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膣の上手な慣らし方、指の入れ方って?準備から指1本の動かし方、増やし方

PR更新日: 2025年01月26日

膣への指の入れ方を示したイラスト

膣にスムーズに指が入れられない。そんな方もいらっしゃるかと思います。そこで、こちらの記事では上手な指の入れ方を説明していきます。

愛液が出ないと中々スムーズにいきませんし、膣内が傷付いてしまいます。指を入れる前に十分に膣を潤わせるための方法や、指の確認をしっかり読んで準備を整えてください。

緊張も愛液が少なくなることに繋がるので、まずは肩の力を抜いてこの記事を読むことから始めてみてください。

入れられる指ですか?

いきなり指を挿入しようとしていませんか?
先ずは下記のことを一緒に確認していきましょう。

傷付けない爪にするために

上手に指を挿入するには事前の準備が欠かせません。
膣内はとても繊細に出来ている為、すぐに傷付いてしまいます。
爪をしっかり切りましょう。爪の長さの目安として指の腹から飛び出ない程度だと安心です。

傷付けない為にはやすりも使いましょう。
やすりを使うことで爪が滑らかになり、膣を傷付け難くなります。やすりを使う時のポイントとして、1つの角度からではなく様々な角度からかけることです。

雑菌を侵入させない指にするために

そしてもう一つ大切なことがあります。
爪を切ったらきちんと手を洗うことです。

爪の中には雑菌が潜んでいるので、間違えても手を洗わずに膣内に入れないようにしましょう。

手のひら、指先だけではなく爪の中まで洗う必要があります。

入れられる膣ですか?

子宮の構造

指の準備を整えたら、次は女性の準備を整える番です。

まだ入れられる状態ではないのに指なら大丈夫だと思ってしまったら大変です。膣を傷付けないためには愛液が必要なことは冒頭でも触れましたね。
愛液が滑りを良くし、指の挿入を手伝ってくれます。

愛液をたくさん出すには精神的にも肉体的にも性的興奮が必要です。こちらも一緒に確認していきましょう。

意識が他に逸れないために

女性は特に、精神的な影響が強く出ます。緊張を強いられる場所ではなく落ち着ける場所を選びましょう。

また、ノイズが入ると集中の妨げになります。余計なことが気になる状況、例えば外の騒音や、この後の予定、携帯の通知音等は気にしなくてもいい状態にしておきましょう。

準備が出来ても途中で中断することがあれば折角の愛撫がやり直しになる…ということも。時間が空くと案外すぐに膣は潤いをなくしてしまうものです。

余計なことを考えないためにも予め不安要素を消しておきましょう。これは女性の精神面でも同じで、お互い不安に思っていることなどがある場合先に話し合い、解決しておきましょう。
どこか別の場所で悩みがあるとそれどころでは無くなってしまうこともあります。

傷付けない愛撫から

一度無理をして傷付けると少なくともその日はずっと女性は痛みを感じています。焦らずじっくり行うことが大切です。

突然下を触るのではなくまずは遠くから刺激していきます。傷付ける心配のない場所です。性器と胸だけが性感帯ではありません。女性の身体は全身性感帯と言われる程です。
程度、場所は人によって個人差があります。2人で見つけて増やしていきましょう。いくつか傷付けない最初の愛撫をご紹介致します。

首筋:舌ではなく口ごと這わせるように、首筋のラインに合うように刺激を与えてみましょう。
耳:息を吹き掛けるだけでもおすすめですが、舌で周りから刺激を与え、最後の最後に中に入れて味わってしまいましょう。
太腿、股関節:触っているか、触っていないかくらいの優しさで撫でると良いでしょう。

上記の愛撫をしながらキスも織り交ぜていきましょう。キスも愛撫と同じで、始めから深くするのではなく、始めは軽い浅いキスを繰り返せば「もっとしたい」とお互いが思い始め、自然と深いキスになっていきます。キスには様々な種類があります。どうすれば心地良いキスになるか模索することが大切です。

本格的な愛撫は慎重に

ここで初めて胸や、陰核を触ります。ここでもですが、触って欲しくなるまで触らないことで刺激を与えられた時に感度が良好になります。
それでも胸は始めから強く揉んだり先端を摘まむのは実は痛みを感じる女性が多いです。まずは優しい刺激から始めてください。胸は脂肪の塊です。快感を感じる場所は脂肪に埋もれています。あまり埋もれていないのが、先端なんです。その為、胸も同じようにまずは先端から離れた場所から愛撫していきます。

胸を揉む場合はあくまでも優しくを心掛けてください。胸は先端だけではなく、脇の下より少し下の脇腹近くも性感帯です。
胸の愛撫の仕方として、胸の外側に指を広げて、乳輪に向かって撫でてから離すことを繰り返すと女性は早く1番快感を得られる先端を刺激して欲しくなってきます。胸の1番の性感帯である先端には触りそうで触らない、を繰り返します。
反応を見ながら乳輪を触るタイミングを考えてください。

先端を刺激する時は優しく摩るような動きでも十分です。敏感で繊細な場所のためです。刺激を与える時は一定のリズムで同じ早さで刺激を与えるのが良いです。

陰核も同じです。突然激しい刺激を与えるのではなく、まずは皮も剥かずに外側の陰核が包まれている部分越しに触るくらいで良いのです。

特に慣れていない方は直接触ると痛い場合があります。余計な痛みを覚えると愛液が出にくくなってしまいます。

そろそろ愛液が出ている頃だと思います。陰核周辺に愛液を塗り撫でることで痛みを感じにくくなります。同様に、胸に刺激を与える際も使うとより傷付けにくく、興奮材料になるでしょう。

本来なら陰核でオーガズムを一度感じることができれば愛液が大量に出るので好ましいのですが、オーガニズムに至らずとも十分に濡れていればもう指を入れても大丈夫な状態と言えます。

膣への指の入れ方

膣に入れる指たち

お尻まで愛液が回っているくらい愛液で濡れているとベストです。愛液の量が少ない場合は無理にトライせず、もう少し愛撫を続けてみましょう。

一本で慣らすところから始めて

基本的に入れる指は人差し指、中指、薬指をおすすめします。ですが、太くて入り難い、長くて難しい場合は小指で優しく入り口を刺激するところから始めても良いでしょう。

小指に限らず人差し指、中指、薬指どの指でもまずは突然入れるのではなく、入り口のところで指を押したり、引いたりをゆっくり繰り返します。
次第にスピードを早めてください。この時、まだ指は奥まで入れないでください。突然入れないことにより奥にもっと指を入れてほしいという感覚を女性は感じていきます。

奥が疼くような動きを与えてからゆっくり、ゆっくりと奥に進めることで女性は次第に「得たかった感覚」「足りなかったものが男性の指で埋まっていく感覚」「もっと拡げてほしい感覚」を感じます。
この女性の感覚こそが、指を増やし、挿入に至るための入り口です。

まずは浅い場所、第一関節だけを入れるくらいの気持ちでいてください。そして、反応が良い場所と女性が好きな場所を同じリズムで刺激します。
浅すぎて足りない、となった時にようやく指を奥に入れてください。間違えても「掻き出す」ような動きなんてしないでください。何のために爪を切ったのかを考えれば分かるはずです。掻き出す動きは痛いのです。
男性の性器が掻き出すような形でも気持ちが良いのは腰を引いた時に亀頭の出っ張りがあるお陰でスムーズに出ていかず、圧迫されたり拡げられて内側から鋭くないもので抉られるためです。掻き出すのが気持ち良いわけではありません。

指を抜く時も真っ直ぐの状態でそっと抜いてください。

指を奥に入れてからどういった動きをすれば良いかというと、始めはゆっくり丁寧に膣内を探るように、探索するように動かしてみましょう。それによって、今どのくらい指を動かしても痛くないのか、指をもっと増やせるのか、指が奥に行きすぎていないかが分かります。
少しでも痛みがあればこの時また浅い部分の刺激に戻ってください。大丈夫そうなら、指の探索中に女性の反応がよかった場所を刺激してください。
例え深くまで指を入れていても浅い場所で反応がよければ浅い場所の刺激を繰り返します。反応の良い場所を刺激した方が無闇に奥に指を入れるよりも愛液が出て後々スムーズに指が入るためです。
この時はあくまで前戯なのでいかに早く指を何本入れるか、よりもいかに濡らすかを考えましょう。

Gスポットをご存知ですか?ざらざらした膣内の性感帯です。これも、無理に探して傷付けるよりは今痛くない範囲で感じられる快感を大切にしましょう。
探さなくても2人で気持ち良さを探しているうちに自然と見つかるか、見つからなくても膣全体が感じる場所なので気負いしてGスポットを探さないと、と考えなくても大丈夫です。どこも感じなければ陰核に刺激を与えながらだって良いでしょう。型に当て嵌めなくていいのです。

劇的に快感を得られる場所でなくても、同じ刺激を同じリズムで与え続けると次第に快感は大きくなります。

指の増やし方について

入れられるようになったらではなく、一本では足りなくなったらを目指せれば尚良いです。

指を増やす時は既に入れていた指を一度出して、その指でもう一本の指が入りやすいように入り口を開きます。そして、その指を少し先に入れます。元々入っていた指は既に愛液で入りやすいので後からでも大丈夫です。
2本目が先に入ったら、1本目の指をスライドさせるように入れます。この時こじ開けるように入れたのでしたらすぐに動かさずに様子を見てから動かしてください。

2本目を入れてからの動きは先程1本目の指が見つけた場所を2本の指で同時に刺激しましょう。まだ2本の指をバラバラに動かすなんてのは早いです。同じ場所の刺激でも、1本が2本に増えれば倍です。2本入ることで圧迫感を感じます。「太い質量のあるものが入った」という感覚です。この感覚は快感の人もいれば、苦しい人もいます。

2本入れないとなんてルールはなく、1本の指で十分オーガズムを得られることは可能なので無理に増やさなくても大丈夫です。

更に、3本も入れる必要はありません。増やす場合だけでなく、指を入れること全体において是非、女性の気持ちと身体と相談しながら増やしてあげてください。