1. 恋の豆知識
  2. 現在のページ

結婚まで秒読みだったのに、浮気をした元カレの話

PR更新日: 2021年02月26日

彼に浮気をされてうなだれる女性

私は現在25歳の大手企業に勤める、今はやりの「キャリアウーマン」です。

結婚後もバリバリ働きたいと思っており、そこに理解のあるパートナーとしかお付き合い&結婚はできないと考えていました。

そんななかで出会ったまさに理想の彼との、ドラマのような映画のような展開のお話をみなさんにシェアしたいと思います。

恋メモH 性活編集部

筆者:恋メモH 性活編集部

人間の三大欲求の一つ「性欲」を満たす方法を追求するエロティシズム愛好家たちが、知識と洞察を共有し、より充実感のある性生活を築くお手伝いをします。

人間不信にまでなった元カレの衝撃的な浮気

彼と出会ったのは会社の同僚とご飯を食べに行ったときに一緒の席に呼ばれたのが彼でした。彼は、私の3つ年上の金融機関で働いてる人でした。見た目は、目鼻立ちがよく日本人ぽくない顔立ちでした。あとあとお話を聞いているとハーフでした。のちにこの事でも少し問題になります。

出会った当初から私は彼に惹かれており、その後彼からデートの誘いが数回ありめでたく恋人となりました。

家が近かった事もあり、ほぼ毎日仕事終わりは食事に行ったりお互いのどちらかの家でまったり過ごす事が多かったです。

休日のときは一緒にヨガをしに行ったり、カフェで読書をし本の感想を言い合ったりしながらデートを楽しんでいました。

今まで出会ったなかで一番理想に近く、顔も性格もタイプでしたし、何よりも安定の職を持っておりお互い自立した生活ができている事が良かったです。

そんな安定した生活のなかで、私は引っ越す事を彼と出会う前から決めていたのである日引越しをしました。そのとき、どうせならと彼と一緒に住む事にしたんです。

初めての同棲でしたが、毎日彼と生活できる嬉しさがとても新鮮で楽しい毎日を過ごしていました。

同棲しても休日のデートも変わらず続け、あっという間にお付き合いが1年ほど経っていました。

私自身とても難しい性格をしていて、モテるのですがおつきあい自体は長続きしません。顔かお金で男性は寄ってきます。付き合うまでも短いのですが、付き合い自体も短かったです。私も相手の容姿、スペックで決めていたので、まぁ同類が寄ってきていたのだと思います。

その彼は、家賃食費、生活費等全て支払ってくれていました。私も、さすがにそれだと悪いと思い払えるすきにいろいろ払ったりしていましたが、いろんな面でとても頼り甲斐のある男性でした。

1年を過ぎた頃から休日もほとんど家から出ない日々が増えてきましたが、お互いに好きな事をして過ごすので不満は特にありませんでした。家事等も進んでしてくれるので本当に助かってました。

お互い忙しいので、お互いができるときにどちらかができる事をしとくという感じで本当にバランスのとれた毎日でした。そんなある日、彼が結婚を匂わすような話をしてきたのです。私自身もはっきりときかれなかったので、はっきりとは答えなかったのですが、プロポーズの前置きのような感じで聞かれたような気がします。

私自身も、彼のような人ときっと結婚するんだろうなと思っていたので、不思議とそうなることを待っていたようでした。彼は緊張した面持ちでしたがどこか満足げでした。

そんなある日、彼から相談なんだけど、と聞かれたことがありました。彼の両親はわりと宗教的に厳しい家庭で、彼もその宗教でした。前にも書いたように、彼はハーフなので、父親の方の宗教が強く、母親である日本人の女性はご主人の宗教に一緒にはいったと。

もしそうなった場合は、ま○ちゃんはどうする?と。私はそんなこと聞かれなくても、何よりも彼と一緒に生きていくことを選択することを迷いませんでした。
彼はすごく安心したようだったので良かったです。ハーフとお付き合いするとこういうこともあるんだなと。

そんな毎日の幸せな日々で、彼が久しぶりに友人と飲みに出かけるというので、私も高校のときからの友人と飲みに行くことにしました。まさか、これがあんな展開になるとは知らずに。

彼が先に出かけた後に私も準備し、友達と待ち合わせしたレストランへ向かいました。久しぶりの会話が弾む中、友人がふと顔を曇らせました。私がどうしたのかと聞くと彼女は少し困った顔をして言葉を詰まらせました。私も心配になり、どうしたのかと問い詰めると、彼女はおもむろにスマホを取り出しある有料の出会い系サイトのアプリを開いて私に見せてきました。

彼女が言った言葉は「間違ってるかもしれないけど、これって○○ちゃんの彼氏じゃない?」

私はあまり良く聞こえずにスマホの画面をじっと見ていました。そこに写っていたのは彼の自撮りの写真。言葉と画面が全く一致せずにパニックになっていると彼女はすかさず、「私にイイネがきたから気づいたんだよね、前に○○ちゃんに写真を見せてもらってたから、もしかしてと思って…。人違いだったら気にしないでね!」と。

いいえ、その画面に映ってるのは間違い無く私が付き合っている彼でした。自己紹介文に書かれている職種も、誕生日も血液型も全く同じのわたしは、友人に間違いなく彼だということを伝え、お酒もはいってたこともあり、今すぐ彼を呼び出すことにしました。

幸い、彼の方は飲み会は終わっていたらしくすぐにレストランまで来てくれました。「おまたせ」いつも通りの彼が到着したのですが、友人の顔を見た途端少し顔が引きつる彼。
「ここに座って」一言彼に声をかけると固まりなかなか席に着こうとしません。

気を利かせた友人はまた別の日にでも、と席を外してくれました。彼女が去り、何十分かの沈黙の後に彼に先ほどのアプリをみせました。

「これはなぜ登録しているの?」ただの人脈を広げるため。そんな返事をして欲しいと願いながらの質問でした。そんな中彼が答えた一言目は「別れないで欲しい。本気じゃないんだ」
「???」私は質問の答えになってない彼の返答に頭の中はハテナでした。
「質問に答えて、これまずあなたでしょ?なんでこんなのしてるの?」
彼は焦りながらも「昔登録していたんだ、今はしていない」と。しかし、友人にイイネがつけられたのは3日前の事。「今はしていないなら退会すればいいじゃない」「パスワードを忘れて入れなくなったんだ」「新しいのを作れば良かったじゃん」「そこまで時間がなかったんだ」そんな言い訳のような事が続いたので、友人の話をしたところ、あっさり今も続けている事を認めました。

おまけに、「今は彼女(私の友人ではない名前)とは会っていない、君と付き合う前の話だ」と意味のわからない話まで。これは全く予想していない展開の予感がし、何も知らなかったけどカマをかける事にしました。「どれくらい前にあっていたの?どんな人?どこで働いてる人?」彼はどんどん話がめちゃくちゃになり、最後には「今でも関係が続いている」とまで白状してしまったのです。

そう彼は、有料の出会い系サイトに登録してるうえに、体の関係のみの付き合いをしている女性がいる事が発覚したのです。

今でも頻繁にあっているようで、いつ?と思うような頻度でした。なによりも、私とお付き合いを始めた期間とほぼ重複しておりショックよりも先にそんな体だけの関係の女性と関係を持つような男性とお付き合いをしていた自分に腹が立ちました。

彼は何度も謝り、縁を切りサイトからも退会すると頭を下げてきましたが、その日は一緒の家に帰ることは私にはできませんでした。

それから数日間ずっと彼からの連絡に応えることもできず、だんだんショックになってきました。彼に一方的な別れを告げ、彼との全てのつながりを立ちました。

その後も何度かいろんな手で復縁をしたいと彼からきましたが、本当に気持ちが悪くて。結婚まで考えていた彼でしたが、今は本当にありえない存在になってしまいました。おまけに人間不信にまで。

これから先、ますます人とのおつきあいが難しくなったように感じた事件でした。その後、何人かとデートをさせていただいたのですが、やはりあの事件後、人間不信になり簡単に男性を信用することができなくなってしましました。でも勇気を持って打ち明けてくれた友人には深く感謝しています。