風俗依存症になる原因と隠された心理!風俗嬢が現場で感じた実態も解説
PR更新日: 2024年08月08日 夜遊び
依存と聞くと、アルコールや薬物の依存症を思い浮かべる方が多いかもしれません。強烈な快感や、脳への作用があるものに依存という状態が起こると思っている方もいますが、それだけではありません。ましてや、風俗依存症と聞くと、「なにそれ?」と驚かれる方も居るのではないでしょうか。
風俗に行く男性は誰でも成り得る事であり、性欲の強さや、女性にモテ無いと言ったことは関係なく、風俗に行く事がやめられないという症状に見舞われます。
今回は風俗依存症になる原因と、真相に潜む要因を解説致します。風俗で8年間働く筆者が、実際の風俗依存のお客様の特徴等の諸々をお伝え致します。
風俗に依存する原因
依存症になるには原因が伴います。原因を理解すること、知っておくことは予防にも啓蒙にも重要です。まずは原因を見てみましょう。
ストレスフル
ストレスは万病の元ですが、依存症という病の原因にもなります。しかし、厄介なことに自分のストレスレベルを的確に把握できている人が少ないことが、風俗依存に陥りやすくなる一因になっています。
大きなストレスがかかると、人間の脳の働きは通常の状態から変化します。理性を司る前頭前野の働きが弱まり、本能や動物的な部分を司る大脳辺縁の働きが活性化するのです。
つまり、欲求や欲望が強くなり、それを制御するブレーキが弱い状態になってしまいます。
さらに、ストレスフルな状態に陥ると、体が生命の危機と認識してしまい、性欲がより強くなってしまいます。そして、ストレスによる緊張状態から癒しを求めます。
ストレスにより生み出される体内環境や脳の働きにより、こういった状態が生まれます。この状態は「風俗に行きたい」とより強く感じる状態です。
刹那的な生活スタイル
今という瞬間を大切にして生きることに問題はありませんが、今だけを見て生活するような、刹那的な思考や生活スタイルは風俗依存の原因になることがあります。
今だけを重視して過去を振り返らなければ、自身の経験や楽しい思い出、幸せを感じることさえもできません。また、未来の設計や目標がなければ、日々の積み重ねや我慢をする意義も見いだせません。
今しか見ない人は、自分に残るものを感じづらくなってしまいます。その結果、より強烈な体験や、より強い刺激や快楽を追いかける傾向があります。
さらに、今だけを見る人は、後先を重要と考えません。風俗に頻繁に通うことで、未来にどんな損失が出るかといった事も、度外視してしまうのです。
欲望のコントロールができない
欲望とは感じるもので、実は感情の1つです。欲望の1種である性欲は、感情とは全く無関係に思う方もいますが、密接な関係があります。
自分の感情との向き合い方や発散の仕方が上手な人は、欲望や性欲とも上手に付き合い、発散もすることが出来る傾向があります。
一方、自分の感情を抑え込んでしまう人や、発散せずに過ごしてしまう人は、欲望や欲求を感じた時も同じようにしてしまいます。
欲望を抑え込めているうちはいいのですが、抑え込めなかったら…欲望に対するコントロールを失います。そうなれば、依存症に陥りやすいということは明白です。
風俗に依存する男性の深層心理
風俗に依存している男性には、依存という表層的な症状に隠れた深層心理があります。この隠れた深層心理に気づき、認めることは依存症脱却にも必要な事です。
虚しさ
風俗依存症の男性は、自分で自分の人生の舵を取っている、自分の人生を生きているという実感が乏しい傾向があります。周りに流されて生きていたり、人生の重要な決断を人任せにしているようなエピソードが目立つようです。
このように、自分の人生を人任せにしていたり、流されるような生き方をしていると、自分でも気が付かないうちに、虚しさや虚無感がつきまといます。
そして、虚無感や虚しさを紛らわそうと、より刺激が強い体験や、強い快楽を求めることがあります。
身近な女性との問題
過干渉な母親、モラハラ気質な妻、ひどい別れ方をした元カノなど、身近な女性との間に起こった問題やトラブルが、風俗依存の下に隠れている場合があります。
そもそも、性的な依存症なら自慰行為で事足ります。ところが、女性との関係に問題を抱えていたり、女性に対して複雑な思いを抱えている人は、女性との問題を解決したいという心理があるので、自慰行為ではなく、女性を相手にしなければ気がすまないのです。
また、風俗であれば男性が優位に立てる、相手が自分に合わせてくれるという点も、擬似的に女性との問題を解決したいと思う男性にも好まれます。
とはいえ、根本的な問題は何ら解決しないので、風俗に通い続けます。
SEX=ステータス
経験人数の多さをステータスのように話す男性や、逆に、経験人数の少なさを恥じる男性は珍しくはありません。たとえお金を払っていても、様々な女性と性的な行為をすることが、自尊心を満たしてくれると感じる人もいます。
こういった思考の人が風俗に行くとき、お金で行為を買っているということは、特に何とも感じないようです。もしくは、都合が悪いと感じていても、誰かにバレたりしなければそれでいいと考える人もいます。
重要なのは、自分好みの女性と性的な行為をしたという事実だけです。この事実をステータスに感じ、高揚感を得るのです。
このタイプの人は、未婚や既婚問わず、女性に誘われれば関係を持ちます。手軽に女性と性体験をして、高揚感が得られればいいので、風俗だけにとどまらず、アプリやナンパでもいいのですが、最も手軽ということで風俗を選ぶ人もいます。
なぜ風俗通いがやめられないのか
「依存症なんて言ってるけど、行くのを我慢すればいいだけじゃね?」そんな風に思っている人はいませんか?
依存症は我慢だけの問題ではなく、止められない要因があるのです。
行くほどに欲求不満になる
風俗でスッキリしているのに、欲求不満とは妙な話に聞こえますが、風俗依存症の人は、風俗に行けば行くほど欲求不満や虚しさを感じるようになります。ここで言う欲求とは、承認欲求や支配への欲求、親和欲求など複合的な欲求の事です。
言うまでもなく、プレイ時間中は癒やされたり、性的な快感も感じます。しかし、プレイ時間が終了をしてお店を後にすれば、虚無感が襲ってきます。そして、その虚しさを紛らわそうと、再びお店に通うのです。
ところが、風俗に何度行こうが、お店を変えようが、欲求不満は募るばかりです。解消するには、根本的な問題と向き合い、真相に隠れている自分の感情と向き合わなくてはいけません。
自信の喪失
風俗に行き過ぎてることを自覚すれば、遊びに行くのを我慢しようと思う流れは妥当です。ところが、そう考えるが故に風俗依存のループに囚われてしまいます。
「風俗に行くのを我慢しよう!」と思い立ち、簡単に我慢できたら依存症とは言えません。多くの場合、我慢できずにお店に行ってしまいます。
そして、「何で行ってしまったんだろう」「我慢できないなんて、俺はダメな人間だ」と落ち込み、落ち込み感を紛らわすためにまたお店に行くというループにハマってしまいます。
誰にも言えない
依存状態の人は、自分の気持ちや困り事などを誰にも話せない人が多いです。「風俗通いがやめられない」ということを恥に感じる人が多いのです。
それだけではなく、本当の自分をさらけ出すことを怖いと感じていたり、プライドが高すぎて話せないという傾向もあります。
こういった人は、風俗ではとても過ごしやすい面があります。しがらみがないので、本来の自分が出しやすく、その姿を風俗嬢は全面的に受け入れてくれます。
風俗依存症との戦い
ここからは、筆者の知人の風俗依存の話をしたいと思います。彼は普通のサラリーマンで、依存症になってしまいました。
元々風俗によく行くわけではなく、たまに利用する程度でした。
ただ、ポルノ依存の傾向はあったそうです。毎日アダルト動画を見るのが日課で、自慰行為も日課だったそうです。
彼はなぜ風俗依存になったかは今もわからず、仕事の繁忙期終わりにソープに行ったら、通うことが抑えられなくなったそうです。1番通っていた時は毎週欠かさず行っていたそうです。
自分でも「行き過ぎだな」という自覚はあったそうですが、依存症とは考えなかったようです。
ただ、風俗代を捻出するために、自分の車を売ったり、私物を売って、家の中がガラーンとしていく過程で「やばいかな…」と思ったそうです。
そして、彼はアルコール依存症のミーティングに行きます。風俗依存のミーティングが見つからず、自宅近隣のアルコールのミーティングに出たそうです。そこで、依存症を克服するためのステップを教えてもらいそれに従って少しずつ回復しています。
彼いわく、「依存症は一生の戦い」だそうです。彼は一生風俗店に行くことは無いでしょうし、1度でも行けば依存症に逆戻りの可能性があると話していました。
そして、最も驚いたのが「SEXをするのが怖い」と彼が話したことです。彼はソープランドに通い詰めていたので、SEXをすると「また依存症になるんじゃないか」と恐怖を感じるそうです。
まとめ
依存症を招く原因は、ストレスや今しか考えない生き方、欲望のコントロールが効かなくなることです。
風俗に依存する男性には、虚しさ、女性との問題、SEXで高揚感や特別感を感じる心理が隠されています。
風俗通いがやめられないことの背景には、募る欲求不満、自信の喪失、悩みを話せない事があります。
風俗依存症は風俗を利用するすべての人がなる可能性があります。依存症について知ることは、予防にもなります。正しい情報を身につけましょう。