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ホスト歴7年!ホストクラブ依存症で人生狂った女の体験談

PR更新日: 2023年09月28日

ホストクラブ依存症 ハマる女

ホストクラブに通い始めて、早7年。私はホストクラブ依存症で大事なものを全て失った。家族、友人、仕事、そしてなにより本来の自分はもっと明るくて素直だったはずだ。本当の私はどういう人間だったかそれすら忘れてしまった。

私は今、睡眠剤を大量に飲まなければ眠れない。精神安定剤に頼らないと、まともに生活ができないほど狂ってしまった。

アイドル好きからホスト好きに

私は歌舞伎町のホストクラブに通い始めて7年が経った。世間ではいわゆる金持ち学校に通わせてもらい、親には欲しいもの全てを買い与えてもらい、可愛い可愛いと育てられ何不自由ない生活だった。そしてアイドルが好きでずっと追いかけていた。平凡ながら、多分毎日が普通に幸せだった。

そんなある日、私は友人にホストクラブに行かないかと誘われた。ホストクラブなんてその時は行ったこともなかった。何が楽しいかも理解できなかったし、他人にお金使うことなんて考えられないので絶対ハマらないと思ってたが、暇つぶしにということで行ってみた。

初めてのホストクラブは、チャラそうな男が無駄に距離を詰めてきて、馴れ馴れしく太ももの上に手を置いてきたりして気持ちが悪かった。しかし一緒に来た友人がシャンパンを開け、私もその子が入れたシャンパンをお裾分けしてもらっているうちに、なんだか楽しくなってしまった。

「可愛い」「こんな可愛い子が来てくれて嬉しい」「モテるでしょ」なんて言葉で気持ちよくなってしまった。今思えば誰にでも言っている言葉だ。

初回で数名ついてもらったうちのひとりをまあまあ気に入ってしまったため、「飲み直し」をした。
私は21時頃に入店し、閉店まで居座ってしまったのだ。

その日の夜にそのホストからメッセージが来た。
私はこの日だけでホストに行くことを終わりにするつもりだった。しかしそのホストとのメッセージのやりとりが続き、「今度ご飯食べに行こうよ」と誘われた。

私は世間知らずのお嬢様だったので、二つ返事で行ってしまったのだ。そのホストが言う「ご飯食べに行こうよ」は、ご飯の後そのままホストクラブに連れて行くという「同伴」だった。私はその時はなにも知らなかったので、喜んで同伴をした。今思えばただただ言うことを聞いてくれる接客しやすそうな客だったんだろう。

ホストクラブの沼にハマる

ホストクラブの沼にハマる女

その日は人生で2回目のホストクラブにひとりで行き、不安だった私に指名したホストがほぼ付きっきりでいてくれた。そしてそのホストクラブの社長や店長も私の席についてくれてすごく楽しかった。

「店グル」「育て」で墜ちていく

そのホストは「〇〇(私)みたいな可愛い子と一緒に歩いていると鼻高かったです」と、他の従業員に話していた。ずっと付いてくれていた担当、社長や店長など偉い人がついてくれ、その人たちに褒めちぎられ、その日もめちゃくちゃ気分が良くなった。今思えば、それは「店グル」「育て」だった。
全身親に買ってもらったハイブランドで身を固めていたのでお金を持っていると思われたのだろう。
ずっと男性アイドルを追いかけていたので、この子はハマれば強いと思われていたのだろう。
そうとも気づかず、私は「同伴」、閉店後の「アフター」、休みの日の「店外」に対して、自分は特別扱いされていると思ってしまい、どんどんホストクラブの沼にハマっていった。

私はその当時にしては、友人とお金持ちのおじさん達と飲み会をしてお小遣いをもらっていたのである程度お金を持っていた。泡銭だったので、ホストクラブ通い始めにしては、シャンパンなどはおろしたりしたことはないが羽振りがよかった。「この子はお金をもっと使うようになるだろう」、そう思われ、さらに店グルが酷くなっていた。

初めてのシャンパンコールで有頂天

そしてある日、担当からシャンパンを下ろして欲しいとお願いをされた。
「アフター」や「店外」をしてもらったし、それくらいお礼をしないと申し訳ないという気持ちになり、その日小計8万円のシャンパンを入れた。初めてのシャンパンコール。
お店のホスト全員が私のテーブルに集まってきて、シャンパンコールをされた。コール中には「お姫」と言われ、すごく気持ちよかった。
初めての高額の支払いに少し戸惑ってしまったが、ホストからは感謝され、社長からは「〇〇と出会ってからあいつは調子がいいみたいだ」と言われた。それからは「私も少しは力になってあげないと」という気持ちになってきたのだ。

ホスト狂い完成!担当ホストがラストソング

どんどん店グルでの育てや、指名しているホストの要求もエスカレートしてきた。指名ホストは「今日はラストソングを取りたい」と言ってきた。

ラストソングとは、その日の1番売り上げたホストが最後に歌をうたえる。
今日はお客さんの数も少ないし、まだシャンパンは入っていないようなので、今日挑戦してみたいと。私はその日は15万円のシャンパンを入れた。
また従業員全員に囲まれてのシャンパンコール。そして初めて私が輝かせてあげれたラストソング。最高に気持ちよくて、嬉しかった。

そうして毎日ホストクラブに通い、金銭感覚が狂ったので高額のシャンパンを入れる。沼にハマり、完全な「ホスト狂い」になった。

担当は「〇〇が普通席に座るのなんて申し訳ない、VIP席にしよう」、こう言って単価上げを徐々にしていき、シャンパンを入れない日でも7万~10万円のお会計、シャンパンを入れた日には数十万円のお会計。もちろんお金は、貯金を含め底を尽きた。

風俗で働き始める

そうして私はついに風俗の求人を探し始めた。
最初は店舗型ヘルス。1日でシャンパンを入れない日のホストクラブのお会計分は稼げた。

担当には風俗で働き始めたことを秘密にしていたが、いつもと同じ時間に連絡が取れないこと、前みたいに連絡のレスポンスが良くないこと、髪の毛がボサボサになってきている、ちょっとしたことでイライラするようになったことなども含め、風俗に堕ちたことはすぐ気付いてたと思う。

私は知らないおっさんと気持ち悪い行為をし続けていることに対し、限界を感じた。そして担当に八つ当たりをしてしまい、風俗で働いていることを打ち明けてしまった。
担当は「俺のためにそこまで頑張ってくれるなんて嬉しい」と言った。「俺も〇〇を支えるから一緒に頑張ろう」と。
今思えばただの馬鹿だったが、その時は担当と支え合えることを嬉しく感じていた。

担当のバースデーに向けソープランドへ

そしてある日、売れっ子従業員のバースデーでイベントがあった。
次々入るシャンパン、大きなシャンパンタワー、そして高額のクリスタルボトルが入った。その日の売り上げは数千万円だったらしい。
私もその日は気合を入れてシャンパンを数本入れた。そして大きなシャンパンタワーや高額ボトルが入っているのをみて、私も担当のバースデーにはこうしてあげたいと思うようになった。
今のままのヘルスのお給料だったら全然足りない。
私はエスカレートした。最初はヘルスでさえできないと思っていた私は、仕事に対して平気になり、もっと稼げる仕事を探さないとって思ってしまった。
そこでついに、ソープランドまで堕ちてしまった。世間知らずの私の人生の転落はあっという間だった。

ソープランドは1日15~20万円稼げた。もちろん心身ともにしんどかったが、お金はどうにでもしたら稼げるものだと思ってしまった。
私はどんどんお金を稼いでいき、毎月数百万円、そして担当のバースデーには1日で1000万円を使うようになった。

歌舞伎町で孤独に

しかし数年後、私はついに壊れはじめた。
心身共に限界が来て、骨が浮くほどガリガリに痩せた。
大事に育ててくれた親とも疎遠になり、私は担当にお金を使い続けない限り捨てられる。友人もなくし、人様に言えるような仕事もしておらず、私には何も残らない。全てを失ってしまった。

歌舞伎町では前を向いて歩くより、上を向いて歩けると言われている。そんな思いをしている女の子達で溢れているのだろう、上から人が降ってくるからだ。そんな街で孤独に生きている。