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生挿入セックスを経験した女が語る!女性側の心理と注意点

PR投稿日: 2023年06月25日

生挿入セックス 繋がる男女

セックスが好きな人なら、男女問わず憧れる生挿入。
コンドームという壁を取り払ってお互いの感触を感じられるので、挿入時の密着感も抜群です。

男性にとっては気持ち良さも段違いで、生挿入を体験したらコンドームなんて二度と使いたくないと思うでしょう。

でも、生挿入セックスには人生を変えてしまうほどの大きなリスクがつきものです。
特に女性側は、身体面でも精神面でも大きなダメージを負う可能性があります。

今回は生挿入セックスを何度も体験した私が、そのリスクや女性の心理などをお伝えします。

恋メモH 性活編集部

筆者:恋メモH 性活編集部

人間の三大欲求の一つ「性欲」を満たす方法を追求するエロティシズム愛好家たちが、知識と洞察を共有し、より充実感のある性生活を築くお手伝いをします。

生挿入のメリットとリスク

メリットとリスクを比較

男女で差がある生挿入のメリット

リスクがあるということは一度置いておいて、生挿入セックスのメリットを考えてみましょう。
男性側には、いくつかのメリットがあります。

まず、コンドームを用意しなくてもいいこと。コンドームを装着する手間もかからないので、プレイを中断することもありません。
コンドームを買わなくても良くなるので、出費も抑えられます。

そして、なんと言っても気持ち良いこと。生挿入セックスのメリットはこれだけと言ってもいいほど、最高で最大の魅力でしょう。

では、私が考える女性側のメリットはというと。
男性の体温が感じられ、密着感が得られるということくらいでしょうか。
温もりから得られる一体感は、精神的な安らぎを与えてくれます。

生挿入セックスが女性にもたらすメリットは、男性と比べると少ないですね。

人生を狂わせる生挿入セックスのリスク

生挿入セックスには、二人の人生を大きく狂わせてしまうほどのリスクがあります。
たった一度きり、一瞬だったとしても、です。
そのリスクは大きく分けて次のふたつ。

  1. 妊娠の可能性
  2. 性病にかかる可能性

結婚していて計画的、もしくはいつ子供を授かっても良いような場合を除いて、妊娠は人生を大きく変えてしまう出来事ではないでしょうか。
結婚する気はなかったのにする事になるかもしれないし、結婚しなかったとしても養育費を払う事になるかもしれません。
たとえ中絶をしたとしても、女性が受ける身体的、精神的ダメージは絶大です。

そしてもうひとつが、性病にかかってしまうリスク。
医療機関で処置を受ければ回復するものもあれば、HIVのように完治が難しい病気にかかってしまう可能性も。

生挿入セックスは、確かに魅力的です。
ですが一瞬の快楽と引き換えに、背負うリスクはあまりにも大きすぎます。

男女で異なる生挿入したい人の心理

心理 脳

男性の心理

生挿入したい男性側の心理は、「気持ち良いから」の一点ではないでしょうか。
相手と結婚したくて「既成事実を作ってしまおう」ということもあるかもしれませんが、男性側の心理としては稀ですよね。

男性は本能的に、生挿入で中出しをしたいという欲求があるのかもしれません。
ですがその欲求に、コンドームという理性を被せているわけです。

「まさか妊娠しないだろう」と思っている人も多いと聞きます。
「生挿入したとしても、中出ししなければ大丈夫」なんて思っている人も少なくないはず。
実際私も、何度「外で出すから」なんて言葉を聞いたことでしょう。
でもそれは、大きな間違いです。
たとえ外出ししたとしても、我慢汁で妊娠する可能性だってあるんです。

生挿入を提案してくる男性の多くは、リスクをきちんと理解していない可能性もありますね。

女性の心理

生挿入したい女性の心理は、男性の心理とまた違ったものです。
女性の場合、「既成事実を作ってしまおう」と考える人は男性より多いかもしれません。

そうでない場合の女性の心理は、いくつか考えられます。
まずひとつは、「気持ち良いから」。
でもこの気持ち良さは、男性の言う「気持ち良い」とは少し異なります。
身体的な気持ち良さというよりも、温もりや密着感などから得られる安心感、いわば精神的な気持ち良さです。

そしてふたつめは、ずばり、「相手に気持ち良くなって欲しいから」。
私が生挿入セックスをした時の心理は、このひとつしかありません。
相手を大事に思うからこそ、もっと快楽を与えてあげたいと思うのです。
自分がそうだったからという訳ではありませんが、この心理の女性は多いのではないでしょうか。

「自分が気持ち良いから」と「相手を気持ち良くしたいから」。
男性と女性の心理を比べると、まるで正反対だと言えますね。

私が生挿入セックスのためにしたこと

性病検査を受ける

妊娠や性病のリスクがある生挿入セックスは、決しておすすめできるものではありません。ですが先ほど書いたように、私は相手の男性をもっと気持ち良くさせてあげたかったのです。
もちろん私だって、リスクがあることはきちんと理解していました。
では、どうしていたのか?

私が生挿入セックスをするためにしていたことは、いくつかあります。
また、生挿入セックスに失敗してしまった時の処置方法や、活用できたであろう避妊方法もあります。
これからそのことについて書いていきますが、決して生挿入セックスをおすすめするものではないのでご注意ください!

性病検査があってこそ

いくら妊娠のリスクを下げたとしても、生挿入セックスでは性病を感染させられるリスクを下げることはできません。
では、私はどうしていたのかというと。

私が生挿入セックスをした人は、今までの人生でふたりだけです。
そしてどちらも職業上、定期的な薬物検査や性病検査を受けていました。

だからと言って100%安全なわけではありませんが、毎回陰性という結果だったのでリスクは少ないと判断しました。
もちろん、相手が他の女性とセックスをしていないという信頼があってのことです。

基礎体温を習慣化

私はなるべく体に負担をかけたくなかったので、ピルなどの薬は服用していませんでした。
身体に負担をかけずにできることはないか?
そこで思いついたのが、基礎体温を付けることです。

基礎体温を付けると、生理が始まる日や排卵日がわかります。
妊娠しやすい時期、しにくい時期を知ることができるというわけです。

ですが実際には、絶対に安全な日などありません。
基礎体温はあくまで目安。
生挿入セックスをする日は妊娠しにくい時期を選び、その上さらに他の避妊方法を使っていました。

気持ち良さ倍増?殺精子剤

まだ私が生挿入セックスを考えてもいない時、ドラッグストアで殺精子剤というものを見つけました。
今では製造されていませんが、ネオサンプーンループ錠というもので、20錠入りで600円くらいだったと思います。
若い私には手の出しやすいリーズナブルな価格だったのが、私に使ってみようという気を起こさせました。

笛ラムネのような錠剤を膣の奥にすると、発泡しながら溶けて効果を発揮するというもの。この殺精子剤を使った時のセックスは、いつもと全く違う感覚でした。
膣の奥で錠剤が溶けてくると、中がものすごく熱く感じるんです。
私が熱いと感じるくらいなのだから、生で挿入した相手も当然、熱く感じますよね。
生挿入な上に熱いなんて、ものすごく気持ち良かったのではないかと思っています。

もちろん、殺精子剤を使ったからと言っても、中出しはさせていませんよ。

セックスの後でできる避妊法

セックスの途中でコンドームが破けてしまったこと、ありませんか?
これって男性は途中から気づいているのかいないのか、いつもより気持ちいいと思わなかったのかが疑問です。
私も、今までに何回か経験しました。
きっとコンドームの装着方法が悪かったり、サイズが合わなかったりが原因なのでしょう。

破けたことに気づくのは、すべてが終わった後。
ペニスを膣から取り出したらコンドームを被っていなかった、みたいな感じです。
そうなると、もうその瞬間から気が気ではありません。
殺精子剤を使ったわけではないのに、中出ししてしまったわけですから。

こういった崖っぷちの状況の時、私はアフターピルを飲みました。
生挿入セックスをして外出しが間に合わなかった時にも、念には念を入れて取っていた処置方法です。
「失敗した!」と思った次の日には飲むようにしていました。

ですがこのアフターピル、種類にもよりますが72時間の間に2錠飲むだけで避妊できてしまうような薬です。
身体に負担が無いわけありませんよね。
なるべくなら飲みたくないので、この方法はどうしようもなくなった時しか使いませんでした。

効果の高い避妊方法 ピル

私は、なるべく身体に負担のないようにセックスを楽しみたいと思っていました。
なのでピルを飲むという避妊方法は知ってはいても、若かりし頃、私の選択肢にはありません。
私がピルを飲み始めたのは、婦人科系の手術後の処置としてお医者さまから提案されたからです。

ピルには生理の周期を安定させたり、生理痛を改善したりする効果が期待できます。
また、高い避妊効果があることでも知られています。
それでも100%ではないので、「生挿入セックスで中出しをしても大丈夫」というわけではないですけどね。

このピルですが、飲み始めた頃の体調の悪さが半端ありません。
私の場合は食欲がなくなり、常に眠く、一日中ものすごい倦怠感がありました。
妊娠初期のような体調なのでしょうか、とにかくだるいんです。
慣れてくるとそれほど感じなくなりましたが、それでも飲まない時と比べると、多少の体調の変化はありました。

私はこの方法を生挿入セックスのために使ったわけではありません。
生挿入セックスをしたいがために具合の悪くなるピルを飲み続けるなんて、考えただけでもツラすぎます。

生挿入セックスよりもおすすめしたいこと

昇天する女性

私が生挿入セックスをする時は、100%私から提案していました。
もしも男性側からしたいと言われたら、その場で服を着て立ち去るかもしれません。
生挿入のために殺精子剤やピルを提案されたとしても、お別れ一択だと思います。
生挿入セックスの提案には、妊娠や性病のリスクに加えて破局のリスクもあるということですね。

ですが中には男女両者ともにセックスが大好きで、お互い信頼と合意の上で避妊法を選び、生挿入を楽しむカップルもいるようです。
だとしても、生挿入セックスは一般的にはおすすめできることではありません。

どうしてもというのなら、男性側ができる避妊方法を検討してみては?
パイプカットをしてしまえば、妊娠のリスクをぐんと下げることができます。
でも、元に戻したくても100%元に戻せる保証はないそうです。
男性側に、そのリスクを背負ってでも生挿入セックスをしたいという人はいますか?

生挿入セックスを提案するくらいなら、他に気持ち良くなる方法を見つけてみてはどうでしょう。
場所を変えてみたりコスプレしてみたり、アダルトグッズを使ってみたり。
気分が変われば身体も高揚して、いつもよりも気持ちのいいセックスを楽しむことができますよ。