婚活パーティーでデートに誘った相手にOKをもらうテクニック
更新日: 2020年05月22日 出会い

婚活パーティーで気になる相手ができて、「デートに誘いたい!」と思った時、あなたはどんな風にデートに誘っていますか?
いきなり、「自分とデートしてください!」なんて申し込んでいませんか?
もっと効率よく相手からOKの返事をもらうため、ほんのちょっとのテクニックを知っていれば、もっと簡単にデートできるのです。
今回はそんなデートのお誘いをオッケーしてもらいやすい心理学を使ったテクニックをご紹介します。
小さなオッケーをもらっていくテクニック
まず、ご紹介したいテクニックは、心理学では「フット・イン・ザ・ドア」と呼ばれているものを利用します。聞いたこともない名前だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と身近に利用されているテクニックです。
これは、イメージでは絶対にオッケーしてくれるような小さいお願いからスタートして、ステップを上っていって、最終的に本来の目的である大きなお願いをオッケーしてくれるところまでたどり着かせるテクニックです。
名前の由来は、セールスマンが、お客さんの家のドアに、足さえ中に入れることをオッケーしてもらえれば、契約が取れたも同然!というところからネーミングされているそうで、ちょっとおもしろいですよね。
今回の場合は、気になっている相手をデートに誘うのが本来の目的です。なので、最初の小さなステップは、「ちょっと一緒に話しませんか?」と、まず始めに話しかけてみたり、「隣に座ってもいいですか?」と、必ずオッケーと言ってくれることを、あえて気になっている相手に聞きます。
そして、オッケーをもらったら、そこから会話を始めます。
その先のお願いは、シチュエーションにもよりますが、例えば「一緒に飲み物取りに行きませんか?」「駅まで一緒に帰りませんか?」「連絡先を渡しても良いですか?」といった具合に、相手が「まぁ、それくらいならオッケーかな」と軽く思ってくれるような小さなハードルの低いお願いからオッケーしてもらいます。
その上で、本命の「今度よかったらご飯でもどうですか?」というお誘いをするのです。いきなりデートに誘うのではなく、小さなオッケーのステップを最初に踏むことで、女の子も断りづらくなります。
そして、デートをしませんか?という大きなお願いにもオッケーしやすくなるという心理を利用しています。
あえて断らせるテクニック
次にご紹介したいテクニックは、先ほどの「フット・イン・ザ・ドア」とは真逆の方法で、相手にデートのオッケーをもらうというテクニックです。「ドア・イン・ザ・フェイス」と心理学では言います。
フット・イン・ザ・ドアでは、小さなステップを踏みましたが、今度は、いきなり大きなステップを踏ませて、あえて断らせるというちょっとおもしろいテクニックです。
例えば、「今度一緒に海外旅行行きませんか?」といきなり相手を誘ったら、交際相手でもない限り「それはちょっと難しいですね」と断られますよね。「一緒にテーマパークに遊びに行きませんか?」というハードルの高いデートも、きっと断られるでしょう。
特に婚活パーティーで出会った相手は、お互い初めましてです。警戒心も高く、なんのテクニックもなしにデートに誘ってみてもオッケーの返事がもらえるのは、よっぽどのイケメンか美人じゃない限りは、なかなか難しいです。それを逆手にとったテクニックがドア・イン・ザ・フェイスです。
なぜこれが有効かというと、人の心理は、あんまり断り続けたら相手に悪いんじゃないかという罪悪感が働くので、散々断ったあとに、「じゃあ、このあと一杯だけ二人きりで飲み直しませんか?」という誘いに、「まぁ、それくらいならいっか」とオッケーしてあげなくちゃと思ってしまうのです。
また、万が一デートを断られてしまったとしても、「じゃあせめて連絡先だけでも教えてもらえませんか?」と、お願いしましょう。
デートの誘いを断っているので、オッケーしてもらえる確率は上がっています。連絡先さえゲットできればもう一度作戦を組み立て直して、デートに誘うことができます。
ノーの答えを用意しないテクニック
人は不思議と選択肢を提示されると、思わずどちらかを選んでしまうという心理があります。それをデートへのお誘いに利用すると、高確率でオッケーしてもらえます。
どんなテクニックかというと、ショッピングモールでお洋服を選んでいると、たまにこのテクニックを使ってくる店員さんがいます。きっとあなたも知らず知らずのうちに出会っていることでしょう。
例えば、「この青いシャツと白いシャツだったら、どっちがいいですか?」と聞かれると、つい「青ですかね」と、どちらかを必ず選んでしまいますよね。
たとえ自分が本当は、赤色のシャツが好みだったとしても、どちらも好きじゃないという選択肢を提示されていないと、なぜかノーと言わずに、提示された選択肢から答えを選んでしまうのです。これをデートを誘うシチュエーションで応用するのです。
例えば、帰り際なら「今日このあとカフェかバーだったら、どっちに行きたいですか?」と聞くだけで、「このあとどこか行きませんか?」と誘うよりも、気になっている相手とツーショットになれる可能性がぐんと上がります。
「今日このあとどうしますか?」とか、「もう帰りますか?」なんて聞いてしまったら、どうぞ断ってくださいと行っているようなものものです。
婚活パーティーの後日にデートに誘う場合でも、「すごく美味しいイタリアンレストランとフレンチレストラン知ってるんだけど、どっちに行きたいですか?」と聞いてみましょう。そうすれば、相手は、どちらかを選んでくれます。
そしてここからが重要なポイントなのですが、どちらかを選んでもらったらすかさず「じゃあ今週の土曜日と来週の土曜日ならどっちがいいですか?」と、またどちらも選択肢のみを提示するのです。
そうすれば、「来週の土曜日空いてますか?」と聞いてしまったり、「いつ行きますか?」と聞いてしまうよりも、デートに行ける確率がアップします。
パーソナルスペースに入り込むテクニック
「パーソナルスペース」というのは、他人が入ってくるとなんとなく不愉快になる自分のスペースのことを言います。縄張りのようなイメージに近いものです。
例えば、電車が空いているのに、隣に座られたり、列に並んでいるときに、必要以上に距離を詰め寄られると離れたくなるのは、パーソナルスペースに入られているからなのです。
人は無意識のうちに、好きな人には近づきたいし、嫌いな人とは離れていたいと感じますが、これを逆手にとると、距離が近い状況をキープすることで心の距離が縮まり、デートの誘いをオッケーしやすくなるということです。
しかし、いきなり相手に近寄ると怖がられるので、自分の代わりに使うのがグラスです。飲み物を飲んでグラスをテーブルに置く際に、相手の飲んでいるグラスのそばに、自分のグラスをさりげなく近づけて置いてみてください。
グラスはその人の分身です。グラスを近づけることでパーソナルスペースに簡単に入れるのです。
相手が好意をもってくれていれば、飲み物を飲んだ後にグラスを近くに戻してくれます。遠ざけられるうちはまだデートに誘うのが早過ぎます。根気よく会話を盛り上げつつ、グラスを近づけていき、その距離が縮まるようになったタイミングでデートに誘いましょう。
まとめ
せっかく婚活パーティーに参加しても、次のデートに繋がらなければなんの意味もありません。
しかし、婚活パーティーに来ている方は、初対面というなんともデートに誘いづらい相手です。そんな相手にただストレートにデートに誘ったとしても、断られる確率は高いままです。それでもオッケーしてもらえるような人は、イケメンや美人くらいでしょう。
しかし、たくさんの異性と遊んでいる人の中には、大してイケメンや美人でもないのに!と思わず嫉妬してしまうような方もいます。その方たちは、うまく相手を誘導してすることで、オッケーの返事を引き出しやすくしているのです。
今回ご紹介した心理テクニックは、どんな方でもカンタンに取り入れられるテクニックなので、ぜひ覚えておいてください。