ローションを温める方法8選!失敗しない加熱方法は?
PR更新日: 2024年05月16日 SEX
潤滑剤としてオナニーやセックスの際に大活躍するローションですが、そのまま使うと冷たくて身体が冷えてしまうという問題があります。
しかしローションには適度な温度まで温める方法がいくつもあります。
メーカー側もローションは温めて使うことを想定しているので、正しく楽しむためにも失敗しない加熱方法をしっかり覚えておくようにしましょう。
ここでは風俗ライターの実体験に基づいたローションを温める方法を8つ紹介しています。それぞれの問題点やメリット・デメリットについてもわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ローションを温める方法8選
ここからはローションを温める方法のうち、誰でも自宅でできるものを8選紹介していきます。
ローションの種類はアダルト用のスタンダードタイプを想定していますが、基本的にはどんなタイプのローションでも代用可能と考えていいでしょう。
1.お湯と混ぜて薄めながら温める
市販されているローションのうち高粘度のものは最初からお湯で薄めて使うことを前提に調整されています。
たとえば業務用の「ペペローション」だとローション1に対して1~5ほどの比率でお湯を混ぜて、希釈した上で使用するのが一般的です。
プライベート向けで売れ筋の「ペペローション435ml」サイズもお湯で薄めて使うことができるので、容量以上に長持ちさせることが可能となっています。
お湯で薄める際はお風呂場で洗面器にローションとお湯を入れ、手で混ぜ合わせるのが一番簡単な方法です。
手で混ぜ合わせれば自然と火傷をしない適温に持っていくことができるため、安全面でも優れた方法と言えるでしょう。
ただし洗面器だとオナニー用としては量が多過ぎるので、計量カップなどを使って少量のお湯とローションを混ぜ合わせるのもおすすめです。
それなら洗面所やキッチンでも作業できるので、準備がより手軽になります。
2.湯せんで温める
ローションを薄めずにそのまま温める方法としては、湯煎(せん)が推奨されています。
一旦ローションを耐熱性の容器に分け入れて、その容器をさらにお湯を張った鍋などに入れて中身を間接的に温めていくようにしましょう。
元の容器をそのままお湯に入れてしまうと熱で変形して中身が漏れ出す恐れがあるので、必ず耐熱容器に移し替えるのがポイントです。
湯せんだと手で混ぜるよりも高温になってしまうことが多いので、使用前には必ず温度を確認するようにしてください。
基本的には体温程度(36度~37度)が望ましく、40度を超えてしまうと火傷の危険が出てきます。
3.ローションウォーマーで温める
「ローションウォーマー」というローションを温めるための専用機器を使う方法もあります。
上記の商品はアダルト用ローション専用というわけではありませんが、ペペローションのような容器をそのまま包んで温めることも可能です。
最大でも42度程度までしか上がらないので、元の容器をそのまま温めても破損するリスクが低いのがこうした機器を使うメリットと言えるでしょう。
ちなみに似たような形状と機能を持つミルクウォーマーやヨーグルトメーカーでも代用できますが、完全に想定外の使用法となるためトラブルには自己責任で対応する必要があります。
4.ドライヤーで温める
ローションウォーマーのような専用機器を導入する余裕がない場合には、普通のドライヤーで温める方法を試してみましょう。
ただしドライヤーでローションを体温レベルにまで温めるには多少のコツが必要になります。
ポイントは平べったい皿のような容器にローションを薄く伸ばして、温風が効率的にローションの温度を上げてくれるように工夫することです。
塊になっている状態で表面だけに温風を当てても内部までは熱がなかなか浸透しないため、全体を温めるには時間がかかってしまいます。
逆に薄く引き伸ばせばお湯を混ぜたり湯せんで温めるよりも素早く適温まで持っていけるので、少量のローションを使うだけならかなり有効な方法となります。
またドライヤーの代わりにエアコンの温風を使う発想もありますが、ドライヤー以上に時間がかかってしまうためあまりおすすめはできません。
5.コタツや電気毛布で温める
多少時間をかけてもいいのなら、コタツや電気毛布のような暖房器具で温めるのも良い方法です。
元の容器のままコタツの中に入れたり電気毛布に包んでおいても変形するほど高温になることはまずないので、安全性も比較的高いと言えるでしょう。
十分温まるまで30分~1時間ほど放置しておく必要はありますが、後始末に手間がかからないことを考えれば欠点を補って余りあるメリットを持つ方法でもあります。
ただ夏場はそのためだけに暖房器具を出す必要が出てくるので、実質的に冬限定になってしまうのが残念なところです。
6.人肌で温める
自分の身体でローションを温めてしまう手もあります。
ただし通常の容器に入ったままだと人肌で温めるにはあまりにも時間がかかるので、その場合は小分けタイプのローション「ペペ 5ml パウチ アソート4種×10個」を使うのが有効です。
上記のような小分けパウチ入りのローションなら手で揉んだりお尻に敷いてしばらく座っているだけでも適度な温度まで高めることは十分に可能になります。
持ち運びにも便利なので、ホテルデートや旅行のお供に持っていくのにも向いています。
またこのタイプのローションパウチは簡単に湯せんをすることもできますが、熱湯だと高温になり過ぎてしまうのでお風呂に持ち込んで湯船や洗面器で温めるのがいいでしょう。
7.温感ローション(ホットローション)を使う
ローションの中には「温感ローション」や「ホットローション」という、人肌程度の温度を保ちやすいタイプの商品が存在しています。
手で触れているだけでじんわりと温かい感触が得られることから、冷たいローションを毎回温めるのが面倒な場合には最適な商品となるでしょう。
このタイプの弱点としては、粘度が弱めで通常のローションよりも量を増やさないと快感を得にくいという問題があります。
つまりコストパフォーマンスは想像以上に悪くなるので、購入時にはその点を意識しておきましょう。
また人によっては独特の刺激によってデリケートゾーンに痛みを感じる場合もあります。
体質的に合わないと感じたら使用を中止するようにしてください。
8.電子レンジで温める
最後に電子レンジで温める方法を紹介しますが、この方法には問題点も多いため基本的には使わないようにしましょう。
それでも電子レンジを使う場合にはまず第一に、必ず電子レンジ用の容器に移し替えてから温めることが重要です。
既存の容器のまま温めてしまうと最悪、容器が破損して電子レンジ内に高温のローションが飛び散ることになります。
またローションは電子レンジで加熱すると急激に高温に達するので、10秒単位で温度を確認する必要があります。
その際にはローション全体を掻き回して、内部の温度までしっかり確認しておきましょう。
表面の温度だけで体温程度という判断をしてしまうと、内部が高温になっていた場合に火傷を負ってしまいます。
ローションを温めるメリット
ローションを温めることには以下のようなメリットがあります。
リアリティが増す
体温と同等程度に温めたローションは、それだけ人間の体液に近いリアリティを持つことになります。
オナニーの際に気分を高める効果を発揮するだけでなく、カップル同士のプレイ時にも「道具を使っている」感覚を極力減らして自然な形で気持ちを盛り上げていくことが可能になるでしょう。
リラックス効果が得られる
温かいローションに身体を包まれると独特の安心感が生まれます。
特に大量のローションを使った全身マッサージでは他のプレイで味わえないような体験を得ることができるでしょう。
また寒い日には温めたローションを使うことで、冷えの対策にすることもできます。
ローションをかさ増しできる
お湯でローションを希釈して利用すると、内容量に対して2~5倍もかさ増しすることが可能です。
360mlの標準的な容量でもお湯で薄めることで数ヶ月は問題なく持たせることができるので、費用を抑えられるだけでなく何かと面倒なアダルトグッズ購入の手間も省けます。
ローションを温めるデメリットと注意点
ローションを温めることにはメリットだけでなくデメリットもあります。
ここでは代表的なデメリットと共に、使用時の注意点も紹介しておきましょう。
刺激と粘度が弱まる
ローション独特のヌメヌメ感が好きな人にとっては、温めることで刺激が弱まり物足りなくなってしまう恐れがあります。
特にお湯で薄めると当然ながら粘度も落ちるため、自分好みのヌメヌメ度合いを見極めるのはかなり難しいと言っていいでしょう。
オナニー時は自分の好みだけで調整することができますがカップルだとそうもいかないので、余計に刺激と粘度の微調整は難しくなってきます。
こればかりは何度か繰り返して好みのバランスを見極めるしかありません。
準備と処理が大変
ここまで説明してきたように、ローションを温めるには一定の手順を踏む必要があります。
お湯での希釈や湯せんには容器の準備だけでなく10分程度の調整時間がかかり、さらに終わったあとには容器を洗うといった処理の手間まで発生します。
毎回のオナニーでこれを繰り返していると面倒くさくなってしまうのは避けられないでしょう。
そのためドライヤーや暖房器具を使う方法やパウチタイプを活用するといった形で、なるべく手間を減らしていく工夫を意識しておくのが肝心です。
火傷の危険がある
火傷のリスクは最大の問題点と言えます。
湯せんや電子レンジで温めるとローション内で温度差が生じやすいため、十分に掻き混ぜておかないと火傷をするリスクが飛躍的に高まります。
また手で触れて温かいと感じる温度でもデリケートゾーンの粘膜はもっと敏感に反応すると思っておいた方がいいでしょう。
そのため手で触って「冷たくない」と感じるなら、それで人肌の温度になっていると判断することが大切です。
ローションを温める方法まとめ
ローションは温めることでオナニーやセックスの可能性を大きく広げてくれます。
しかし適切な方法で加熱しないと火傷のリスクもあるので、ここで取り上げた方法を慎重に試してみてください。
初心者はまずお風呂場でお湯に混ぜることから始めるのがおすすめです。
一旦お湯に混ぜたローションの粘度と温度を手で確認しておけば、以降は別の方法で加熱する際にも目安とすることができます。
特に電子レンジでの急速加熱は危険が伴うので、温度管理だけは怠らないようにしてください。