最高に楽しいセックスのアイデアは2つだけ!前提ルールから見直そう
投稿日: 2023年09月18日 SEX

人間という生き物は、セックスに関して研究熱心です。そのため、これまでたくさんのアイデアが蓄えられてきました。
しかし、その勤勉さは現代では影を潜めています。少子化や若者のセックスに対する消極的な態度は大きな社会問題です。
そんな状況を打開するべく、本記事では一度過去のセックス偉人達に倣って、楽しいセックスを実現するためのアイデアを提案します。共に日本のセックス環境を変えていきましょう。
楽しいセックスのアイデア趣旨説明
一概に楽しいセックスのアイデアと言っても、
- 裸エプロンでする
- ローションを使う
- 車の中でする
など、むやみに挙げていったらキリがありません。
こういったものは確かに楽しいセックスの一助になりますが、日々のセックスのディティールに過ぎないものです。
選択肢は無限にありますが、どれも今までのセックスの延長と感じてしまうかもしれません。
今回提案するのは、もう少し大きな枠組みと考えて下さい。
ルールと言い換えてもいいかもしれないです。
セックスの際にパートナーとルールを共有することで、今までのセックスから根本的に何かを変えることを目的としています。
そのため、服装やシチュエーション、道具の紹介はありません。
「修行・準備編」「エンタメ編」の2つに分けて、セックスの際に役立つルールのアイデアを紹介します。
楽しいセックスのアイデア【修行・準備編】
ここでは、セックスの最中のアイデアは紹介しません。
楽しいセックスをするための姿勢や準備段階の話をします。
楽しいセックスをするためには自分や環境を整えておく必要があるのです。
空腹状態にしておく
空腹状態の野生動物は獰猛になると言います。人間も動物である以上それは避けられません。飢餓状態の人間がどれほど残酷なのかは、ニュースなどで理解している人も多いでしょう。
しかし、空腹状態は人間にとって、かならずしも悪いことばかりではありません。
空腹状態だと記憶力や集中力が上がり、神経が研ぎ澄まされるというデータがあります。これは、脳に血液や神経を集中できるからだそうです。
お腹にものが入っていると、消化のためにその分のリソースを割かなくてはなりません。
満腹時の気だるさを想像していただければ、理解しやすいと思います。
その効果は凄まじく、アスリートの中には空腹状態を維持するために、1日1食を採用している人もいるほどです。
そんな空腹状態ですが、セックスに活かせるのは神経が研ぎ澄まされるという部分。神経が研ぎ澄まされると敏感になります。
つまり、空腹状態だとセックスで感じやすくなるのです。
中でイケないという男性の悩みや、オーガズムを感じたことがないという女性の悩みはよく聞きますが、空腹状態にはこのような悩みを解決できる可能性があります。
しかし、空腹状態ではセックスする気力もないのではないか、という不安もあるでしょう。
そこまで空腹にしろとは言っていません。
昼食を抜いて夕飯を食べる前にセックスする、というのを基本だと考えてください。
これをベースに、自分で試行錯を重ね、感じやすくて気力も残っているベストな状態を探しましょう。
セックスでの楽しみは愛の確認というのも1つありますが、やはり気持ちいいに越したことはありません。
今まで、感度の面からセックスに積極的になれなかった人は、1度空腹状態で臨んで見てください。きっとそこには楽しいセックスが待っています。
反省会をする
人は日々反省を繰り返して成長していく生き物です。
仕事でミスをしたら原因と今後の予防策を書いたメールを上司に送り、勉強でミスをしたら教科書を読み直して記憶を更新します。
誰でも日常の中で当たり前にやっていることですが、なぜかセックスに反映させている人は少ないです。
セックスの時だけ、人は皆馬鹿になってしまいます。
そんなセックス馬鹿から脱却して、楽しいセックスライフを満喫するために反省会をしましょう。
パートナーの理解が必要になりますが、まず自分たちのセックスを撮影してください。
きちんと状況を把握するために、2人の全身が映るような位置にカメラを置くのがポイントです。
そして、後からその映像を2人で見ながら感想を述べます。この体勢は体が痛かった、アゴが疲れた、もっとキスして欲しかった、なんでもいいです。とにかく思ったことをそのまま言いましょう。
こうやって2人で反省会を行えば、お互いのセックスの問題点が見え、傾向と対策を練ることができます。
これを繰り返せば自然とセックスの精度が上がり、楽しいセックスライフを満喫できるようになるのです。
注意点は、反省会はセックスのすぐ後にはやらないこと。
セックスのすぐ後だとストイック過ぎて続きません。
時間に余裕がある時、映画を観る感覚で再生しましょう。
自分の行為を客観的に見るのは恥ずかしいですが、それを相殺するくらいのメリットが反省会にはあります。
あらかじめ部屋を汚しておく
家でも学校でも会社でも、人はあらゆる場面で清潔でありなさいと教えられてきました。
先進国である日本なら尚更です。
サッカーの観戦後に、自主的にゴミ拾いをするサポーターの姿は記憶に新しいでしょう。
世の中ではもはや、清潔は善行として捉えられています。
しかし、ことセックスという観点から見たら、清潔というのは良いことばかりではありません。
部屋がきちんと整理整頓されていると、人は落ち着いて冷静になってしまいます。
この冷静さが、セックスの楽しみを阻害してしまう可能性があるのです。
セックスには、衝動をぶつけるという一面があり、そこにこそセックスの楽しさが詰まっているとも言えます。
その他のことはどうでもいいとさえ思えるほどに、荒々しくお互いを求め合う。
この瞬間は他の何にも代えがたいものなのです。
そこに到達するのに、落ち着きや冷静さは邪魔でしかありません。
汚れたティッシュや濡れた下着、後片づけの事を気にしていては一向に辿り着くことができないです。
その点、あらかじめ部屋をある程度散らかしておけば、その衝動に集中することができます。
衣服、本などをベッドや布団の周りにわざと配置しておきしょう。
もともと汚れていれば、多少余計に汚れたとしても気にならないので、そこらに放り投げることができます。冷静さに付け入る隙を与えません。
いつも綺麗な部屋でセックスしている人は、是非試してみて下さい。
楽しいセックスのアイデア【エンタメ編】
続いてエンタメ編です。
楽しいセックスをするためにいくつかの要素を組み入れます。
修行・準備編よりも実践的な内容です。
ダイスで体位を決める
- 正常位
- 騎乗位
- 後背位
日常的なセックスではおそらくこの3つの体位が使われているでしょう。
熟練者であればここに、対面座位、立ちバック、松葉崩しなどが加わりますが、それでもせいぜい6つ、達人でも10くらいが限界です。
これらの組み合わせでもそれなりのバリエーションにはなります。
しかし、現存する体位の数を考えれば、浅瀬で遊んでいるに過ぎないと言っても過言ではありません。
四十八、表裏合わせて九十六手。1度は聞いたことがあるでしょう。
江戸時代が発祥とされているこの言葉は、伝統的な体位の数を表しています。
つまり、我々は普段96種類の中のほんの少しだけしか使いこなせていないのです。
それなのに、飽きただのマンネリだのと文句を言います。
目の前には広大な海が広がっているのに。
海があるなら泳がない手はありません。
試したことのない体位を導入してみましょう。
しかし、ただ試すだけでは面白くないうえに、選ぶ体位がひとりよがりになりがちです。
パートナーに負担をかけてしまっては元も子もありません。
そんな問題を解決してくれるのがダイスです。
1~6の目に対応する体位をそれぞれ3つずつチョイスしておいて、振って出た目の体位をその日は試します。
これなら楽しくできて、なおかつ体位のチョイスも公平です。
性的興奮にギャンブル要素が加わるので、ドキドキやワクワクも増すでしょう。
しかも、ダイスであれば用意するのも簡単で、コストもほとんどかかりません。
ただ、1つだけ気を付けて欲しいのは、前戯を始める前にあらかじめ振っておくのを忘れないこと。
始まってからにしてしまうと、コンドームを付けてる最中のような微妙な空気が流れかねません。
その点だけ注意していただければ、非常に有意義なものになります。
ダイスが合わない場合は、ダーツやルーレットでも代用可能です。
とにかくギャンブル要素を入れましょう。
この方法はとにかくお手軽なので、今すぐ何かを変えたいと思ってる人は是非試してみてください。
攻守交代制にする
セックスはスポーツという言説はよく耳にしますが、実際にスポーツとして捉えている人は多くありません。
多くは、一部の人間が身勝手な欲望を正当化するために、都合よく利用しているだけです。
真剣な態度で臨んでいないのにこのようなことを吹聴するのは、セックスとスポーツに対する冒涜になります。
これはセックスはスポーツという言説を真実にするために、競技化してしまおうという提案です。
まず、相手を絶頂まで誘うことを目的として設定。
そして、先攻後攻を決め、5分ごとに攻守を入れ替えます。
攻め手は5分の間なにをしても構いませんが、パートナーを怪我させたり、悲しませたりしたら失格です。
守り手に許されるのは基本的には我慢することだけですが、開始から終了までの間、1度だけ3分間のタイムが許されます。
こうしてラウンドを重ねていき、先にパートナーを絶頂まで導いた方が勝ちです。
勝った方は名誉を与えられます。
単純なルールですが、勝敗が付くだけで闘争本能を刺激されるので、セックスを楽しむのには有効な手段です。
勝てば嬉しい、負ければ悔しい。
この感情の起伏が楽しいという感情に繋がります。
ルールに関しては、必ずしもこれに従わなくても大丈夫です。
カップルで相談してどんどんマイナーチェンジしてください。
ルールを考えるのも楽しみの1つになります。
アドバイスするとしたら、勝ち星の数を信頼できる第三者に管理してもらうと、あとあと揉めなくて済みます。
スポーツ観戦が好きだったり、勝負事で熱くなれるカップルにオススメです。
まとめ
セックスは1人で行うものではありません。
パートナーとの共同作業です。
たとえ楽しいセックスのためという大義名分を掲げても、パートナーに負担をかけるようなことは許されないです。
新しいことを試す際には必ず丁寧な説明を心がけ、嫌がられたら素直に引き下がりましょう。
それは、楽しいセックスよりも遥かに重要なことです。
悩みの種でもあり、楽しいの源でもある。
それがセックスです。
アイデアを出して工夫を凝らせば、きっと今より人生が豊かになるはずです。
今回紹介したアイデアを参考に、是非自分でも色々考えてみて、より充実した楽しいセックスライフを送って下さい。