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尻に敷かれる男性の心理!理想的なカップルのバランスのとり方【実例あり】

PR投稿日: 2024年08月05日

尻に敷かれる男性

あの女性は彼氏を尻に敷いている…。こんな噂話を耳にした時、当の本人たちはそれを気にするべきでしょうか?

価値観の多様化した現代において世間体を過度に気にする必要はありませんが、他人の目は時に自分たちを映してくれる鏡となります。

ひょっとすると周囲の人たちが二人の関係に違和感を抱いている場合もあり、その意見は男性に対して同情的なものになっている事もあります。
長続きする二人の関係を意識するなら、そんな時の男性側の意識を再点検する事が大切です。

この記事では、尻に敷かれる男性の心理と、理想的なカップル像のバランスのとり方について詳しくお伝えしていきます。

恋メモH 恋愛編集部

筆者:恋メモH 恋愛編集部

恋愛カウンセラーや結婚相談所の所長など、各分野のエキスパートたちが、恋愛や出会いに関する疑問や悩みに対して、専門的な知識とアドバイスをお届けします。

尻に敷かれる男性よりも女性が元気なカップルの場合

元気な女性

カップルの女性が元気で彼氏をグイグイ引っ張っていく。周囲から見ていても微笑ましく感じる光景で、実際にこのタイプの組み合わせは長続きしているカップルが多いです。

表面的には男性の方が大人しい性格なのかと感じてしまいますが、二人だけの会話を聞いていると男性の方が主導権を持っている事もあり、意外に感じる事もあります。

男性に相手の長所を生かす気持ちがあれば長続きする

元気な女性はあれこれお話をして楽しい時間を過ごすことが好きです。その流れで二人の関係の事でもついつい色々な提案をしがちになってしまいます。

そんな時、男性は大人の態度で接する事が長続きの秘訣です。

誰でも自分の意見を否定され続けるのは面白くないと感じますし、そんな態度は第三者や彼女自身から「大人げない男性」と思われてしまいます。

少なくとも他の人がいる場所では、明るく元気な彼女の長所を生かすつもりになって一歩引いた位置から見守ってあげた方が好印象につながります。

私の姉の場合

私の姉は5歳年下の彼氏と交際して結婚、現在でもその男性と夫婦生活を送っています。

5歳年下というと私と同じ年齢になるのですが、二人で最初家にやって来た時も主に発言するのは姉ばかりでした。

普段から賑やかな性格の姉なのですが、その時、私の2人に対する印象は正直「大丈夫かな?」というものでした。

しかし旦那さんが時折する発言の内容はしっかりとしたもので、私と二人だけで会話した時も自分の考えをしっかりと持っている人物だなという印象を与えられ、少し安堵した覚えがあります。

「いろいろと言ってしまうけど、決断するのは実は苦手」という姉は、金銭面も含めて大事な事はすべて旦那さんに決めて貰っているらしく、旦那さんが姉の性格を見て人前では一歩引いているようでした。

尻に敷かれる男性が気が弱いカップルの場合

女性の尻に敷かれる気弱な男性

女性が元気よく男性が意識的に一歩下がっている状態なら良いのですが、男性の気が弱いからそう見えてしまう場合は注意が必要です。

男性が我慢を強いられる場合は長続きしない

稀に大人しい男性の中には「尻に敷かれる方が楽に過ごせる」と考える方もいますが、彼女の押しが強くて色々言い返すのが面倒と感じている場合、知らず知らずのうちにストレスをため込んでしまっている可能性があります。

ため込んだストレスはいつか爆発してしまいますから、二人の関係を長続きさせる事も難しいでしょう。

また女性によっては、言い返せない男性の態度に悪ノリしてしまい、周囲から違和感を持たれる事態に発展してしまう事もあります。

周囲から同情の目で見られたと感じた男性は、次第に別れを意識する事になってしまいます。

職場の後輩カップルの件

30代の後輩は優しく大人しい性格で、それまでに彼女を作った事がなかったそうです。

何のきっかけだったのかは分かりませんが、私は職場のレクリエーション活動の時に、彼が同じ職場で同年代の事務員さんとお付き合いしている事を知りました。
当初はその事実のインパクトから気になりませんでしたが、次第に彼らのやり取りに違和感を感じるようになりました。

職場でも押しが強く少しやりづらい印象の彼女でしたが、彼氏に対しても同じように押しの強い態度で接しています。
何を言われても苦笑いで返す彼氏でしたが、傍らで見ているこちらも苦笑いをするしかない状況でした。

そうは言っても実際にお付き合いをしている二人。「実は彼女はツンデレで、二人だけの時は違う雰囲気なのかも」と勝手に想像していましたが、その後3か月で彼らはお別れしてしまいました。

後に彼からその時期の状況を聞いたのですが、二人だけの時も彼女は同じような態度で結構ストレスも溜まってしまったとの事。心配した彼の友人から同情めいた言葉をかけられた時から、彼女に対して疑問を持つようになってしまったそうです。
そして友人たちの話を聞き、他のカップルと同じように気楽に過ごせる彼女が欲しいと思うようになってしまった事が別れの原因だったそうです。

平等な関係を意識して敢えて男性が尻に敷かれているカップルの場合

女性に寄り添う優しい男性

近年では少し事情も変わってきていますが、以前の日本は何かと男性の強い社会でした。
例えばそんな状況を二人の時間でも続けてしまったら、女性の方はいつまでも我慢を強いられることになってしまいます。
お互いの個性に惹かれあった男女のお付き合いなら、二人はなるべく平等な関係を意識しないと長続きしないものです。

男女の関係に経済力を持ち込む事は揉め事の元

男性の方が経済力のあるカップルで、例えば女性の方がそれに依存してしまっている場合でも、恋愛感情で結ばれたカップルなら最終的には対等な立ち位置でお付き合いをしたいものです。

経済的に負担をしている側が「大切な人だから別に構わない」と思っていたとしても、依存している側はいつも申し訳なく思っていたり、場合によっては卑屈になる一歩手前の心境で過ごしている場合があります。
そんな状況での上から目線な一言は、二人の関係に深刻なダメージを与える可能性があります。

その状況を気にしていない女性なら話は別ですが、「彼氏がお金を払うのが当たり前」と思っていないような真面目な彼女さんだった場合、彼氏の方は彼女の心のバランスを考えて普段は一歩引いた立ち位置を意識した方が良い関係が築けます。

私たち夫婦の場合

私の妻は結婚以前から「男女の関係は、女の意見を通した方が上手くいく」という考えを持っているようで、その理由は彼女の両親の夫婦関係にありました。

お義父さんが会社員、お義母さんは基本的には専業主婦ですがたまに近所の会社へパートに行っていました。

彼女が中学生時代、ある日の夕食時にお義母さんが仕事先での苦労話をしたところ、お義父さんは「お前がやっているのはアルバイトだろ?」という一言を発してしまったそうです。
その場では「まあ、そうだけどね」と流していたお義母さんも、お義父さんが席を離れた後ひどく憤慨した様子となり、以降夫婦関係は冷え切ってしまったそうです。

お義母さんは真面目な女性で、普段から「お父さんの稼いできたお金で無駄遣いをしてはいけない」と妻に言い聞かせていたそうで、夫婦二人の時でも「お義父さんが強い」関係だったそうです。

どの面でも主導権を持っていないお義母さんの心の奥には、知らず知らずのうちに何かしらの負い目が生じてしまい、彼女曰く「別に言わなくても良かった一言」によって爆発が起きてしまったようです。

その後お二人が離婚に至る事は無かったのですが、何か冷めた感じで、「将来こんな夫婦関係になりたいな」と思うものではありませんでした。

彼女の中でもその事は半ばトラウマの様になっており、人前で偉そうな態度を見せる男性にはいつも嫌悪感を示していました。

幸いというべきか、私はあまり前に出ることを好まない性格だったことと、彼女に対しては他の面でも大きな魅力を感じていたので、お付き合いの期間中から冒頭の彼女の意見に同意し、彼女の尻に敷かれて過ごしています。

まとめ

  • 彼女が元気なカップルは、彼が尻に敷かれて女性の長所を生かした方が長続きする。
  • 尻に敷かれる彼氏の気が弱いカップルは、彼氏の心に不満が溜まっているかも。
  • 彼氏の方が経済力のあるカップルなら、彼女の尻に敷かれた方がバランスが取れる。