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結婚相談所を使って失敗するケースと失敗しないための対策

更新日: 2020年05月22日

結婚相談所を使い失敗した人

結婚相談所を使って理想的な出会いの機会を手に入れることができている人もいる一方、失敗してしまって結婚相談所なんて使わなければ良かったと思う人もいます。

成功している人と失敗している人にはどんな違いがあるのでしょうか。
失敗している事例に触れた上で、失敗しないためにはどうしたら良いのかを具体的に考えてみましょう。

筆頭筆者:恋愛成就したカップル

筆者:恋メモH 恋愛編集部

恋愛カウンセラーや結婚相談所の所長など、各分野のエキスパートたちが、恋愛や出会いに関する疑問や悩みに対して、専門的な知識とアドバイスをお届けします。

結婚相談所を使って失敗している事例を確認

結婚相談所を使って失敗したと感じるのはどんなときなのでしょうか。失敗しないためには過去の事例に学んでどんなことがあり得るのかを確認しておくのが大切です。
よく知られている失敗事例について紹介するので念頭に置いておきましょう。

結婚意志のない相手と交際を始めてしまった

結婚相談所を使って失敗した事例としてまず挙げられるのが、結婚する意志のない異性を選んでしまったというパターンです。

結婚相談所は異性との交際をして結婚をしたいと希望している人が登録するのが原則になっています。
しかし、何か物的証拠があって結婚しようと必死にパートナー探しをしていると示さなければ登録できないわけではありません。そのため、遊び相手を探したいといった目的で利用するケースもないわけではないのです。

どのくらい結婚に対して真摯な人が登録しているかは結婚相談所によって違いがあり、もともと結婚しようかどうしようかと迷っている人でも登録可能なところもあります。

最初から遊び相手探しが目的でなくとも、お見合いをしてみたらやはり結婚はやめようと思ったというケースもこのような結婚相談所ではあり得る展開です。

魅力的な候補者を推薦してもらえなかった

結婚相談所を使わなければ良かったと後悔するような事例として、いくら紹介してもらってもなかなか魅力を感じられる人に出会えなかったというケースもあります。

結婚相談所に登録すればきっと理想としているような人に出会えると思っていたのに、何度お見合いをしても何か不満があって自分から交際を申し込みたいと思えないこともあるのです。

最初のうちは結婚相談所の担当者に自分の希望をわかりやすく伝えられていなかったのかもしれないと思い、こういう理由で今回のお見合いはなしにするから次はこんな人を紹介して欲しいと言えるでしょう。
しかし、希望に合わない人を紹介されるケースが度重なってしまうと結婚相談所を信用できなくなり、こんなサービスを使わなければよかったと後悔することになってしまうのです。

費用ばかりかかってしまった

結婚相談所を使っても良い出会いに恵まれずに費用ばかりかかってしまったというのも失敗したと感じるケースとしてよく知られています。

結婚相談所を利用するときには入会金、月額費用、お見合い費用といったように色々な形で費用を負担することになるのが一般的です。
これだけお金を払ってパートナー候補を紹介してもらい、お見合いも重ねてきたのに交際すらできないという状況になることもないわけではありません。

もしかしたら運が悪いだけかもしれないと思ってしばらくはお見合いを続けられても、だんだんと結婚相談所を使っても結婚できないのではないかという不安が生まれてきて失敗したと感じるようになるケースがあります。
そして、このまま登録していてもあまり意味がないから退会しようと思うようになると、無駄にお金を使っただけだったと後悔することになりがちです。

結婚相談所を使って失敗しないためには

結婚相談所を使って失敗しない方法を模索する人

このような事例を踏まえて、結婚相談所を使って失敗しないためにはどうしたら良いと考えられるでしょうか。
失敗するのには原因があるというのは以上の事例からなんとなくイメージできている人も多いでしょう。

結婚相談所を使って成功するために登録する時点から考えておいた方が良いポイントについて紹介するので参考にして下さい。

どの結婚相談所に登録するかは慎重に吟味する

登録先の結婚相談所を厳選するのは最も重要なことです。

本気で結婚しようとしている人だけが登録している結婚相談所を選ぶのは必須で、入会審査が厳しいところを選ぶと遊び半分の人が少ないと期待できます。
また、実績についても確認しておくのが大切で、平均的にはどのくらいの期間でパートナーを見つけられているか、成婚率がどのくらいかを調べてみましょう。これらの数字が大きければそれだけ失敗のリスクが低くなると考えられるのです。
成婚率が高いということは、それだけマッチングに成功している確率も高いことがわかります。自分の希望に合わないような人ばかりお見合いをさせられてしまうというような状況も起こりにくいと考えられるのです。

大手のサービスだから安心と一概に言うことはできないので、きちんと実績を調べて安心できる結婚相談所に登録するようにしましょう。

複数の結婚相談所に登録してみる

実績を調べて結婚相談所を慎重に比較検討してみても、どれがベストかわからないという場合もあるでしょう。
一つに絞り込めないのなら複数の結婚相談所に登録するのも合理的な方法です。

結婚相談所は入会金が高いところが多いのであまり多くのところに登録するのは厳しいかもしれませんが、二つか三つであれば試してみることは可能だという人も多いでしょう。

複数の結婚相談所を使えば、たとえ一つが失敗だったとしても、もう一つの結婚相談所から理想的なパートナーを紹介してもらえる可能性があります。
サービスや対応の良し悪しについても複数使っていると比較できるので、どの結婚相談所なら信頼できそうかもと評価しやすくなります。その比較結果としてあまり好ましくないと感じられたところからはすぐに退会してしまえば月額費用などの負担はなくすことが可能です。

見極めに使う期間やお見合いの回数も決めておいて、費用対効果の高い結婚相談所比較をしましょう。

希望をリストアップしておこう

結婚相談所の良し悪しが成功の可否を分けていることもあるのは確かですが、そもそも自分が上手に結婚相談所を使いこなせなかったのが原因で失敗するケースもあります。
希望を伝えたと思っていたけれどきちんと理解してもらえていなかったというのが典型的な失敗です。
良い相手を紹介してもらえず出会いに恵まれなかったというケースでは、自分の希望が明確ではなかったというパターンは多いのです。

どんなポイントを優先したいのかがはっきりとわからなかったために理想から外れた人を紹介してしまうということもよくあります。口頭で説明すると言い忘れがあったり、重要度の違いがわかりにくかったりすることも多いので、書面にしておくのが効果的です。

お見合いの相手に求めること、希望する性格、年齢などの条件をリストアップして順位づけを行い、そのリストを持って結婚相談所に申し込みましょう。

書面になっていると結婚相談所側としても希望を無視できないので忠実に対応してくれると期待できます。
リストがわかりやすいことも重要なので、箇条書きにして内容を把握しやすく仕上げておきましょう。

失敗してもめげないのも重要

結婚相談所を使って失敗したからもう婚活を諦めようと考えてしまう人もいます。
しかし、このように結婚相談所を使って失敗している事例が少なくはないこと、失敗には原因があって対策を立てられることがわかるとめげてはならないということも理解できるでしょう。

人によっては登録先を別の結婚相談所にしただけですぐに魅力的な出会いに恵まれていることもあります。
希望を誤解され続けてしまった人もリストを作っていくだけでパートナーに恵まれていることもあるのです。

失敗したからといって諦めてしまわずに、どうやったら結婚相談所のメリットを最大限に活用して理想的な出会いを実現できるのかを考えるようにしましょう。