Stable Diffusionでエロいイラストを召喚!導入からモデル選定・おすすめ呪文まで解説
PR更新日: 2023年12月05日 アダルト豆知識
みなさん、こんな悩みを抱えていませんか?
- Stable Diffusionでエロいイラストを作りたいけどやり方がわからない
- 導入したけどやり方がいまいちわからない
- 欲しいイラストが出てこない
この記事では、えっちなイラストを数百枚生成し、pixiv等のサイトで投稿した筆者の経験をもとに、Stable Diffusionの導入方法からモデルの選定、おすすめの呪文、より好みのイラストを生成する方法を紹介いたします。
この記事を読めば誰でも理想のイラストを作成できるようになります!
Stable Diffusionの導入
何を導入するか
実はStable Diffusionには様々な利用方法があります。以下に代表的な方法を挙げます。
- ローカルでStable Diffusion web UIを導入
- google colabでStable Diffusion web UIを導入
- dream studio
それぞれメリット、デメリットがありますが、個人的にはローカル環境でStable Diffusion web UIを導入するのが圧倒的におすすめです!
何故ならば圧倒的にカスタマイズ性が高く、より自由自在にイラストを召喚できるからです。ただし、高性能なグラフィックボードを必要とするため、ハイエンドPCを持っていない、用意できない方にはお勧めできません。
スペックの目安ですが、VRAMが8GB以上あるGPUであればたいていのケースで問題なくStable Diffusionが動作します。
Stable Diffusionの拡張機能によってはVRAM 12GB以上が必要な場合もあるので新しく購入する場合は12GB以上のものがおすすめです。CPUはそこまで要求されないのでそこそこのスペックがあれば大丈夫です。
google colab, dream studioはハイスペックなPCを必要としないですが、それぞれカスタマイズにはpythonの知識が必要で無料版は制限がある、有料である上にえっちなモデルを使えない、という理由でムフフなイラストを生成するのには向いていません。
Stable Diffusion web UIの導入
では、Stable Diffusion web UIの導入に移ります。
この記事ではwindowsでの導入方法を説明します。
まず、前提としてpython 3.10.6とGitが必要になります。それぞれgoogleで検索してインストーラーをダウンロードしてください。
python 3.10.6については、バージョンを間違えないことと、インストール時にAdd Python 3.10.6 to PATHにチェックを入れるようにしてください(間違えてしまうと大変なので絶対に間違えないように気を付けましょう)。
導入が完了したら、コマンドプロンプトまたはPowerShellを開き、cdでインストールしたいフォルダーに移動し、
git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git
と打ちましょう。
コマンドプロンプトとか知らない! という方はインストールしたいところにフォルダーを作成して、作成したフォルダーをクリックし、エクスプローラーの名前、更新日時、サイズなど書いてある列の一つ上にあるバーをクリックします。
すると、表示が変わり文字を入力できるようになるので cmd と入力します。黒い画面が出たら成功です。
黒い画面が出たら
git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git
と打ちましょう。
無事にコマンドが入力出来たら画面に様々な文字の羅列が映るので変化しなくなるまで待ちましょう。
完了するとstable-diffusion-webuiというフォルダの中に色々なファイルが追加されていると思いますが、その中にあるwebui-user.batをクリックしましょう(webui.batではありません!)。
先ほどと同様に黒い画面が出て文字の羅列が映ると思います。これは必要なファイルをダウンロードしているので、完了するまで待ちましょう。
しばらく待つと、Running on local URL: と表示されるのでctrlを押しながらクリックします。ブラウザが立ち上がったら導入成功です。
次回起動する際も、同じようにwebui-user.batをクリックすればできます。ダウンロードが必要ないので起動は早いです。
モデルの選定
モデルのダウンロード
Stable Diffusionが導入できたら、次はえっちなイラストが得意なモデルを選び、導入する必要があります。
私のおすすめはCIVITAIでダウンロードする方法です。
CIVITAIでは、サンプルとしてそのモデルで作成したイラストが表示されるので、自分の好みのモデルを探しやすく、またサンプルによってはプロンプトも一緒に表示されるのでどのようにプロンプトを書くべきか勉強できるからです。
他にも、Hugging Faceというサイトでもモデルが公開されています。
CIVITAIでは、様々なタイプのモデルが公開されていますが、まず選ぶべきはcheckpointと呼ばれる形式のモデルです。checkpointはベースとなるモデルで、これがないとStable Diffusionでイラストを生成できません。
モデルのダウンロードが終わったらStable Diffusionをインストールしたフォルダを開き、stable-diffusion-web UI\models\Stable-diffusionの階層に置きます。Stable Diffusionを開いてモデルが読み込まれれば導入成功です。
おすすめのモデル
モデルが多すぎてどれがいいのか分からない!
おすすめのモデルを知りたい!
という方もいらっしゃると思うので、筆者一押しのモデルを紹介します。
呪文を考える
呪文とは
イラストを生成できる環境が整ったら、プロンプト(通称: 呪文)を考えましょう。
呪文はどのようなイラストを生成させるかという命令になりますので、理想のイラストを作成するならばきちんと考える必要があります。
promptには入れたい特徴を、negative promptには入れたくない特徴を記入していきます。
基本的には、aiはより左側にあるキーワードを優先する傾向にあるので、どうしてもこのキーワードは外せない! というものは先頭に持ってきた方がよいでしょう。
基本的な単語の例
プロンプトを入力してくださいと言われても考えるのが難しい、どんなキーワードを入れるとよいのかがよくわからない、英語でどう表現すればいいのか分からないという方のために、代表的なキーワードを紹介します。
<prompt>
クオリティアップ系
入れると若干クオリティが上がるので特別な事情がない限り必ず入れましょう。
masterpiece, best quality, 4k, 8k, high res
身体特徴
髪の色: (色) hair
髪型: long hair, straight hair, curly hair, short bob .. etc.
胸の大きさ: big/middle/small breast
服装: nude, school swimsuit, (色) skirt … etc.
体位
フェラ: blowjob, fellatio
手コキ: handjob
騎乗位: cowgirl position
etc.
<negative prompt>
クオリティ系
bad quality, shit, ugly
奇形系
bad anatomy, 3 arms, 3 legs, bad finger, 6 finger, 4 finger, abnormal finger
異物
text, artist name
時短の方法
クオリティの高いイラストを生成するには大量のキーワードを入力する必要がありますが、Stable Diffusionには呪文のテンプレを保存する方法があります。
まず、テンプレにしたい呪文をプロンプト欄に入力し、生成ボタンの下にある5つのアイコンの内、一番右にあるボタンを推します。
すると、style nameを入力できるようになるので、適当にわかりやすい名前を書きましょう。これで、呪文を保存できます。
保存した呪文を呼び出すには、5つのアイコンのさらに下にあるstylesの欄をクリックして、保存したものを選択し、5つのアイコンの内右から2番目のボタンを押せばよいです。
また、EasyNegativeの導入もお勧めします。EasyNegativeはワンクリックでよく使われるnegative promptを入力したときと同等の効果をもたらします。Easy negativeは次のリンクから入手できます。
ダウンロードしたファイルにモデルを入れたフォルダから一つ戻り、embeddingsというフォルダの中に入れれば導入完了です。
使用するには、生成ボタンのしたにある5つのアイコンのうち、真ん中を押して、textual inversionタブ内のeasynegativeをクリックします。
Loraの導入
Loraとは?
生成される人物は自分の好みだけど欲しい構図がなかなか出てこない、断面図など特徴的なものを追加したいという方はLoraと呼ばれるモデルを導入すると良いです。
Loraはある特徴(体位、服装など)を持った画像だけで追加学習したモデルのことで、その特徴を持った画像に特化したものになります。
ですから、ベースのモデルであるcheckpointのみで何度もガチャをするより、理想のイラストを生成しやすくなります。
また、自分でアニメのキャラクターなどを学習させ、好きなキャラのイラストを作りたいという場合もLoraが最適です。
Loraの導入
checkpointと同じく、LoraはCIVITAIで探すことが出来ます。サンプルの画像の右上にLoraと書いてあることを確認しましょう。
モデルをダウンロードしたら、stable-diffusion-webui\models\Loraの階層に入れましょう。
呼び出すときは、Easynegativeの時と同様、生成ボタンの下にある5つのボタンの内3つめを選択し、Loraのタブをクリックし、モデルを選択します。
すると、<lora:モデル名:1>というものがプロンプトに追加されると思います。1はloraにどれくらい影響されるかを表し、0が最も弱く、1が最も強いです。
loraに影響されすぎていると感じたら数値を1から下げると良いです。また、Loraは複数あると破綻しやすくなってしまうので、入れすぎないようにしましょう。
まとめ
この記事ではStable Diffusionの導入からモデル選定、クオリティを上げるおすすめ呪文まで解説いたしました。
Stable Diffusionは有志の方々がたくさんのモデルを挙げているので、メジャーなものからニッチな性癖まで様々なイラストを生成することができるカスタマイズ性があります。この記事を参考に自分好みのものを生成できるようになれましたら幸いです。