1. TOP
  2. 離婚
  3. 現在のページ

浮気をされた側が慰謝料を請求するために有効な証拠とその集め方

投稿日: 2017年05月25日
慰謝料を得た様子

多くの既婚者を悩ませる、配偶者の浮気問題。当事者同士の和解で落ち着くケースもあれば、裁判沙汰に発展するケースもたくさんあります。

浮気発覚後に離婚前提で話を進めようとする場合、争点はやはり慰謝料になるでしょう。

浮気された側の立場で考えれば、した側が慰謝料を支払う事は当然と言えます。しかし、なんと場合により慰謝料は必ずしも取れるものとは限らないのです。

もしもあなたが浮気された側で慰謝料を取ろうとする場合、どんな事に気をつけなければならないのか?
また、証拠として何が必要でどんな手段を使うべきなのか?
詳しく解説していきますので、有利な立場に立ち納得の結末を迎えられるように知識を身につけて下さい。

スポンサーリンク
ゼクシィ恋結び

1.浮気された事を立証するだけでは足りない?

慰謝料を請求するという事は、前提として浮気した側にその事実を認めさせる必要があります。

しかし、関係の悪化した夫婦ほど全面的な争いにも発展しやすく、した側が事実をやすやすと認める事は期待しないほうが良いでしょう。

認めさせるだけの「証拠」が必要になってくるのです。

1-1.浮気の立証は、客観的証拠ありき!

手を繋いで走る男女

例えばあなたが妻の立場だとして、夫が浮気相手と街を歩いている現場に遭遇したとします。
そこで浮気だろうと詰め寄った所で言い逃れされてうやむやになり、本当に浮気であっても認めさせる事は難しいでしょう。

離婚調停の場で、街中で一緒に歩いているのを見た、手を繋いでいたと証言した所で、裁判においては客観的な証拠が無ければ慰謝料請求出来るようにはなりません。

ですので、あなた自身がその証拠を手に入れる必要があります。

手を繋いで歩いていた事を決定打として使いたいのであれば、その場面を相手の顔が映る角度で写真に収める必要が出てきます。
そうして初めて、あなたの主張は客観性を持ち、裁判でその事実があった事は認められるという形となります。

最終的に慰謝料請求まで結びつけたいとお考えであれば、まずはこのように浮気の立証=客観的証拠が必要という図式である事を理解して下さい。

1-2.立証するのは浮気というよりも「不貞行為の有無」

不貞行為をする男女

さらに、浮気からの慰謝料請求についてはもう1つ非常に重要なポイントがあります。
それは「配偶者が不貞行為をしているという証拠」が必要なのです。

つまり、あなたの夫が浮気相手と体の関係を持っている事を、あなたが証明しなければならないのです。

不貞行為が認められなかった場合、最悪慰謝料が全く取れない事も十分に考えられます。

なぜかというと、不貞行為が無いのであれば、夫と浮気相手の女性の関係は友人・仕事の関係・何か相談事をしていただけなど、潔白な関係であるとも言えてしまうからです。

前述した手を繋いだ写真があった場合はただならぬ男女の関係という所まで認めてもらえますが、慰謝料を支払うだけの責任を負わせる事は出来ないと、裁判官は判断するでしょう。

世の中には浮気発覚と慰謝料請求をなんとなくイコールで結びつけている方もおられますが、それは間違いです。

不貞行為の証拠が十分に揃い、それを離婚調停で提示して初めて慰謝料請求の権利を得られると考えて下さい。

2.不貞行為の証拠ってどんなもの?

では続いて、不貞行為の証拠として認められるものがどんなものであるか?
ここを解説していきます。

2-1.証拠として最も強力なのは?

ラブホテルのイメージ

男女関係を段階的に追って行った場合、例えば2人で会う・一緒にご飯を食べる・手を繋いで歩く・どちらかの家、あるいはホテルに入る。このような行動パターンになる事が一般的です。

一連の行動の中で、その場面を写真に収めれば不貞行為があったと言えるのは、どの場面でしょう?
そう、どちらかの家・あるいはホテルに入るところの写真です。

ちなみにどちらかの家である場合、1人暮らしと思われる部屋に長時間に渡り滞在した事を証明する必要があります。
人の家に行った=不貞行為があったとは必ずしも言えません。

また長時間であったとしても仕事の話をしていたなどと言い訳の余地が残ってしまうため、証拠として強いのはホテルに入る写真の方です。
特にそのホテルがラブホテルであった場合、不貞行為があったと認められるケースがほとんどです。

万全を期すのであれば、念のため出て来る所の写真も用意すべきでしょう。
入る所が撮れるのなら、出て来る所も撮れるはずです。

ここまでやれば、慰謝料を請求出来る可能性は非常に高くなってきます。

しかし、では実際にそういった写真を用意するにはどういう手段を使えばいいのでしょう?

いち個人、それも顔が分かってしまう妻自身が写真を撮りにいっても、証拠写真が撮影出来るとは考えにくいです。

慰謝料請求するに至ったケースの中で、不貞行為を立証出来たケースによくある手法をご紹介しておきます。

2-2.興信所・探偵事務所に証拠を入手してもらう

浮気現場をおさえる探偵

浮気調査や証拠集めといえば、興信所や探偵事務所への依頼が最もお勧めです。

彼らは日頃そうした案件の依頼をたくさん受けており、慰謝料請求のための状況を整えてくれるプロと言えます。

確実に慰謝料請求を行いたいのであれば、プロに依頼する以外の選択肢は考えない方が良いでしょう。

探偵事務所に依頼した場合、具体的にどんな手法によって写真を撮ってくれるのか?
これは簡単です。
妻であるあなたから対象者である夫の行動パターン・浮気に使っていると思われる地域の飲食店・会社勤めなら退社する時間、様々な情報を聞いた上で、夫を尾行出来る状況を整えます。

空振りの日もあるでしょうが、本当に浮気しているのならその場面に遭遇出来る日はそう遠くないはず。

浮気相手との行動を1から10まで追いかけていき、決定的な写真の撮影まで確実に行ってくれます。

つまりは、これ以上ない心強い味方となってくれるのが探偵事務所なのですが、頼みたがらない方もいます。

なぜかというと、依頼に掛かる料金の相場が安くなく、数十万円にのぼる事もあるからです。ですが、これについては実は心配いらないのです。

探偵事務所へ依頼するなら、その後の事は慰謝料請求出来る前提で考えていいです。

つまり、慰謝料に探偵事務所へ支払った費用も上乗せして請求すればいいわけです。

もっとも、ご自身で動いては最悪の場合1円も取れない可能性だってあるのですから、探偵事務所への依頼は得しかしないという事なのです。

この他に、決定的な不貞行為の証拠を入手する有効な手段はそう無いでしょう。

実際に慰謝料請求へ至ったケースの多くが、興信所や探偵事務所を利用したものであると言われています。

ここで入手した証拠を活用して、示談するなり弁護士へ依頼するなりして慰謝料請求へと進んでいくわけです。

スポンサーリンク
ゼクシィ縁結びPARTY

3.浮気を暴くつもりなら、ココに気を付けて!

慰謝料請求に必要なコト、またその事前準備などについて、伝わりましたでしょうか?
ここまでのお話だけでスムーズに物事が運べば良いのですが、探偵事務所への依頼をもってしても失敗してしまうケースもあるのです。

それはなぜか?

妻が夫の浮気を疑っている事を、夫に気付かれてしまうというケースです。

スマホやPCで浮気の形跡が無いか調べ、明らかに誰かが操作した痕跡を残してしまった。

探偵事務所の書類を夫から見える場所に放置してしまった。

疑いや嫉妬心から、つい浮気を疑っている事が伝わってしまうような内容の文句を言ってしまったなどなど。

いくら探偵事務所といえど、対象者が浮気調査をされているという確信をもっている状態では、尻尾を掴むことは非常に難しくなるでしょう。

慰謝料請求が可能となるような証拠を押さえるための調査は、不意打ちであるからこそ簡単に高い効果を期待出来るのです。

本気で慰謝料請求へ辿り着きたいなら、浮気を疑った時点ですぐ探偵事務所へ相談に行って下さい。

その間、決して浮気を疑っている素振りや言動を取らないように気を付けましょう。

危険を察知されて浮気相手としばらく会わないなど対策を取られてしまったら、依頼の料金だけが掛かり不貞行為も立証出来ないという最悪の結果で終わってしまいます。

感情を抑えきれなくなるのも分かりますが、最良の結果を得るためには我慢が必要です。

証拠さえ手に入れば最後に笑えるわけですから、一時的に感情を殺して行動する事を徹底しましょう。

浮気されている側は被害者であるのに、証拠集めなどやらなければならない事が多くて大変です。

最後の最後に慰謝料という形でその努力が報われるまで、粘り強く事に当たっていくように決意しましょう。

正しい知識と行動で、心の傷を癒せるだけの慰謝料を是非手に入れて下さい。