、元恋人に謝りたいと思う人に多い心理についてご紹介していきます。
私の元カレが謝ってきた時の話
私の実体験からお話します。
私はその彼とは円満には別れていませんでした。
お互い別々の幸せを願ってるだとか、別れた後も友達でいようとかは無く、私が彼の人間性について疑問を抱くような事が積み重なり、これ以上一緒にいることが出来なくなってお別れをしました。
謝罪で彼が本心を言っていたのかは定かではありませんが、私が問いただした時に彼が言っていたのは「ただあの頃自分がしてきたことが申し訳なくて謝罪をしたかった」のだそうです。
その頃はお互いに別の恋人もいましたし、謝罪の連絡以降は連絡を取り合うこともなく、復縁の話もありませんでした。
このことから考えられるのは「過去に自分がしたことを悔やんでいてその気持ちから解放されたかった為」です。
罪悪感から解放されたかった
ここで「罪悪感」という言葉について考えてみます。
「自分が悪いことをした」という感情が芽生えた時に、その罪を償うべきだと考えることが罪悪感というものです。
罪悪感があると、人は幸せになる自分を許すことが出来ません。「自分は幸せになってはいけないんだ」と考えるようになり、楽しくない人生を送ることで罪を償おうとする補償行為や自己攻撃に走るようになります。
しかし、この行動自体は自分がやりたくてやっていることではないので次第に苦痛に感じてしまい、罪悪感のループから逃れたいと思い始めます。
この罪悪感のループから抜け出すためには「相手が自分を許す」ことと、「自分が自分を許す」ことが必要になります。
なので、元恋人に何か酷いことをしてしまったと思っている人は謝ることをします。
復縁したいと思っている
別れた後もあなたの事が忘れられずにいて、復縁したいと思っているパターンです。
一度離れて冷却期間を設けた後にまた熱が再燃した場合、ヨリを戻すためのきっかけとして前回の謝罪をします。
男性はプライドが高い生き物のため、自ら「ヨリを戻したい」となかなか言い出せないもの。まずは謝罪をして相手の出方を見ます。
相手が拒絶をしなかった場合はまた自分に振り向いてもらおうと積極的にアピールをしたり、気を持たせようと接触を試みる行動に出ます。
しかし、ここで女性を悩ませるのが、男性側から「やり直したい」と言うことがあまりないということ。
彼側からすると、その後接点が増えていくということはお互い嫌いあっているわけではなくてなんとなく前の関係に戻れたらいいなと思っているのですが、女性側からするとどういうつもりなのかスタートをはっきりさせたいという気持ちが強いです。
友達に戻りたいと思っている
復縁とまではいかなくても、かつての恋人と友達として関係を続けたいという思考は実は女性よりも男性に多くみられます。
男性は恋愛を「名前を付けて保存」するのに対して、女性の恋愛は「上書き保存」と言われるように、男性は過去の恋愛を思い出として残す傾向があります。
あなたとの過去に楽しかった出来事や共通の趣味などがあると、尚更その傾向が強く出ます。
互いの良い部分や悪い部分を知っているからこそ、良き理解者にになりたい、もしくはなって欲しいということを望みます。
セフレにしたい
互いの体の相性が良かったり、キープしておきたいと思って連絡をしてくる男性もいます。
何故なら元カノは一度体の関係を持っているので、セックスに対するハードルが下がっているからです。
1人になって人恋しくなったり、なんとなく元カノとのセックスが忘れられないなど、きっかけは人それぞれ。
自分のダメなところを知っている上で再度受け入れられた時は、都合の良い相手に出来るからです。
またあなたと関係を持ちたいと思っているからこそ、まずは別れに対して謝罪をするべきだということでの「謝罪」です。
あなたの警戒心を解いてから関係を修復するような素振りを見せますが、この手の男性の最終目標はヨリを戻すことではなく、あくまでセックスなので恋人に戻るつもりはないというスタンスです。
彼の理想は「セックスもする友達」になることなのです。
自分を擁護するため
周りから自分が責められないようにするために、「自分はやるべきことはやった」いう既成事実を作るために謝ろうとする人もいます。
一度は愛した人からパフォーマンスで謝罪をされているとは思いたくありませんが、もしあなたの周りで根も歯もないウワサが立っていたら疑っても良いかもしれません。
寧ろ相手から完全に敵認識をされているので、情も捨てられる良い機会です。
両者が悪かった場合、わざわざ外堀を固めて自分を擁護する必要はありませんよね。自らに非があると感じているからこそ、相手を攻撃しようとするものです。
嘘をついているといつかボロが出るものなので、そのような謝罪は受け入れる必要はありません。
信頼のおける人にだけ本当の事を話して後は極力その彼には触れないようにしましょう。
この手のタイプは、やり返されると「倍返しだ!」と言わんばかりに意地になるので長期戦になります。″触らぬ神に祟りなし″というスタンスで放っておきましょう。
自分からフったアピールのため
ちょっと意味が分からないかもしれませんが、世の中には「自分がフラれることはプライドが許さない」という人間がいます。
もし喧嘩別れだったり有耶無耶で別れた場合、どちらがフったのかをハッキリさせておくためにも、先に謝ってしまえば周囲から聞かれた時に自分から別れを切り出したということに出来るからです。
この手のタイプは自分の思うような結果にするためには手段を選ばない人もいます。
実際別れて関係が切れたことなのですから、どちらからフッたなんて関係ないことです。
あなた自身も変なプライドを翳さずに「分かりました」という対応で流しましょう。
謝ってきたらどうしたらいい?
あなたが彼の謝罪を受け入れられないのであれば無理に許す必要はありません。
謝られたら必ずしも許さなければいけないというルールはありません。
あなたに許すつもりがないのならノーリアクションでいいでしょう。
ただ、元カレの性格上火に油を注がないようにするのであれば、全面拒否の姿勢を取るよりも了承したということは伝えましょう。
1番良くないのは相手のペースに流されてしまうことです。
あなたにそんなつもりがないのに元カレがセフレになりたいと思っていた場合、相手の思うツボになりかねません。
まずは、あなた自身が元カレとどうなりたいのかよく考えてみて下さい。
その時、あなた自身相手に謝りたいと思っていたり、申し訳なく感じることがあるならばお互いに謝罪をする良いきっかけになるでしょう。
彼の目的が何なのか見極めるには?
元恋人に謝る男性の心理は様々です。
あなたの元カレが何故謝ってきたのか、その目的は一体なんなのかを見極めるためには、「相手の出方をしばらく見る」のが正解です。
ただ謝りたかっただけならそこで終わるはずですし、もし今後の関係を築きたいのであればその後も立て続けに連絡が来るはずです。
ここであなた発信で何かしらアクションを起こしてしまうと、どんな目的であれ相手は「受け入れてもらえた」と思ってしまいます。
あなたの気持ちと彼の気持ちが同じ方向に向いているのであれば良い結果になりそうですが、もしあなたにそんなつもりがないのであれば要らぬ誤解を生んでしまいます。
また、あなたがどんな形であれ、元カレと今後関係を持つことを望まないのなら、気になってモヤモヤしてしまうよりはいっその事どんなつもりなのか聞いてみた方が自分の中に変なシコリが残りません。
とにかく大切なのは自分の気持ち
謝られると相手に情が湧くこともあります。
また、再度コンタクトを取ってきたことによって当時の嫌な気持ちがフラッシュバックすることもあるでしょう。
元サヤに戻る気持ちが無いのであればとにかく彼のことを忘れることが最優先。謝罪をしてくるということはどんな理由であれ、相手はいつまでも別れたところから踏み出せていないということ。もし、あなたがそんな気持ちでいたならあなたから謝罪なり、コンタクトを取っているはずです。
そうしなかったということはあなたは前を向いて歩いているのです。
謝罪のきっかけで彼と関係を持つということになったとしても、それは昔の関係に戻るのではなく、新たに関係を築いていくことになります。
とにかくあなたの気持ちを今一度確認してしてみて返答をしてみましょう。
まとめ
元カノに謝る男性の心理についてご紹介しました。
謝るという行為は自己満足だと言われればそうかもしれませんが、どんな目的があるかによって受け入れ方は変わります。
どんなつもりなのかは結局のところ彼にしか分かりません。
なので自分の気持ちを再確認する良い機会なんだと捉えてみて下さい。