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同性を好きになってしまったパンセクシャルの悩みと体験談

投稿日: 2017年07月01日
パンセクシャルの女性

青春時代、同性を好きになってしまった時の不安感。異性とも付き合ったけれどやはり同性に目がいってしまう。

自分はレズビアンなのか?そうではないのか?
葛藤し、悩みながらも同性と付き合ったり、異性と付き合ったりを繰り返して、いろんな出会いや経験をしていきついた答えが今の自分だということ。自分のセクシャルをやっと理解した二十代半ばの経験を書きました。

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青春時代、同性への好意

私の初恋が中学生の時のあの女の子への好意だったんだと気づいたのは二十歳を超えてからです。でも当時のあの好きという気持ちは今でもわかるし、普通に恋だったんだと思います。

中学生の時、親友(女の子)と性的にイチャイチャする夢を見たときにすごく不安を覚えました。「私は親友をそんな目でみているのか」と自分の夢に対して恐怖しました。

実際親友として大好きでしたし、当時はやっていたプリクラでも「らぶらぶ!」なんて落書きをする程仲が良かったので、それだけ好きだったんだなと思えなくもなかったのですが、その夢をみたあとはそんな他愛のない落書きすら意識するようになって、接し方がわからなくなりました。

初恋はその親友ではないのですが、部活も塾も同じ、趣味も共通していたため、毎放課の度にクラスの違うその子に会いに行って話したりしていました。

すれ違いざまに「愛してるよー!」なんて冗談めいて好き好きアピールはしていたんですが、まさかそれが本音というか本性というか、隠れた自分の本当の気持ちだったんだと今なら思えます。

中学時代に初めて出来た恋人は異性で、卒業まで付き合っていましたが別れました。高校進学と共に別の彼氏が出来、数か月続いて別れました。

そのころにはもう、相手を振るセリフが「ごめん。やっぱり女の子が好きだから」でした。でもこの時はまだセクシャルを理解はしていませんでした。

高校時代、女の子が好きだと自覚したとき

高校に進学して、同じ部活の女の子に恋をしました。それは、その当時でもハッキリ恋愛感情の好きであると理解していました。告白もしましたが、ふられました。
でも好きで、ここ最近また再会したときも「ああ、好きだな」といまだに思ったりもしました。

17歳の時、中距離恋愛がはじまりました。相手は同い年の女の子。趣味が同じでネットで知り合い、話していくうちにお互い好きだよと電話越しに告白しあったのを覚えています。初めて出来た彼女でした。
でも17歳で距離の遠い彼女に会いに行ったり会いに来てもらったりするのは難しく、破局しました。

そのあとも彼氏ができたり、彼女ができたりと恋愛面で大忙しでしたが、その時は自分はバイセクシャルなのでは?と薄々思っていました。

異性を振るときはやはり同性が良いからと言って断ってきました。根本的に女性のほうが好きなんだなと思って、それ以降は女の子との出会いだけを探すようになりました。

掲示板での出会い

その後、ネット掲示板での恋人募集によく目を通したり、メールを送ったりしてなんとか彼女がほしい!と躍起になっていました。寂しかったのだと思います。

その間、男性に告白を何度かされましたが断りました。その時、男はいやだ!と思っていたようで、女の子にしか興味がありませんでした。

何度か掲示板で近場の方と会って食事したりプチデートみたいなことをしたりしましたが、なかなか付き合うまでにいたらず、すかしをくらってばかりでした。恋人にはならずとも、友達にはなれましたが。

二十歳を超えたころ、とても近場の方と出会い、お酒をのんで帰宅するのがもったいないくらいに楽しくて、ホテルにとまって結ばれました。その彼女はかなり年上で凄く貢いでくれたり、好き好き!なアピールが激しくて、最初は好きだったけれど重くて耐えられなくなって別れました。

掲示板で出会っても続かないことのほうが多くてがっかりしました。自分のせいでもあるけれどもです。元カノの元カノは元カノだったりと複雑な出会いや縁もあり面白かったですが。

セクシャルについて考えるようになった事

LGBTというロゴを持つ女性たち

セクシャルマイノリティ、いわゆるLGBTの事ですが、自分はどこに位置するのかずっと悩んでいました。

バイセクシャルなのか?レズビアン寄りのバイセクシャルなのか?葛藤しているときに出会ったのが、セクシャルマイノリティの方が執筆されたコミックエッセイでした。その本やセクシャルについてのネットでの意見の寄せ合いを見て、そのあともずっとずっと悩んで、ようやくだした答えがパンセクシャルでした。
通称パンセクは性別も何も関係なく恋愛対象になるセクシャルで、ああこれなんだとストンとモヤモヤが晴れました。

私は男性も愛せるし女性も愛せる、バイセクシャルとはまた違ったセクシャルなんだなと思えるようになったら、恋愛面でもなんだか自由にふるまえるようになり、気持ちが楽になりました。好きだと思った人が好き。性別は関係ない。気づいたのはつい最近です。

エッセイの作者さんもいろいろ悩んでいたようですが、「セクシャルは気づきにくかったり変わったりするものだから、難しく考えなくて良い」という結論を出されたそうで、難しく考えすぎていたような私なんかはその言葉に救われました。

その後の話

現在私は彼氏が出来、同棲しています。昔は結婚もしたくない、する必要がない。と思っていましたが、今はまた考えが改まり、この人となら結婚しても良いなと思えています。それでもやはり女の子のことはそういう目でみてしまいますし、そこは反省すべき点であると思います。彼氏も私のセクシャルを理解したうえでお付き合いしてくれているのでとてもありがたいことです。

ちなみに初めて出来た彼女は、二十歳くらいの頃再会したのですが、「子供出来たの。結婚するんだ」と言っていて、子供の写真も見せられてとてもショックでした。別れてもそういう報告はなかなかに堪えるなと痛感しました。

そういえばレズビアンの友達に、告白したこともあります。でもみんな口を揃えて「バイの子は絶対男の人のほうにいくから付き合うのが怖い」と言い悉くふられました。確かにそうなのかもしれませんが、人によりけりなのでちょっと過敏になりすぎではないかと思ってしまったりもします。でも、ふられても良い友達でいます。

趣味が同じで、その趣味で仲良くなったのに実はセクシャルマイノリティの方だった、ということもしばしばあります。
カミングアウトはしづらいので探り探りですが。今では気軽に趣味の話もそういう恋愛の話も出来て良い相談相手、友人として交流をしています。

悩めるセクシャル

同性を好きになってしまうことに不安を覚えず、そのまますぐ受け入れられる方はそうはいません。私もそうでした。

でも同性を好きになってしまって、悪いことがあるのでしょうか?
今は東京の一部の区のみではありますが、そのうちに同性婚も認められるようになると思います。虹色ど真ん中パレードという、LGBTのための運動もあります。私はこの運動によく参加しています。

LGBT当人でも、それらに理解のある人でも参加できます。悩める同性愛者、セクシャルマイノリティの方々の居心地の良い国になってくれたらうれしいです。

幸い私の周りは、家族も友人もカミングアウトしても怒られたり引かれたりなんてことはなかったので、恵まれた環境なんだなと感謝しています。なかには批判され中傷される環境の方で苦しんでいる方も多いと思います。

繰り返しますが、同性を好きになって何が悪いのか。なぜ好奇の目で見られたり、肩身の狭い生き方をしなければならないのでしょうか。好きなものは好きだからしょうがないと思います。性別が違うだけで好きの気持ちは一緒です。

今時の若い子もセクシャルに悩んだり、好きな人が同性だけどどうしようと怖くなったり焦ったりすると思います。

ひと昔前より風当たりは弱まってきましたが、今後は誰が誰を好きでも気にせず、同性同士の恋愛を差別したりという風潮がなくなればいいなと思います。最初からそうであったなら、過去の自分は当時より悩んではいなかったでしょう。