初心者でも安心なアナルのほぐし方!元SMクラブのM嬢がわかりやすく解説
PR更新日: 2025年01月20日 SEX

アナルSEXをしてみたいけど、やり方がわからない。
挑戦してみたけど、パートナーが痛がって断念した。
「ほぐし」って何?
など、アナルSEXの正しいやり方がわからないという方も多いのではないでしょうか?
アナルSEXは正しい手順を踏まないと、パートナーの大事な部分を傷つけてしまう恐れがあります。
また、正しくアナルをほぐすことで、挿入する側もされる側もかなり快感がアップしますので、絶対にほぐし方を知っておいた方が良いです。
元SMクラブのM嬢として数多くのアナルSEXを経験してきた筆者が、ひとつひとつ丁寧に解説していきますので、しっかりマスターしていきましょう。
アナルSEXの神髄は「ほぐし」にアリ
「アナルSEXが嫌い」という受け手の原因のほとんどが、行為中に強い痛みを感じることだと言われています。
また、普段はギュッと締まっている場所なので無理やり行為に及ぼうとすると、アナルが切れてし出血したり何日も痛みが続くことも多いようです。
攻め手の場合も、ほぐしをしていないアナルに挿入すると締め付けが強すぎて痛みを感じたり、パートナーが痛がることで萎えてしまったりとせっかくアナルSEXを楽しもうとしても上手くいかないことがほとんどです。
1度痛い思いをすると恐怖を感じてしまいますので、攻め手としても受け手としてもアナルのほぐし方について知っておくのは重要です。
ちゃんと正しいやり方でアナルをほぐすと、興奮度も増しますし、いざ合体した時の気持ちよさも格段に違います。
パートナーと楽しみながらチャレンジしてみてくださいね。
なぜアナルをほぐす必要があるのか
肛門(アナル)は外肛門括約筋と内肛門括約筋という2種類の筋肉によって締められています。ここがしっかり締められていることによって、便が漏れないようにコントロールできます。
肛門括約筋が締まったまま無理やり挿入をしてしまうと、痛みを感じるのはもちろん、アナルが切れてしまったり筋肉の断裂を起こす可能性もあるのでとても危険です。
初心者であれば尚のことじっくりゆっくりとほぐしてあげないと、トラウマ級の痛みを植え付けることになりますので、パートナーの為にもここはきちんと押さえておきましょう。
アナルほぐしの下準備【浣腸】
まずは浣腸を使ってアナルをしっかり洗浄しましょう。
当然、肛門内には便が付着していることが大半です。
便には様々な菌が潜んでいるので、清潔にするとともに、肛門を柔らかくしてくれる作用もあるので必ず浣腸を行ってください。
1.便秘ぎみならイチジク浣腸を使ってまず大きな便を出す
何日も便が出ていないという方は、薬局で販売しているイチジク浣腸を使ってまずはお腹に残っている便を出しましょう。
薬液を入れてすぐに出してしまうと便が出きらないので、数分我慢してから排泄するようにしてください。
ただ、イチジク浣腸は大腸に強い刺激を与えるものなので、便秘でない方は次のお湯浣腸だけで十分です。
2.シリンダー浣腸(シリンジ)を使ってお湯浣腸をする
事前に便を出し切ったら、シリンダー浣腸を使って肛門内をすすぎ、細かい便を出します。
注射器型のものでパートナーとお風呂場でお湯浣腸を楽しむのもありですが、パートナーに排泄を見られたくないという方はポンプ型のエネマシリンジを利用するのも手です。
エネマシリンジの場合は、洗面器にためたぬるま湯に筒状の方を入れ、先端が尖っている方を肛門に入れてポンプを使えば自分で肛門洗浄ができます。
シャワーヘッドを取り外し、ノズルをあてる「シャワー浣腸(シャワ浣)」というものもありますが、ノズルを肛門にあてるというのは衛生的にも良くないですし、刺激が強すぎて奥までお湯が入りすぎるというデメリットもあるため、筆者はオススメしていません。
ラブホテルなど多数の人が利用する場所ではシャワ浣禁止のところも存在しますので、面倒でもシリンダー浣腸を持っておくのが良いです。
ちなみに、シリンダー浣腸はネット通販でも手に入りますし、アダルトグッズ販売店などでも購入することができます。
お湯浣腸はやりすぎると行為の途中でお湯や、お腹の奥にたまった便が流れ出てくることもあるので、入口付近を軽く洗浄する程度に留めておきましょう。
また、お湯の温度は冷たすぎても熱すぎても刺激が強すぎるため、人肌程度のぬるま湯で行ってください。
アナルほぐしに必要なもの
アナルSEXの必需品といえばローションです。
膣とちがい、アナルは分泌液が出ないため、必ずローションは使用しましょう。
また、ペニス挿入時はもちろんですが、指を挿入するときも必ずコンドームを使用します。アナル用のコンドーム(アナル用指サック)もおすすめです。
衛生面と、爪でパートナーのアナルを傷つけないように配慮していきましょう。
アナル用ローションも多数販売されています。通常のローションと違い、粘度が高く、乾きにくいものが多いので非常におすすめです。
ローションが苦手な場合はアナル専用のクリームも販売されていますので、そちらを試してみるのも良いでしょう。
初心者でも安心なアナルのほぐし方
アナル初心者のパートナーの場合は怖い気持ちが先立つものです。
アナル慣れしている筆者でさえ、毎回怖々プレイしていたので、パートナーをリラックスさせてあげることは最低条件です。
まずは体全体を優しく愛撫し、心と体の準備を整えてあげましょう。
時間がかかるなぁと思うかもしれませんが、最高に気持ちいいアナルSEXをするには丁寧な前戯が一番の近道だったりもします。
アニリングスをしてみよう
パートナーがリラックスしてきたら、アナルを舐めてあげる(アニリングス)のもおすすめです。
挿入は怖くても、アニリングスは気持ちいいと思う方は結構多いです。
そうやってまずはアナルに触れられることへの抵抗を小さくしてあげましょう。
アナルのしわに沿って優しく舐めてあげたり、下の先でつんつんしたり、だんだんと快感を引き出していきます。
アナル周辺をマッサージ
ここからいよいよアナルほぐしへ入っていきます。
前述のとおり、アナルは括約筋によってギュッと締められているため、時間をかけてしっかりほぐしていきましょう。
ローションをたっぷり手にとり、アナル~アナル周辺(おしり、太ももなど)に広げるように塗ります。
冷たいローションを直接かけるよりも、手のひらで程よくあたためてから塗り広げてあげたほうが気持ちいいですし、リラックス度も高まります。
アナルSEXが初めてのパートナーであれば緊張や不安もあるかと思いますので、ダイレクトにアナルだけを触るのではなく、まずは太ももやお尻を優しくマッサージしてあげると良いですね。相手の反応を見ながら、徐々に緊張をほぐしていきましょう。
いきなりアナルに指を入れるのではなく、ふわふわと優しくアナルの外側を押してあげるのもとても気持ちいいです。
ここは焦らずじっくりと丁寧に、マッサージをしてあげるような感覚で行っていきます。
だんだんと入口あたりが少しずつ柔らかくなってきたのを感じたら、指にコンドームを装着します。
入口から優しくほぐす
指にコンドームを装着したら、ローションを指に足し、まずは指1本をアナル入口にあてます。この時、グイッと奥に指を入れるのは絶対にNG!
肛門奥の筋肉はまだまだ締まっている状態なので、焦らず入口からじっくりほぐしていきます。
まずは指の第一関節くらいをゆっくりと挿入し、パートナーに痛みがないかを確認します。痛みがあるようであれば、指を浅めにしてあげてぬぷぬぷと優しく押すようにしながら様子を見ます。
ローションが乾いてきたなと感じたらこまめに足してあげるのも忘れずに。摩擦も不快に感じる方が多いので、ローションはケチらずたっぷり使用しましょう。
パートナーが緊張しているようであれば、太もも周りをなでてあげたり、優しく抱き寄せながらほぐしてあげるのも良いですね。
まずは指1本を挿入する
だんだんとほぐれてきたのを感じたら、ゆっくり指で円を描いて入口から少しずつ筋肉を広げていくイメージでほぐしていきます。
手前がほぐれてきたらそのまま円を描きながらじっくりと奥へ進んでいきます。
急に奥にいくのではなく、手前から順番に緊張を解きほぐしていくイメージです。
パートナーに力が入っていると感じたら、深呼吸をしてもらいながら指を動かしてもいいでしょう。
指1本に痛みがなくなってきたらほぐれやすくなってくるので、この指1本の段階を丁寧に行います。
他の性感帯に触れながらほぐしていくのもおすすめ
女性であればクリトリスや乳首。
男性であれば睾丸やペニスなど。
「気持ちいい」と思う場所を触りながらアナルほぐしを行っていくのも良いです。
気持ちいい場所に触れてあげることで、筋肉の緊張がゆるむので自然とアナルにも挿入しやすくなっていきます。
ここで注意しないといけないのは、アナルを触った手で性器に触れないことです。
雑菌が性器に付着してしまう可能性があるので、必ずアナルを触っている手とは反対側で愛撫しましょう。
指を2本、3本と増やしていく
指1本に慣れてきたら、指の本数を増やしていきます。
指3本に痛みがなくなってきたらペニスを挿入できるといわれていますが、指を増やしていく際もパートナーの反応を見ながら、ゆっくりとほぐしていきます。
やり方は指1本の時と同じように、入口から少しずつ筋肉を押し広げるようなかたちで円を描いていきます。
アナルをほぐすのに真剣になりすぎると、ムードがなくなってきますので、適度にほかの部位に触れてあげるなどスキンシップも忘れずに。
アナルがほぐれるのにどのくらい時間がかかる?
こればっかりは人それぞれですとしか言えないのが本音です。
早くアナルをほぐす方法なんていうものは存在しません。
筆者は初めてのアナルSEXの時は30分じっくりほぐしてもらっても挿入時には強い痛みを感じました。
やはり緊張や不安、怖さなどが勝っていたのだろうなぁと今は思います。
ただ、慣れてくればだんだんとアナルほぐしにかける時間も短くなっていき、経験を重ねるごとに快感が増すようになりました。
痛みや怪我が原因でアナルSEXの気持ちよさを知らないままでいるのはもったいないな、と思うので、どうぞ愛と思いやりをもってアナルをほぐしてあげてほしいと思います。
何より大切なのは、テクニックよりもパートナーとの信頼関係です。
皆様が素敵なアナルSEXライフを送れますように。