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【経験談】主語がない人の原因と伝わる3つの対策

PR更新日: 2025年01月20日

主語がない人
  • 「また主語忘れてるよ!」としょっちゅう言われる
  • 話の内容が一度で伝わらない
  • わかりやすい話し方を身につけたい!
  • 主語がない人との会話に疲れてしまっている

上記に当てはまるという方は、ぜひ本記事をご覧ください。

文章の中で【誰が】【なにが】の部分を言ってくれない人との会話は、解釈に時間がかかり一苦労しますよね。

本人にも自覚がある場合は、悩んでいるものの直せずに苦しんでいます。
それを言えるワケは、実は私も主語なし人間だったからです。

しかしなかなか直らないその癖も、ある3つの事を意識しただけで、格段に伝わりやすい話し方になっていきました!

こちらの記事を読んでいただければ、

  • 主語が抜けてしまう原因は何か?
  • 改善のために意識すべきたった3つのポイント
  • 話がわかりにくい人とうまく会話するコツ

これらについて知ることができます。

主語とは?抜けるとどんな問題が生じる?

  • だれが(は)
  • なにが(は)

の部分が主語で、情報を得る際に大事なパーツです。

例)私は靴を買いました。

この文での主語は【私は】です。

ただし、このように主語を省いても意味が伝わる場面も存在します。

例えば自分自身の話であれば、「わたしは」なんてわざわざ言わなくても後半の説明と述語さえあれば通じますし、同時に靴の写真や実物を見せれば、あなたが買ったということは聞き手に理解してもらえます。

ただし第三者の件を話したいときに関しては別です。
「あっ、そういえば靴を買ったらしいよ!」だけでは「誰が?」となるのは当然。きちんと上司が、兄貴が、父さんがなどの主語を加える必要があります。

主語がないことのデメリット

主語が抜けやすかった私が、辛かったことや起こりがちな事をデメリットとして紹介していきます!

誤解やすれ違いが生まれる

主語が必要ない場合もあるとはいえ、なんでもかんでも省略してしまっていると大事な情報が欠けるので、勘違いや誤解をされやすくなります。

わかりやすい例として、お笑いコンビのアンジャッシュさんのネタをご存知でしょうか?

大事な内容が伝わっていないせいで二人の会話がどんどんすれ違っていきます。双方の脳内で全く違う認識になっていく様子をみることで、視聴者は客観的に面白いと感じるわけです。

しかし、こんなことが現実的にビジネス上や日常の会話で起こってしまうとダルいですよね。

聞き返す手間を与えてしまう

「えっ、誰が?」「一体なんのこと?」と、いちいち相手からの質問を増やしてしまうことはよろしくありません。

みなさん、なるべく一度である程度理解したいですよね。

話したくない相手に認定される

人々は面倒だと感じた人との付き合いを避けようとします。
私の職場にいた女性ですが、彼女は主語がない代表でしかも早口。話の8割は理解することができませんでした。
1分聞くことですら苦痛になり、次第に私は彼女から話しかけられないように自然と気をつけていたのです。

話し方のせいで人から避けられるのは嫌ですよね。

自信を失う

「わたしは話すのが下手だ」「コミュニケーションとるのは苦手だな」などとマイナス思考になりがちです。私も常にこの気持ちと闘っていました。

でも、そこで話すことをやめてしまってはいけません!それではもっと自信喪失に繋がっていくだけです。

どうして主語が抜けるのかをまずは知りましょう。

主語がない時を12個の原因に分類

主語無しさんたちには、

  • 誰だろうが関係なく主語を忘れてしまう人
  • 特定の相手(家族、友人、恋人など)のみ主語が抜けやすい人
  • あえて主語を使わない人

などのように様々なタイプが存在し、それぞれ原因や理由は違います。
早速みていきましょう。

パターン①「自分が知ってる=相手も知ってる」

これは私にも当てはまります。

自分の当たり前が他の人にも通用するわけではないのに、脳内だけで意思疎通できているように思ってしまうのです。

ここで厄介なのは、聞き手が何も答えられないと「なんでわからないんだよ」「なんで答えられないの!?」ってキレちゃう人がいること。

私も「このくらい言わなくても伝わってよ」と思いがちなのですが、悪いのは大事なことを言っていない自分だという認識がありません。
むしろ「きっと理解してもらえるだろう」という期待の押し付けをしてしまっているのです。

単に話を聞いてもらうだけで満足しちゃう人のほうがまだマシだったりします。

パターン②「自分の理解力レベルが高い」

物事の吸収が早い人は、微々たる情報でも物事を理解することができるので、それが他人にも当てはまると感じてしまっています。このような人にとっては「このくらい言えばわかってもらえるだろう」という基準値が少々高め。

パターン③「とにかくすぐに伝えたい!」

急いで伝えようとする状況でも主語を忘れやすくなります。

実際にあった話ですが、知り合いが負傷した話について連絡を受けたときのことです。

友人「ねえねえ!落ち着いて聞いて!」
私「どうしたの?」
友人「あのね、〇〇さんが刺さって縫ったんだって。」

みなさん、最初これだけだと意味不明な上「何事!?」ってなりませんか?
どうやら急ぎすぎて大事な部分が抜けてしまったようです。

最終的には、その日の作業中に竹がお尻に刺さり負傷した社長さんの話でした。
急ぎのときこそ、きちんと要点をまとめて落ち着いて伝える必要があります。

パターン④「自分で気づけていない」

一種の癖のようになっており、指摘されて初めて気づくパターンの人もいます。

とはいえ、毎回指摘してもらえるわけではありませんから、あまり深刻に受け止めずにそのまま主語を抜く習慣を放置してしまうのです。

パターン⑤「会話することが苦手」

コミュニケーションに自信がないと、重要なポイントを無意識に伝え忘れます。

会話が得意でない理由として、

  • わかりやすく伝える術を知らない
  • 緊張しすぎてしまう

が挙げられます。

わかりやすく話す方法については後ほど解説いたします。

パターン⑥「ただ話せれば満足」

自分中心の性格だったり、自己満足タイプの人は相手に伝わるかどうかは重要ではありません。

とにかく自分の気が済むことが大事であり、普段から人の立場に立って考えることができなかったりします。

パターン⑦「思考よりも口に出す方が先」

どんな風に説明するのか、無計画のまま話し始めてしまっているパターンです。

その時たまたまそうなってしまっただけと、頭の中で話す内容を整理するのが元々苦手な人もいます。

あるいは、パッと思いついたことをその段階で話し始めてしまったときにも、主となる部分をすっ飛ばして喋ってしまうことがあります。

パターン⑧「うまく話そうとしすぎて空回り」

相手にどう思われるかを極端に気にしている方も主語を入れ忘れやすいので、うまく話そうとするほど逆効果なんです。

パターン⑨「こそあど言葉に頼りがち」

おじいちゃんおばあちゃんにはあるあるなのですが「あれさ」とか「この前のあれ、あれだよ」などの会話です。

「この前電話をもらったあの人…」と言われたとします。
「いやいや私が対応してないからわからないよ」と困り果ててしまいますよね。

記憶力が弱かったり、そもそも人物や物の名前などを覚えようとしない方にも多く、くれぐれもこそあど言葉(指示語)に頼り過ぎは注意です。

パターン⑩「想像力が豊か」

脳内で思っていることや感じていること、ストーリーがどんどんと進んでいってしまう人は、いざ話そうとした段階で後半の箇所から言い始めることがあります。

冒頭部分がわからない相手からしたら、「何の話なんだ…」となってもおかしくありません。結末までのストーリーをわかっているのは本人だけなのですから。

パターン⑪「結論を重視しすぎ」

男性や頭の回転が早い方に多いです。

結果論を重視するので、途中の話を省き結論のみから話し始めます。

その他に知りたい内容については、追加で質問してもらえれば良いと考えているので、必要最低限の部分しか伝えません。

パターン⑫「クイズ形式で話したい!」

「この前誰に会ったと思う?」とか、「それで…この後どうなったと思う?」などと結末をあえて焦らしたいパターンです。

私もこの話し方が好きで、結論をすぐに聞きたい人にはやらないようにしています。「うざったいな~早く話してよ」と苛つかせてしまうからです。

主語がない人は3つの事を意識するだけ!

解決

ぜひ相手に一度で伝わる言い方をマスターしましょう。

私も実践していく中で主語を忘れにくくなり、人に指摘されることもかなり減りました!

ぜひこの3ステップを試してみてください。

ステップ①「必ず最初に主語、述語を言う」

何かを話す際には、主語(誰が・何が…)と述語(話の結末)をまず最初に言ってしまう意識をしましょう!

そうすれば言い忘れを減らすことができます。

自分の話をするとしても、「私が」とか「私」という単語を必ずいれる習慣にすると良いですよ。

ステップ②「結論から話す」

私もそうでしたが、

  • 話が長くなりやすい
  • 自分で話してて混乱してくる

このような人には、ステップ①に加えて結論のみを話し、そのあとで理由や根拠、具体例という順で説明し、再度結論を伝えてあげると良いです。

これはPREP法と言い、ビジネスでも使用されています。

  • P=point(結論)
  • R=reason(理由)
  • E=example(具体例)
  • P=point(結論)

最初は難しいと感じるはずです。ですが意識して使っていくうちに自然とできるようになるので問題ありません。

この法則はメールなどの文章を書く際にも役立つのでぜひ活用してみてください。

それから必ず話している途中、聞き手が理解できているかどうかの反応をみながら話しましょう。

ステップ③「短く伝える 」

なるべく手短に済むように、予め頭の中でパズルのようにどう話し始めてどのように終わらせるかを決めておきましょう。

すこし間をおいてもいいので、焦らずにまずははじめと終わりをしっかりと決めておき、脱線しないよう手短にすることを意識をしてください。

主語がない人とうまく会話するコツを伝授

では最後に、主語がなくて説明がわかりにくい相手と話す時のコツについてお話していきます!

圧をかけず一旦受け入れる

「この前の資料やっておきました。」

こんな風にいきなり言われても、言われた側はなんの資料かなんて覚えていません。

「どの資料のこと言ってるのかわからん」と威圧的だったり、「ほらっ、また主語ない」って言うのは一旦抑えましょう。それが逆効果となってしまうこともあるのです。

返答を急かさず時間をあげる

主語が抜けやすい人は、緊張や焦りからすぐに話そうとしてごちゃごちゃになってるので、少し答える時間に余裕をもたせたほうが、お互い気が楽になります。

確認をしつつ合いの手を入れる

とりあえず最後まで話を聞いてあげて、最後に「ここの部分はこの解釈で合ってる?」などとわからなかった部分を聞きましょう。

このやり方で相手の抜けてしまってた情報を引き出してあげると、威圧感を与えずに相手に自覚させることにも繋がります。

病気や障害による特徴かも?

性格や状況に関係なく、その人の障害や病気などが影響していることも可能性としては大いにあります。私の周りにも、ADHDで主語が抜けやすいという人が二人います。

とはいえ、事情を承知の上で相手に合わせた話し方さえできてしまえば、そんなにストレスにはならずに話せます。

まとめ

主語をすっ飛ばしてしまうことは誰にでも時々はあるでしょうが、高確率で主語を忘れてしまう方との会話は、本当に忍耐が必要不可欠です。

主語が抜けがちな人は、最初に一番伝えないといけないポイントと結末をしっかりと伝えるよう心掛けましょう。

聞き手に関しては、自覚がない人に気づかせてあげることも大事ですが、プレッシャーを与えることはむしろ悪化させてしまう可能性もあるので避けなければいけません。

最後まで聞いた後で質問や確認を入れつつ、お互いに広い心を持ってコミュニケーションをとることが鍵になってきます。

度々質問するのは確かにキツイですが、日本語がまだ未熟な外国人のカタコトを聞いている様子を思い浮かべましょう。

カタコトな日本語で何が言いたいかを理解しようと努めますよね。そんなイメージで、どのことについて話そうとしているのかを予想した上で、きちんと確認しつつ話を進めてみてください。

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