ブルセラショップの過去と現在。今でも合法的に楽しめる方法
PR投稿日: 2024年01月24日 アダルト豆知識
90年代の文化を知っている人にとって、ブルセラショップという言葉は懐かしさを感じるものとなっていることでしょう。
また当時の知識を持たない人にとっては、学生が自分から制服や下着を売っていたというブルセラショップの実態に驚くかも知れません。
その内容から歴史の影に消えてしまったように見えるブルセラショップですが、しかし今でも合法的に楽しむ方法は残されています。
この記事では90年代のブルセラブームを知るライターの立場から、ブルセラショップの過去と現在について詳しくお伝えしています。
今またブルセラショップに興味を抱いた方の参考になれば幸いです。
全盛期のブルセラショップの実態とは?
ブルセラショップの前身となるようなお店は1980年代から存在したともされていますが、本格的に世の中に知られるようになったのは1990年代の前半です。
まずはブルセラショップが辿ってきた栄枯盛衰の歴史について最初から説明しておきましょう。
一世を風靡したブルセラショップとはどんなお店だった?
ブルセラショップとは「ブルマとセーラー服のショップ」の略語で、主に女子が身につけている服やグッズに執着する男性をターゲットにした古着のお店です。
現役の女子学生から使用済みのブルマやセーラー服を買い取り、それを着用時の写真と一緒に売るシステムが大ヒットして90年代に一種の社会現象を巻き起こしました。
初期のブルセラショップは未成年に直接的な風俗営業をさせるわけではなく、あくまで古着の売買をしていただけなので法的な問題はありませんでした。
女の子達もプライバシーを晒すことなく高額なお小遣いが稼げるということで、一時は売り手と買い手がWin-Winの関係となっていたことも確かです。
徐々に過激化していったことで規制対象に
最初は単に女子の古着を売買するだけだったブルセラショップも、時間が経つにつれて店舗間の競争が激しくなり徐々に内容が過激化していきます。
ブルマやセーラー服はあくまでアウターでしたが、ブラやパンツといったインナーの取り扱いが増えていくことで「付属する写真の児童ポルノ化」が起きたのは特に大きな問題と言えます。
さらに衣類ではなく女の子の唾液などを販売することで中古売買のラインを大きく踏み越えてしまう店舗やマジックミラー越しに女の子が直接服を脱ぐ様子を見物させる店舗まで登場したことによって、ブルセラショップは完全に違法風俗店と認識されるようになっていきます。
90年代の中盤には警察によるブルセラショップの摘発が相次ぎ、自治体は青少年保護育成条例を改正して学生が着衣を売ることを禁止しました。
これによって90年代の後半にはすっかりブルセラブームは影を潜め、実店舗型のショップもほとんどが閉店を余儀なくされています。
秋葉原が風俗の街へ変わっていくきっかけにもなった
ブルセラショップ自体は衰退しましたが、女の子が自分自身の性的価値を売り込む文化はその後も残り定着しています。
2000年代以降のアイドルブームやJC・JK文化などはブルセラブームの延長線上にあると言ってもいいでしょう。
特に電機とオタクの街であった秋葉原が風俗の街へと変化していく流れの中には、ブルセラショップの存在が強く影響しています。
メイドカフェやJKリフレといった風俗がブルセラショップの代替として発展していったことは紛れもない事実です。
現在もブルマやセーラー服といったアイテムを特別視する風潮はオタク文化圏を中心に広まり続け、アニメを通じて世界的な常識ともなりつつあります。
そういった意味ではブルセラは消え去ったのではなく拡散しただけとも言えるでしょう。
現在も利用可能なブルセラショップはある?
90年代の後半には完全に消滅したかに見えたブルセラショップですが、実は近年になって復活の兆しも見せています。
またブルセラショップ以外にも女性の使用済み衣類を購入するルートが増えてきているのも見逃せないポイントです。
ここからは現在のブルセラショップ事情と、女性の使用済み衣類を売買するための最新情報について紹介していきましょう。
実はブルセラショップは近年再び増加傾向にある
インターネット上で「ブルセラショップ」と検索すると、現在営業中の店舗名がいくつもヒットします。
ただしそのほとんどはオンライン販売をメインとしており、実店舗はあくまで在庫を管理するための施設となっています。
現在も利用可能なブルセラショップのうち代表的なものは以下の店舗です。
どの店舗もかつてのような怪しいブルセラショップのイメージは極力排除しながら、中古衣類やコスプレ衣装の販売店として営業しているのが特徴となっています。
販売しているのはあくまで「成人女性の」中古服
条例によって現役学生の古着を取り扱えないことには変わりないので、現在のブルセラショップで販売されているのはあくまで成人女性が中古買取に出した商品ということになります。
たとえば卒業後に不要になった制服類を売りに出すのは別におかしなことではなく、それを買い取って販売すること自体も何ら問題はありません。
使用済みの下着などに関しても、汚れや染みの有無を表記しておくことは中古品販売においては当たり前のことであるとの理屈が成り立ちます。
このように「現役学生の衣服を扱っているわけではない」と言い切ってしまえば、現在もブルセラショップの営業を止める必然性はなくなるわけです。
ブルセラショップに現役の匂いを求めている人にとっては歯がゆい状況と言えますが、もちろん露骨に明言をしていないだけで不可抗力で紛れ込んでしまうということも十分にあり得るでしょう。
本当に使用済みかどうかを確認する手段は少ない
かつてのブルセラショップでは「店に学生が出入りしている」事実を誰もが確認できることによって、商品の価値が保証されていました。
しかし現在のブルセラショップは本当に売り手が存在しているのかどうかを買い手側が確認する手段が限られています。
ショップ側が提示する写真があったとしても、それが実際に衣類を着用した際のものなのかどうかを知ることは不可能に近いでしょう。
さらには、そもそも中古品ではなく既製の制服などを仕入れて「使用済み」として高値をつけて売っている可能性もゼロではありません。
本物の制服であれば未使用品にも相応の価値はありますが、悪質なケースになると安物の下着に汚れをつけて使用済みとして売っていることすら考えられます。
こうした点を踏まえると、現在のブルセラショップで「本物」を探すのはかなりのギャンブルになってしまうと覚悟する必要があります。
普通の古着屋で「ブルセラ」を探すことはできる?
普通の古着屋でも若い女の子の使用済み衣服が出回る可能性は当然あります。
特に学生の多い地域の古着屋には定期的に使用済みの衣類が流れてくると考えて間違いないでしょう。
ただし通常の古着屋は買い取った衣類をしっかり洗濯して匂いや汚れを残さないようにするため、ブルセラ的な楽しみ方はほとんど期待できなくなってしまいます。
また大人の男性が若い女の子向けの衣服を漁っていると店側に怪しまれることになるので、基本的に普通の古着屋をブルセラショップのように扱うのは非推奨となります。
フリマアプリはブルセラショップ代わりになる?
メルカリをはじめとするフリマアプリでは、日々大量の古着が出品されています。
その中にはブルセラの価値をわかっている女性によって、それとなく「使用済み」であることがアピールされている商品も少なくありません。
出品者のプロフィール確認が取れればフリマアプリをブルセラショップのように使うことは高確率で可能と言えるでしょう。
ただしメルカリではブルセラに相当する使用済み制服や下着類などの出品は規約違反となっています。
規約をすり抜ける出品方法もあることからそれだけですべての取引ができなくなるわけではありませんが、いわゆる「素人」の女の子は入りにくい状態であることも事実です。
そのためフリマアプリでブルセラ商品を見つけたとしても、そこに大きな価値を見い出せるかどうかは難しいところでしょう。
海外サイトに出品されるブルセラ商品も要チェック
アニメの世界的な広がりを通じてブルセラ文化も輸出されていった結果、近年ではブルセラ商品を買い求める外国人も増えています。
参考:90年代に大ブーム「ブルセラショップ」は下火も…女子高生の「制服」を“中国人女性”が買い求める意外な理由(デイリー新潮)
記事にもあるように外国人のブルセラ需要は男性よりもコスプレ目的の女性に多いとされています。
単純に国内よりも高値で売れやすいのに加えて、ヘンタイの手に渡るよりは海外の女性に着てもらった方がいいとの考えから外国人向けに制服類を出品する人の数は急激に伸びてきています。
つまりブルセラ商品をネットで探すなら国内向けサイトよりも海外を意識したサイトを覗いた方が「当たり」を見つけられる確率が高まっていると言っていいでしょう。
海外の資金力と勝負をする必要はありますが、思わぬ掘り出しものに出会いたいなら試してみる価値はあるはずです。
ブルセラショップのまとめ
ブルセラショップは90年代に全盛期を迎えた、女子学生の古着を扱うお店です。
現在は規制の強化によって実店舗のほとんどは消えてしまいましたが、オンラインを中心に現在でも利用することは可能となっています。
ただし現在のブルセラショップで取り扱っているのは表向き成人女性が正規に買い取りに出した衣類だけなので、かつてのブルセラショップ特有の魅力を求めている人にとっては物足りなさが残るかも知れません。
そんな場合はフリマアプリなどで独自にお宝探しをしてみるのもおすすめです。