直引きとは?風俗嬢が直引きするメリット・デメリットまとめ
PR更新日: 2021年02月26日 夜遊び
「直引き」という言葉を聞いたことがありますか?
「裏引き」や「闇引き」という言葉で呼ばれることもありますが、風俗業界では絶対にしてはいけないタブーと言われています。
通常の風俗店では、風俗嬢はお店を通して利用客から金銭を受け取ります。しかし直引きの場合、風俗嬢はお店に隠れて利用客と会ってサービスを行い、利用者と直接金銭のやり取りを行うのです。
今回は、そんな直引きの詳細についてご紹介していきます。
直引きとは?
直引きの方法
風俗店に在籍している風俗嬢が利用客にサービスを行なっている際、一部の業種を除いて利用客と風俗嬢は2人きりという環境に置かれています。
風俗嬢を気に入った利用客がその場で直引きを持ちかけるというケースもありますが、一旦連絡先を交換しておいて、後からメールやLINE等で直引きの交渉を行うというパターンもあります。
風俗嬢から持ちかけることもありますが、風俗嬢にとって直引きはリスクも伴うことから、一般的には利用客から話を持ちかけることが多い傾向にあります。
直引きの条件
直引きを行う場合、プレイ料金やプレイ内容はどのように設定するのでしょうか?
利用客と風俗嬢によりケースバイケースであることはもちろんですが、一般的な詳細を見ていきましょう。
プレイ料金
風俗店でプレイする場合と同額というケースから、その2倍~3倍というケースが多いようです。
これは、直引きを行う場所までの移動時間が含まれている場合や、直引きをする日は風俗店に出勤出来ないので、その分の補填として通常のプレイ料金よりも多めに支払われているといった理由があります。
レアケースにはなりますが、風俗嬢が利用客に対して恋愛感情を抱いている場合は、通常のプレイ料金よりも安い金額での直引きに応じるということもあります。
プレイ内容
風俗嬢が働いている風俗店の業種にもよりますが、ソープ以外の風俗店では本番行為(性行為)は禁止されており、もし破った場合、利用客は風俗店へ罰金を支払うといった罰則を設けている店舗も多くあります。
そのため、店舗を通す必要の無い直引きの場合、追加料金を支払って本番行為を行うというケースも多いのですが、風俗嬢が本番行為無しの店舗で働いている場合は、本番行為を許可しないという風俗嬢も一定数存在します。
ソープ嬢との直引きでは通常本番行為が含まれていることが前提となっていますが、その他の業種の場合は利用客と風俗嬢が事前に話し合いをすることは必須となっています。
直引きのメリット
それでは、直引きは風俗嬢にとってどのようなメリットがあるのか、具体的に見ていきましょう。
自分で相手を選別出来る
風俗店で仕事をしている風俗嬢は、さまざまな男性客に接客をします。
その中でも特に風俗嬢の印象に強く残る利用客の種類に、「良客」と「痛客(クソ客)」というものがあります。
良客は、風俗嬢にとって仕事がしやすく、好印象を抱きやすいタイプの利用客となり、痛客はその逆で、風俗嬢にとってあまり積極的に接客をしたくない、関わりたくないタイプの利用客になります。
通常、清潔感の有無や風俗嬢への態度、金払いの良し悪し等から良客・痛客にカテゴライズされ、風俗嬢が直引きをするタイプの利用客は、比率として良客が多い傾向にあります。
大きな金額を渡す約束をしている等、風俗嬢にとって良い条件を提示している場合は良客である必要はありませんが、直引きはリスクも伴う行為である以上、風俗店の中で良い印象を抱かれていない痛客は、直引きの相手として風俗嬢から選ばれる確率は低くなっています。
このように、通常風俗店で働く場合、利用客が良客であっても痛客であっても、風俗嬢は予約や指名が入れば同じように料金分をサービスをする必要があります。
しかし、直引きの場合は自分で利用客を選り好み出来るというメリットがあり、ストレスを極限まで抑える働き方をすることが出来るのです。
プレイ料金を独り占めできる
通常、利用客が風俗店に支払った金額のうちの約50%~70%程度が風俗嬢の取り分となります。
ランキングと呼ばれるお店での指名数や人気が高い場合や、元AV女優のような何か特別な付加価値がある場合はもっと貰えることもありますが、一般的な風俗嬢の取り分はあまり多くありません。
しかし直引きの場合は、お店を通すことなく利用客と風俗嬢が直接金銭のやり取りを行うことになるので、利用客が支払った金額は風俗嬢が独り占め出来ることになります。
つまり、通常お店と50%で折半している風俗嬢の場合は、直引きすることで2倍の収入を得ることが出来るのです。
時間の融通が利く
風俗店で勤務している場合、ある程度まとまった時間で出勤する必要があります。
風俗嬢の中には日中に他の仕事をしていたり、他店と掛け持ちで働いている場合もあり、利用客と風俗嬢が直接会う日時を決めてその時間にだけプレイをするという稼ぎ方が出来る直引きは、忙しい風俗嬢にとって非常に魅力的な働き方です。
直引きのデメリット
一見、風俗嬢にとって良いこと尽くしに見える直引きですが、デメリットももちろんあります。
以下は直引きが招き得る問題点となっているので、順に確認していきましょう。
プレイ中のトラブルの対処は自分でしなければいけない
風俗店で働いている場合、接客中に発生したトラブルを解決するのは風俗店スタッフの仕事です。
しかし、直引きの際には自分で全てを担う必要があり、以下のようなトラブルに見舞われても、自分一人で対処する必要があることを覚えておきましょう。
相手が料金を払わない
いくら事前にプレイ料金についてお互いに同意していても、いざ直引きをする際に料金を払わない、もしくは値切った金額を相手が渡してくるということがあります。
風俗店という後ろ盾を失った風俗嬢は、こういった金銭トラブルの対処を自分で行わなければなりません。
相手としっかり交渉出来るか不安という風俗嬢の場合には注意が必要です。
犯罪に巻き込まれる恐れがある
例え自分を何度も指名してくれた常連客であったとしても、素性をよく知らない男性と2人きりになるということは非常にリスクの高い行為です。
風俗店でプレイをする際、その風俗嬢の後ろ盾として店が存在していることを男性客は分かっています。
しかし、そういった後ろ盾の無い状態の風俗嬢を相手にプレイする際は、例えば多くの業種で禁止されている本番行為や、SMのような過激なプレイに分類される行為を風俗嬢に許可無く行う可能性もあります。
また、知らない間に盗撮されたり、部屋に行くと複数の男性が待ち構えていて乱暴されたなど、危険が隣り合わせであることも頭に入れておきましょう。
相手がストーカー化してしまうことがある
風俗店で接客をしていた際にどれだけ好印象の利用客であったとしても、直引きで会う際にも同じとは限りません。
利用客としては、直引きをしたいと思うくらいに元々その風俗嬢のことを良く思っていたということなので、風俗店を通さずに会うということを、何か特別な意味があると勘違いする場合も多々あります。
そうなると、例えば連絡のやり取りをもっと頻繁に行うよう要求してきたり、彼氏のように振る舞ったり、待ち伏せをするようになったりと、行動がどんどんエスカレートしていく可能性があります。
風俗嬢に対して抱いている感情が恋愛感情の場合はまだ安全かもしれませんが、何かの行き違いから、その感情が憎悪に変わってしまう恐れもあるので注意が必要です。
在籍店にバレると問題になる
風俗店は、利用客が支払った額を風俗嬢と折半することで収入を得ています。
つまり、自分の店の風俗嬢と顧客が隠れて直接金銭のやり取りを行う直引きは、風俗店にとっては利益を失うことと直結しており、ほとんどの店が直引きを禁止しています。
規則を破った場合、風俗嬢に高額な罰金を請求するという制度を取り入れている風俗店も珍しくなく、中には訴訟問題にまで発展するケースもあるので、直引きは大きなリスクを抱えて行う行為だということを覚えておきましょう。
まとめ
今回は、風俗業界ではご法度とされる直引きについてご紹介しました。
一見風俗嬢にとってメリットが多いように見える直引きですが、同時に大きなリスクも伴っている行為です。
もし現在直引きを考えている方は、本当にそのリスクに見合うだけの価値があるのかどうか、もう一度考えてみても良いかもしれませんね。