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人はなぜ浮気する?浮気をする人の心理

投稿日: 2017年08月28日
男女関係 性別

浮気や不倫は悪いこと。誰もが常識として認識していますが、完全になくなることはありません。最近の報道を見ていると、なくなるどころか増えているような気さえがします。

なぜ人は浮気をしてしまうのでしょうか。もしかしたら浮気をしてしまうのは、人間心理的に当然のことなのかもしれません。このコラムでは、浮気の心理に関して、いくつかの例を挙げながら解説していきます。

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人はなぜ浮気するのか

悪いことだと分かっていながら、人はなぜ浮気をしてしまうのでしょうか。

浮気はよく社会的常識や自制心が欠如しているからだと言われます。常識ある大人は浮気はしないし、どんな誘惑にも自制心が強ければ負けるわけがないという論法です。

本当にそうなのでしょうか。浮気心は本当に常識や自制心といった人間の理性によってコントロールできるのでしょうか。

確かに、常識や自制心の欠如から、浮気に走ってしまう人はいるかもしれません。しかし浮気が社会的に悪とされながら、一向に無くなる気配がないのは、人間の理性では御しきれない、もっと別の要因があるのではないでしょうか。実のところ浮気の原因は、人間なら誰でも持っている、ある欲求によるものなのです。

男性の浮気の場合

浮気を問い詰められる男性

浮気が決してなくならないのは、浮気が人間の理性でコントロールできない欲求によって生まれるものだからです。

男性と女性の浮気のパターンそれぞれを例にとって考えてみましょう。

例えば、会社の既婚者の上司の男性と未婚の部下が不倫関係にあったとしましょう。ドラマや小説でもよく見るシチュエーションですね。
この場合に注目すべきは上司側の人間関係、特に夫婦関係です。恐らく上司の夫婦関係には何らかの問題があるのではないでしょうか。

妻が子育てや家事に精一杯で夫をないがしろにしているかもしれません。あるいは夫婦間でセックスレスに陥っているかもしれません。もっと遡って考えれば、元々結婚したい相手ではなかったということも考えられるかもしれません。

いずれにせよ上司の男性は、夫としてあるいは男として見られていない、尊重されていないと感じていることがほとんどです。

上記のような要因があった場合、不倫はすべきではないとか、夫婦関係は清廉潔白でないといけないといった常識や自制心がどれだけ役に立つでしょうか。
もし常識や自制心が不倫を思いとどまらせる効果が多少なりともあったとしても、夫婦関係の亀裂を修復する役割は果たせませんし、上司の男性の自尊心を取り戻すことはできません。

一方、浮気は元々壊れつつあった夫婦関係の亀裂をさらに深める可能性はありますが、少なくとも一時的には男性としての自尊心を取り戻すことができるのではないでしょうか。

日に日に女性が発言力を増す社会ではありますが、男性には自信とその力を認められることが必要です。

結果的に浮気をすることで男性としての存在を承認されたと考えるのです。

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女性の浮気の場合

浮気をする女性

女性の浮気の例はどうでしょうか。
例えば、長く付き合って同棲している彼氏がいる女性が、同窓会で再会した男性と浮気をしたパターンを想像してみましょう。

この時に注目すべきことは、現在の彼氏との関係及び女性の過去です。
恋人関係は長く付き合ってくると緊張感というものはどうしてもなくなっていきます。
特に同棲などをしている男性はまるで自分の母親に接しているかのように、女性を便利に扱うかもしれません。
仕事が忙しくてなかなか帰ってこないかもしれませんし、仕事の疲れを理由にセックスレスに陥っているかもしれません。

その女性は、女性として見られていないと感じたり、一人取り残されて大切にされていないと感じている場合が多いと言えます。 もしかしたらこの男性を愛せるのかという根本的な疑問も湧いているかもしれません。

一人で寂しいと感じている時に、同窓会で他の男性と再会すると、彼女の気持ちは学生時代に戻ることがあるかもしれません。

学生時代は、結婚や仕事やその他いろいろな面倒事を考えずに恋愛することができました。学生時代は学生なりに悩みながら生きていたはずですが、過去は美化されるもの。同級生との再会は、若い女学生だった自分という存在を思い出すきっかけになり得るのです。

さてこの場合、彼氏への忠誠心や仕事なら仕方ないといった常識、自制心がどれくらい彼女の心の慰めになるでしょうか。

常識や自制心といったものは、彼氏の帰りを待つことや快適に仕事をするために尽くす我慢を長引かせることはできても、心の慰めには決してなり得ません。

一方で浮気はどうでしょうか。
浮気相手は自分を女性として見てくれることは間違いありませんし、一人で寂しい時に傍にいてくれます。女性にとっては例え浮気相手で一夜限りの関係だったとしても自分を大切にしてくれる男性というものは嬉しいものです。

このように常識や自制心よりも、浮気や不倫の方が、傷ついた心には役に立つのです。

女性は女性として認められたい、大切にしてもらいたいという願望があります。浮気することによって女性としての自信を取り戻すことは往々にしてあることでしょう。

男女の浮気に共通する心理

浮気をする男女

男女それぞれのよくある浮気の例を挙げて考えてみましたが、両者に共通するものとは一体何でしょうか。

男性は夫としてあるいは男として認められたいという願望があることが多く、女性は女として認められ大切にされたいという願望があります。

浮気をする男女に共通する心理とは、承認欲求が満たされていないもいうことです。

浮気相手は、たとえつかの間だったとしても、承認欲求を満たしてくれる存在なのです。

家庭で存在を認められていない男性は、浮気相手に男性として承認されることで、充足感を得ることができます。

恋人に大事にされていない女性は、浮気相手に女性として承認され、大切にされていると(それが誤解だとしても)感じることができます。

人間、特に衣食住の心配がなくなった現代人にとって、最も大きな課題は自分の存在を他人に承認してもらうことです。

ツイッターやフェイスブックでは多くの人が自分の考えや情報を発信し、フォロワーたちに承認されることを求めています。

現代社会は他人との関係性が希薄な世の中。いわゆる勝ち組と負け組の差が広がり、近隣の住民も挨拶すらかわさないことも珍しくなく、最早同じ共同体に生きているとは言えません。

食べるものに困らない物質的に豊かな世の中で、満たされないと感じている人に何が足りないかというと、それは自分の存在を誰かに承認してもらうことなのです。

そういう意味で浮気は満たされない自分を、一時的にでも満たしてくれるサプリメントのようなものなのかもしれません。

浮気をしない、させないために

いくら浮気で承認欲求が満たされると言っても、それはやはり健全な解決方法とは言えません。

家庭には亀裂が入りますし、社会的地位にも影響を与えるリスクは高いでしょう。

サプリメントはあくまで栄養を補完するもの。それだけでは生きていくことはできません。栄養はバランスの良い食事で取るのが一番です。

人間関係も同じように、あくまで家庭や恋人といった健全な関係があってこそ人は生きていくことができます。

浮気をしない、あるいはさせないためにも、お互い相手を大切に思い、相手の存在を認めて、承認欲求を満たしてあげることが大事なのではないでしょうか。

以上が浮気をする人の心理です。承認欲求は人間なら誰にでもある欲望です。満たされないと感じた時、誰にでも浮気の可能性があります。

浮気は常識や自制心の欠如が一番の問題なのではなく、承認欲求が満たされないことによるものが大きいのです。

故に常識や自制心の観点から浮気を責めるのではなく、まずは本当に正当にその人が認められていたのか、承認欲求が満たされていたのかという観点から浮気を見たほうが良いのかもしれません。

逆に言えば、相手の承認欲求を満たすためにはどうすればいいのか考えながら、恋人関係を築いていけば、自ずと良い恋愛や結婚生活が送れるでしょう。