セカンドパートナーの定義とは?不倫との違いやアプリでの作り方
PR更新日: 2025年01月20日 出会い

最近、世間を騒がせている言葉に「セカンドパートナー」があります。主に本命の配偶者や恋人を持つ人がその相手とは別に「2人目のパートナー」を持つことを意味していますが、これだけ聞くと不倫や2股交際と区別がつかないようにも思えます。
しかしセカンドパートナーにはさらに、
- 肉体関係を持たない
- 精神的にはむしろ本命相手よりも重要な存在である
といった複雑な意味合いが含まれています。
本記事ではセカンドパートナーに興味を持つ人達に向けて、その概念をなるべくわかりやすく解説しています。
後半はマッチングアプリ専門家の立場から実際の作り方についても提案していますので、ぜひ参考にしてみてください。
セカンドパートナーと不倫相手の違いとは?
セカンドパートナーという概念が最近になって脚光を集めたのは有名YouTuberによるスキャンダル報道と、それに伴う「アリかナシか」の大論争によるものといえるでしょう。
しかしその概念自体は10年以上前から存在し、定義や問題点についてもある程度整理されています。
参照:セカンドパートナーとは? 配偶者と離婚することは可能なのかを解説~ベリーベスト法律事務所和歌山オフィス
簡単にいうと配偶者のいる人間が別の相手と「恋愛感情を持って」交際をしており、しかし「肉体関係は持っていない」状態がセカンドパートナー関係に相当するということです。
その特殊性から「プラトニック不倫」と呼ばれることもありますが、法的な対応だけでなく当人達の気持ちの部分でもセカンドパートナーと不倫には大きく違う点がいくつかあります。
ここからはそんな違いについて、より詳しく解説していきましょう。
あくまでも「心の繋がり」によるプラトニックな関係
性交渉を持たない「純粋な」関係であることは、セカンドパートナーを肯定する人々にとって決して譲れないポイントとなっています。
プラトニックな関係のままなら、たとえ恋愛感情を抱えていたとしても「内心の自由」であって他人にも家族にもどうこう言われる筋合いはないというわけです。
実際、法的にも肉体関係のない男女交際は「不貞行為」には相当しないと判断されます。
不貞行為が認定されなければ離婚調停や慰謝料請求も基本的には成立しなくなるので、家庭を壊さないための最後の一線としてもプラトニックな交際に留めておくことは重要な意味を持つと言えるでしょう。
必ずしも既婚者同士に限定されるわけではない
不倫関係と同様に一方が既婚者なら相手が独身であってもセカンドパートナーは成立します。イメージから何となく既婚者同士で付き合うことを前提として捉えている人もいますが、その場合はW不倫ならぬ「Wセカンドパートナー」状態になると考えておきましょう。
ただし未婚の相手に対して肉体関係を要求しないまま、恋愛を続けているというのは大人としてはかなり異常な事態です。
また倫理的にも既婚の側が独身者の時間や選択肢を奪っていると受け取られるので、既婚者同士の場合ほど「プラトニック」は免罪符にならないと思っておいた方がいいでしょう。
お金や契約の関与はNG
肉体関係を結ばないことと同じくらい重視される要素に、金銭や契約による縛りを持たないことも挙げられます。
いわゆる「愛人契約・援助交際・パパ活・ママ活」のような金銭のやり取りを伴う関係は、たとえプラトニックであってもセカンドパートナーとは異なると認識されます。
つまりセカンドパートナーとは既存の婚姻関係や男女関係が持つ束縛から解放された、真に純粋で心の繋がり「のみ」を追い求める関係性を前提にすると解釈することができます。
もちろんそれ自体が世間体を守るための表向きの理論武装に過ぎないと切って捨ててしまうこともできますが、少なくとも既存の関係では満たされない人達が新しい価値観としてセカンドパートナーを欲する側面は否定できないでしょう。
「異性の親友」という存在は信じられていない?
ここまでの説明で、それは「親友」といった言葉に置き換え可能なのではないかと感じた人もいるはずです。
性交渉を持たない恋愛感情は「親愛」や「友愛」の情と区別することは難しく、また区別する必要もないという意見は同性同士の友人関係では特に違和感なく受け入れられるはずです。
利害関係を抜きに心を許せる第三者という点で、セカンドパートナーにもっとも近い概念はやはり親友でしょう。
しかし世の中には根強く「男女の間に友情は成立しない」との考えが存在します。そのため実際には異性の親友に過ぎないとしても、より簡潔な説明としてセカンドパートナーという言葉を持ち出すケースも少なくないと考えられます。
セカンドパートナーと出会うための具体的な方法
世間での存在はまだまだ認められていないセカンドパートナーですが、家庭や通常の友人関係に持ち込めないような悩みを分け合うことのできる特別な相手を欲する心は普遍的なものです。
ここからはそんなセカンドパートナーを作ってみたいと考える人に向けて、より具体的な出会いの方法を提案していきます。
自分の環境に合った方法を調べて、相手探しに役立ててみてください。
交際クラブ系のマッチングアプリが有利
交際クラブやデートクラブと呼ばれるタイプのサービスを展開する「ユニバース倶楽部」に登録するのは新しいパートナー探しにおいて非常に有効です。
マッチングアプリや出会い系サイトと異なる点として、相手探しからデートの準備までを交際クラブ側がすべて代行してくれることが挙げられます。そのため基本的には登録をしておくだけで希望の相手と出会うことが可能です。
また交際クラブの多くは婚活や恋活に用いられますが、一部の交際クラブでは「異性の友人探し」に特化したサービスを展開しています。
理想とするパートナーのイメージが何でも気さくに話せる「親友」に近いなら、こうした交際クラブ独自のマッチングシステムを利用するのが効率的となるでしょう。
中高年向けの習いごと教室には出会いが多い
大人向けの習いごと教室は特に中高年以上の男女にとって貴重な出会いの場となります。
乗馬やテニスといったスポーツ系から絵画や料理といった趣味の分野まで、探してみると大人を対象とした習いごとは意外とたくさん存在することに気づくはずです。
具体的な年齢層や男女比などは教室ごとに異なるため入ってみないと当たり外れがわからないといった問題点はありますが、体験学習を試せるタイプの教室なら比較的簡単に雰囲気を掴むことができるでしょう。
共通する趣味で繋がった相手ならお互いに理解を深めて特別な関係に発展する可能性も高く、新たなパートナー探しにはうってつけの環境となります。
習いごとが苦手な人は健康維持を兼ねてフィットネスジムに通うのもおすすめです。
ただしフィットネスジムの中には他の客となるべく顔を合わせずにトレーニングができるよう配慮されているところもあるので、出会いを求めるなら休憩所で「井戸端会議」が発生するタイプのジムを探すようにしましょう。
保護者会などで知り合った相手とはリスクが高い
既婚者同士の出会いの場となると、子どもの保護者会や町内会の会合といったシチュエーションも思い浮かびます。
しかし保護者会や町内会といったプライベートと密接に関わる場で第2のパートナーを探すのはきわめてハイリスクな行為と言えるでしょう。
単に声を掛けて回るだけで近所や保護者間で噂になることは間違いなく、もしパートナーを作れたとしてもその関係を隠したまま交際を続けるのは至難のわざとなります。
とはいえ、保護者同士やご近所同士で偶然「出会ってしまった」ら引っ込みがつかなくなることはあるでしょう。
その場合は秘密の関係を続けるのではなく、配偶者にも相談をしてセカンドパートナー関係を受け入れてもらう方向に持っていった方がまだ建設的です。
何度も述べた通りセカンドパートナーは「異性の親友」と言い換えることのできる存在なので、あくまでも仲の良い友人なのだと押し通せば理解してもらえる可能性はあります。
マッチングアプリや出会い系サイトは種類をよく選ぶこと
マッチングアプリや出会い系サイトの利用は不倫相手探しの常套手段ですが、プラトニックな関係に留めることを条件に相手探しをするには少しコツが必要になります。
マッチングアプリは大きく「健全系」と「大人系」に分けることができますが、セカンドパートナー探しに健全系のサービスは実は適していません。
一般常識においてセカンドパートナーはまだ不倫と変わらない扱いをされていることを忘れないようにしましょう。
「ハッピーメール(R18)」などの大人系アプリでも肉体関係NGの条件を出して相手探しをすることはできるので、まずはその条件で根気強くマッチングを狙っていくようにしましょう。その上で顔合わせまで進んだ相手とじっくり話をしてみて、気が合うなら友人として契約なしの関係を作っていくことが大切になります。
何度も会いたいからといって一旦お金の絡んだ契約をしてしまうと、そこからセカンドパートナーと呼べる関係に変化することは非常に難しくなります。
まとめ
セカンドパートナーという概念が世間を騒がせた背景には、心の奥でそうした相手を求める男女が増えていることの現れとも受け取ることができます。
心の拠り所を2つ持つことで余裕を持つことができれば、生活を向上させられるだけでなく人間として成長できる可能性も出てくるでしょう。
とはいえセカンドパートナーという考え方を毛嫌いする人は多いので、相手探しや実際に交際については慎重に進めることが求められます。
今回紹介したポイントを踏まえて、自分なりの方法を模索してみてください。