【実例あり】熟年カップルの長続きする付き合い方
PR投稿日: 2024年05月25日 出会い
職場の飲み会で、50代未婚女性の「あー、誰でも良いから一緒になっておけばよかった」という言葉が聞こえてきました。
色々あって思わず発してしまった言葉なのでしょうが、そんな思いから「これからパートナーを探して……」というのも私は悪くないと考えます。
私は現在51歳の男性会社員ですが、45歳の時に知り合った同年代の女性と4年間お付き合いし、現在は結婚生活2年目です。
熟年になってくると、若い頃に比べて自分自身が求めているものがはっきりと分かってきます。
良いコミュニケーションを取って、相手の求めているものを理解する事が熟年カップルにとって心地よい関係を長続きさせる付き合い方です。
熟年カップルがお互いに求めているもの
熟年の方は恋愛感情のみでお付き合いが始まる事はありません。
人生経験は少し自分を臆病にさせ、時には世間体も気になり、2人の間の良い雰囲気に気がついてもお付き合いを躊躇してしまうものです。
しかし、その臆病さを利用して相手が求める事をしっかり予習する事が熟年カップルの長続きする付き合い方につながります。
男性は安心感や優しさを求める
「40代中盤で男一人のアパート暮らし」このフレーズを聞いただけで、誰しも侘しさを感じると思います。当の本人は気楽な生活を満喫している場合もありますが、それでもふとした事からこのフレーズの侘しさを感じてしまう時もあります。
熟年独身男性はお付き合いの中で、この心の穴を埋めてくれるコミュニケーションを求めています。
熟年男性に対しては、「しっかり感」のある生活態度を示す事や、思いやりのある言葉をかける事が長続きする付き合い方の秘訣になります。
私自身の場合、彼女と一緒に暮らし始めて最初に嬉しかった事は、彼女が夕食の準備をしている明るい部屋に帰宅できる事でした。
帰宅１時間前に私が送信するメールで、私が着替える空間に電気を点け、夕食の支度を始める彼女。帰宅、着替、シャワー、夕食の準備をしっかり毎日してくれる彼女に、安心感と同時に思いやりを感じて嬉しくなりました。
女性は誠実さや知識・経済力を求める
誠実さや知識、経済力は「求めているもの」というより「マスト」と表現した方が良いかもしれません。
基本的に女性は浮気を嫌悪し、それは年齢を重ねても変わりません。中にはお互いの浮気に寛容的な気持ちを持っている女性もいますが、それでも2人の時は自分の事だけを考えて欲しいと思っているものです。
また、熟年期というのは体力の衰えを大なり小なり感じる時期です。そんな時期に「この人の為に頑張ろう」という恋愛ストーリーを思い描く女性の存在は考えにくく、男性には社会人としてのしっかりした基盤が必要です。
妻の友人は45歳の時に離婚を経験しました。原因は浮気関係で、目の前で水商売のフィリピン人女性とメールのやり取りをしたのが許せなかったそうです。
夫婦は以前からセックスレスで、メールの相手ともあくまで店の客としての関係だったそうですが油断は禁物です。
妻の友人からすれば「バカにされた」という感情が消えなくなってしまい、姿を見るのも嫌になってしまったようです。
現在彼女は同年代の男性と熟年カップルとしてお付き合いしていますが、お相手は小さな建設会社の社長さん。誰でもこの年になって金銭的な苦労はしたくないようです。
熟年カップルに必要な付き合い方
カップルとしてお付き合いを考えているのであれば、2人の間に多少のドキドキ感がある刺激は欲しいものです。
男性の場合、20代から徐々に性欲が衰えていくのが一般的である事に対して、女性の場合は30代以降、性欲の増す人と興味がなくなる人に分かれてしまうと聞いた事があります。
熟年カップルはミスマッチが生まれやすい組み合わせと言えます。
少しずつでもコミュニケーションを取る
男女それぞれの年齢と共に変わってゆく、スキンシップに対する感覚もありますが、若い頃に経験した事で形成された「性的趣向」も個々の男女が持っています。
また、「この人とはこんな感じでスキンシップを取りたい」というその時の意向もあり、それらを少しずつでも理解しておく事は良いお付き合いにつながります。
2人で素直に話し合うのは難しい事柄ですが、相手が表現する小さなサインを見逃さない事で充実した時間を楽しむことが出来ます。
私の場合、同棲し始めたある日、彼女にセックスをお願いしたところ、「今日じゃなくて土曜日にお願い」と言われてしまいました。
彼女から「女には準備があるから」と言われそれを尊重する事にしましたが、それ以降は事前にお願いの確認を取って2週間に1度、週末にセックスの時間を楽しんでいます。
彼女が騎乗位が好みと分かったのも、私の固さが足りなかった時に「これはあなたにとって刺激が強くないみたいだね」と言われ、少し残念そうな様子を感じた時でした。
ちなみに「どんなエッチが好き？」とストレートに聞いてしまった時、彼女は無言だった為、それ以降は聞かないようにしています。
軽いスキンシップと共に相手が求めている刺激的な言葉を探す
色々なケースがあると思いますが、例えば女性の方がスキンシップを求めていない場合もあると思います。
多少の性欲が残っている熟年男性が相手だった場合、独りよがりではありますが、そんな状態に欲求不満を感じてしまいます。
「スキンシップやセックスは脳で感じるもの」という言葉を聞いた事があるのですが、手を触るくらいの軽いスキンシップでも扇情的な言葉を添えれば、相手はある程度の満足感を得て落ちついたり、逆に今までは感じる事も無かったエッチな気持ちが盛り上がったりする事もあります。
熟年者はそれまでの恋愛経験などで、相手の気持ちが盛り上がる言葉を探す方法を知っていますから、効果的な方法です。
妻の友人は48歳の独身女性です。20代に1年間の結婚生活を送っていたそうですが、それ以降は交際する相手も作らずに過ごして来ました。しかし妻曰く、最近の彼女からの電話は、妻の結婚に影響を受けたのか男性についての内容が多いとの事。内容は知り合った男性が「したがる」事に戸惑いを受けている事でした。
離婚した時の心境を聞いた事があるのですが「朝、目が覚めて隣に男が寝ている事が受け入れられない」という彼女。異性と食事中に会話する事、特に誘われたり口説かれたりする時間は好物ですが、距離の近いコミュニケーションは苦手な様です。
妻の返答は、「それは前の男と身体の相性が悪かっただけ。相性はしてみないと分からないからとりあえずしてみたら？」という大胆なものでした。「どうしても抵抗感が強いなら、最初は相手の腕を触ってエッチな話をするだけでも違うから」というアドバイスを受けて、妻の友人は現在でも交際が続いています。
熟年カップルが楽しく長続きするコツ
熟年と言われる年齢になった後に、落ち着かない生活を送る事は誰もが避けたいところです。お互いに心地よい距離間を探ったり、相手に対して感じる懸念を解消したりする事も良いお付き合いを続ける為には重要な事です。
お互いが求める心地よい距離感を意識する
いくらお相手に魅力を感じていたとしても、一つの些細な出来事が許せなくなってしまうのがカップルの関係。許す心というお相手の優しさに期待するのも良いですが、その回数にも限界はあります。
熟年者はその人生経験からコミュニケーション能力も上達していますので、それを生かして2人の心地よい距離感を探った方が良いお付き合いが長続きします。
私の姉夫婦の話。独身時代の実家では家族に思ったことを発言し、我儘放題な印象の姉でしたが、旦那さんとの間では細かくお互いの意思をディスカッションしている様な関係でした。
それと、私が感心したのは小さなことでも相手に対して感謝の意思を伝えていた事。それが二人にとって心地よい距離感だったのでしょう。現在でもそんな雰囲気で夫婦生活を続けています。
私は当初、「よそよそしい雰囲気で大丈夫かな？｝と思ってしまいましたが、その距離感の重要性に気づき実践してみました。おかげで私達は熟年カップル時代以降一度も喧嘩はしていません。
知りたいと思った事は、はっきりと聞いてしまう事も重要
距離感を保つことが大事と述べましたが、それはあくまで適度なものであるべきです。気になる事をそのまま放置する事は、ストレスも少しずつ溜まってしまい2人の関係も微妙なものになってしまいます。
熟年の2人であれば、相手への懸念も大人の話し合いで解決策を相談できるでしょうから、おもいきって聞いてしまう事も重要です。
私たち夫婦の場合はお金の話でした。
妻は交際当初仕事をしていませんでした。彼女はもう少し広い部屋への引っ越しを希望していましたし、彼女の実家への仕送りも必要で、貯えの目減りが気になりだした私は少し不安を覚えました。
金銭が原因で別れ話になってしまうのも嫌だし、かといって借金地獄は論外。私はある日その事を彼女に正直に伝えました。
私の収入をちゃんと伝えていなかった事がそもそも悪かったのですが、彼女は理解してくれて働き先を見つけ、2人で近い将来の計画を立て、今は無理なく頑張っています。
まとめ
- 熟年カップルは、人生経験を利用してお互いに求めているものを理解する事が大切。
- スキンシップは、熟年カップルでもお互いのスタンスを知る事で充実できる。
- 熟年カップルは、適度な距離感を探って快適な時間を。
- 相手に対する懸念事項は、大人の話し合いで早めに解決。
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