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自分のことを名前で呼ぶ女性の世間のイメージは?恋愛対象としてNG?

PR投稿日: 2022年11月06日

世の中には自分のことを名前で呼ぶ女性が意外なほど多く存在しています。
男性から見た場合、自分を下の名前で呼ぶ女性に対しては「可愛い」「あざとい」「幼い」といった印象が強く働きます。
しかしそうした男性側のイメージと自分のことを名前で呼ぶ女性達の実像が必ずしも一致しているとは限りません。

本記事ではそうした自分のことを名前で呼ぶ女性について多角的に検証しながら、男性にとって一人称が名前の女性は恋愛対象として適切なのかに関して深く考察していきます。
一人称が名前呼びの女性と付き合っても大丈夫なのか、そもそもどうして名前呼びを続ける女性がいるのかといった点に疑問を持っている人達の参考となれば幸いです。

恋メモH 恋愛編集部

筆者:恋メモH 恋愛編集部

恋愛カウンセラーや結婚相談所の所長など、各分野のエキスパートたちが、恋愛や出会いに関する疑問や悩みに対して、専門的な知識とアドバイスをお届けします。

自分のことを名前で呼ぶ女性に対する世間のイメージは?

結論から言って、自分のことを名前で呼ぶ女性に対して世間はかなり冷たいと見ていいでしょう。
自分をどう呼ぶかは本人の自由であり他人がとやかく口を出すべき事柄ではないといった良識的意見がある一方で、現代の社会常識に照らし合わせた際に名前呼びが「不適切」と判定されてしまう場面は間違いなく多いのが実情です。

つまり自分のことを名前で呼ぶ女性は、世間一般的には「少し浮世離れした子」と認識されることになります。

問題はその浮世離れした様子に好感を持つ人もいれば、嫌悪感を持つ人もいることです。

まずは男女別に、自分を下の名前で呼ぶ女性に対するステレオタイプな意見を確認しておきましょう。

女性の大半は「名前呼び女性」に否定的

上記の「Yahoo!知恵袋」のように忌憚のない意見が飛び交う場所では、自分を下の名前で呼ぶ女性に対して辛辣な言葉が書かれることも珍しくありません。
同性の目から見ると自分のことを名前で呼ぶ女性は、「ぶりっ子」「未熟」「空気が読めない」と言ったネガティブな印象が非常に強くなるようです。

ただしよく読むとこうした意見には相手に対する嫉妬や憧れのようなものも混じっており、女性同士の人間関係における名前呼び女子の特殊な立ち位置が垣間見えるとも言えます。
実際、学生時代スクールカースト上位のグループにお姫様のように自分を名前で呼ぶ女子が君臨していたことを思い出せる人も多いはずです。
大半の女性陣から名前呼び女性が忌避されるのは、決して本人の問題だけではないという点は留意しておく必要があるでしょう。

男性ウケもそこまで良いわけではない

女性ウケが良いとは言えない名前呼び女性ですが、実は男性ウケもそこまで良いわけではありません。
たとえばアンケート結果(男子に聞いた!自分のことを下の名前で呼ぶ女子はアリ?ナシ?)では、67%もの男性が自分のことを名前で呼ぶ女性を「ナシ」と回答しています。

その理由としても、「バカっぽい」「イタい」「いい年なのに気持ち悪い」といった女性陣に勝るとも劣らない辛辣な意見が並びます。
しかしその一方で「付き合っている相手が言うなら可愛い」という正直な意見もあるところが、男性の本音を匂わせているとも言えます。

自分のことを名前で呼ぶ女性を男性が毛嫌いする理由を少し深掘りしてみると、恐らくは「得体が知れない感じがして近寄りにくい」という心理が働いているものと推察できます。
世間の常識が通用しない何をしてくるかわからない女性はコントロールが難しいため、多くの男性は恋愛対象から除外せざるを得ないというのが実態と見ていいでしょう。

名前呼びは女性の年齢や所属によって印象が大きく変わる

男女共に目立つのは「若い頃なら名前呼びは気にしない」との意見です。
幼稚園や小学校低学年の頃なら一人称が自分の名前なのはむしろ普通で、中学生くらいまではそうした幼いイメージは女の子の魅力を強化する側面もあります。
それが高校生以上になると同性から嫌われ出し、社会に出ると一般常識のなさとして認識されていくというのが名前呼びイメージが辿る大まかな変遷です。

ただし社会に出たあとも名前呼びをポジティブに評価される環境に居れば、そのままの一人称が定着していても何ら不思議ではないことになります。
たとえば実家や家族経営のお店で働いていたり、早いうちに結婚していたりすると特に一人称を矯正する必要はなくなるでしょう。

つまり自分を下の名前で呼ぶ行為は、それが許される恵まれた環境にあることを図らずも言いふらす行為ともなっているわけです。

それが純粋な当人に対する評価とは異なる様々なバイアスを名前呼び女性にかけてしまっている面は否定できません。

そもそも何で一部の女性は自分のことを名前で呼ぶのか?

自分のことを名前で呼ぶあざとい女性

一部の女性達は、そもそもどうして自分のことを名前で呼び続けるのでしょうか。
その理由を知ることは相手の性格パターンや背景を知ることにも繋がります。

一人称から相手の持つ属性を事前にある程度見極めておくと、様々な心構えをした上で交際を開始することできるようになるでしょう。

家庭内での習慣が抜けていない

一番多い名前呼びの理由は「家庭での教育や習慣の結果」というものです。
そちらの方が可愛いからといった理由で、親が名前呼びを敢えて躾けているケースは少数ですが存在します。
また姉妹や双子のいる環境で育つと個性をアピールするために自分の名前呼びが定着することはよくあります。

大抵は家庭から離れると矯正されていきますが、その機会がないと自分のことを名前で呼ぶ習慣が一生抜けないことも珍しくはないでしょう。

キャラ付けのためにわざとやっている

一般的に自分のことを名前で呼ぶ女性が「あざとい」「ぶりっ子」と認識されるのは、このパターンが想定されているためです。
周囲の気を引くためや他人とは違う自分を演出するために、自覚的に下の名前を一人称にする女性は確かにいます。

アイドルや配信者など自分を演出することが仕事に直結している女性ほど積極的に名前呼びのキャラ付けを行いますし、あるいは大学のサークルや職場内での立場を得たいといった理由でも名前呼びは利用されてしまうことがあります。

他の一人称がしっくりきていない

性自認の問題などから自分の一人称を工夫せざるを得ない人達の存在も忘れてはいけないでしょう。
女性の一人称としてよく使われる「私・あたし・ウチ」などを使いたくない、とはいえ男性の「俺・僕」などを使うのは目立ち過ぎて憚られるといった場合に、自分の下の名前を一人称にすることは一種の折衷案として有効です。

自分のことを名前で呼ぶ女性はよく幼さや天然さを指摘されますが、その裏にシリアスな理由が隠されている可能性についても考慮しておいた方がいいでしょう。

いつもはTPOに合わせて使い分けている

普段は家族や仲の良い友達の前でだけ一人称を名前呼びにしている女性が、ついうっかり他の場所でも自分を名前で呼んでしまったというケースも見受けられます。
それまでTPOをわきまえて喋っていた女性が、雑談が盛り上がったタイミングなどに、ふと自分を名前で呼んでしまうのを聞くと、多くの男性はそのギャップに大きな魅力を感じてしまいます。

それゆえに「自分を誘惑するために演技でやっているのではないか」と疑いの目を向けてしまうこともありますが、大抵は本当にただのミスで深読みしても無駄になることが大半です。
安易にこちらに気を許している脈ありサインなどと早合点しないようにしましょう。

自分のことを名前で呼ぶ女性は恋愛対象として狙い目?

一人称が名前のキャラ付け女子

ここからは男性が実際に自分のことを名前で呼ぶ女性を恋愛対象にすることのメリットについて考察していきます。

これまでの調査のように一人称を名前呼びにしている女性は、同姓のコミュニティから浮いているケースも目立つため、ここで挙げるメリットやポイントを踏まえて上手く口説くことができれば、交際が順調に進む確率も高くなるでしょう。

自分を名前で呼ぶ女性には家庭的で穏やかなお嬢様が多い

自分を名前で呼ぶことを許されて育った女性は、家庭環境に恵まれ天真爛漫な性格である可能性がかなり高くなります。
こうした女性は自己肯定感の高さから周囲にも優しく穏やかに接することが多く、たとえ周囲に名前呼びをバカにされていたとしても気にせず微笑んでいるような聖母タイプも決して少なくありません。
男性視点で見ると、こうしたタイプの名前呼び女性は、恋愛対象としても結婚候補としても圧倒的に優れていると言えるでしょう。

また、このことから名前呼びの一人称はいわゆる実家の太いお嬢様を見抜くヒントとしても使えることになります。
演技ではない天然の名前呼び女性は、食事の作法や立ち振る舞いなどに育ちの良さが見え隠れする場合があります。
本物のお嬢様と出会いたい人は、目立ちやすい名前呼びだけに惑わされずに、そういったより本質的な部分を見極めていくようにしましょう。

キャラ付け女子と付き合うなら覚悟が必要

一方で天然ではなくキャラ付けで自覚的に名前を一人称にしている女性は、安易に恋愛対象とするには向いていないと言えるでしょう。
こうしたタイプの女性は計算高いだけでなく、本音を交際男性にもなるべく見せないように行動します。
付き合いが深くなっても一向に本当の顔を見せてくれないこともあるので、もし本気で付き合うなら深みに嵌っていく覚悟が要求されるでしょう。

また彼氏持ちになっても関係なく他の異性へのアピールを続ける危険が高いのも、このタイプの厄介な点となります。
常に浮気を警戒し続けることになるため、相当に根気強い男性でないと耐えられないかも知れません。

キャラ付けで自分を名前で呼ぶタイプの女性と付き合うなら、軽い遊びに抑えるか、いっそのこと男性側もキャラを演じてお互いに騙し騙される恋愛ゲームを楽しむくらいの感覚になるのがおすすめです。
そうしたスリリングな関係性が続いていけば、意外と向こうから本当の顔を見せてくれることもあるでしょう。

一人称を無理に変えさせるのはNG

自分のことを名前で呼ぶ女性と交際する場合、一人称を変えさせるべきかどうかは悩みどころとなります。
しかし一人称は当人の極めて本質的な部分に関わることですから、安易にそこに踏み込んでいくのはやめておいた方がいいでしょう。

一人称が下の名前の女性と付き合うのであれば、最低限その一人称に魅力を感じて肯定的に褒めてあげられるかどうかをまず考えてみることが肝心です。

また仕方のない理由によって名前を一人称としているタイプの女性に対しては、恋愛対象として接する以前に、良き相談相手や友人として振る舞うことを優先することが大切です。
良好な人間関係を維持してさえいれば、いずれ何かのきっかけでその関係が進展することもあり得ます。

まとめ

自分のことを名前で呼ぶ女性は、あまり世間的には好まれていませんが、その一人称が他にはない個性的な魅力に繋がることも確かです。
恋愛対象としてそうした女性を見る時は、まず偏見を捨てて、その人自身をしっかり受け止めるように意識することが重要となります。

この記事で挙げた様々なパターンもまた固定観念を押し付けるものではなく、あくまで定型を知った上でそこにはない魅力や個性を測るためのものと考えてみてください。