エラが張ってるのは男らしさの象徴!精力の強さと顔の関係
PR更新日: 2025年01月25日 出会い

今日、ジェンダーレス化か進んでいる日本ですが、男らしい顔つきが好きな女性はいつの時代にもたくさんいます。
ここで「男性的な顔立ち」と言われてどんなお顔を想像しましたか?
ざっくりとですが、「彫りが深くて目鼻立ちがハッキリしている」とか「骨格がしっかりしている」とか「アゴとエラのラインがシャープ」だとかそういうイメージだと思います。それで大正解です。
そして、今想像した男性って性欲も強そうじゃないですか?
これは偏見のように聞こえるかもしれませんが、医療従事者として働いている私から言うと、あながち間違いでもないんです。
それは顔立ちが決定するのは遺伝だけではないから!
もしあなたが自分の顔のエラや骨格に対してコンプレックスを持っているとしたら、もしかして性欲の強さが影響している可能性があります。
「男らしい顔」にはホルモンが影響
基本的に人相は親からの遺伝で決まります。
しかし、それだけではありません。
男性ホルモンである「テストステロン」と成長ホルモンが顔貌に大きく影響を与えています。
それでは成長ホルモンやテストステロンが多いと顔にどんな変化が出るのか見ていきましょう。
テストステロンが与える顔の特徴
男性ホルモンの分泌が盛んであると顔に
- 骨格がしっかりしている
- エラが張っている
- アゴが大きい
- 頬骨が張っている
- 眉毛の彫りが深い
などの特徴が現れます。
これはまさに冒頭で想像して頂いた男性的な顔立ちの特徴を現しているかと思います。
テストステロンは二次性徴期に増加
思春期を迎えるとほとんどの男性は声変わりが始まりますよね。これは体が二次性徴に入って成長ホルモンやテストステロンの影響を受けるためです。
二次性徴に入ると男性は男性ホルモン、女性は女性ホルモンの分泌が盛んになって身体的な変化をします。
この頃の男性は声変わりの他に、筋肉質になる、体毛が濃くなる、ヒゲが生える、精巣の容量が増える、陰茎が大きくなるなどの変化がテストステロンによって起こります。
この時、顔立ちも幼少期に比べて骨格がしっかりとするなど、テストステロンの影響を受けて変化します。
ホルモンの影響がもたらす風貌の違い
ホルモンが顔のつくりに関与していることを説明しましたが、では分泌量でどのくらい差が出るものなのでしょうか。
ホルモンの分泌量は個人差があるものですが、その中でも分泌が過剰なケースと分泌が低下しているケースをご紹介します。
先端肥大症、巨人症
先端肥大症は脳の奥にある「下垂体」という場所に良性の腫瘍が出来ることで、成長ホルモンの分泌が過剰になってしまう病気のことです。
成長ホルモンは子どもには成長を促し、成人には代謝を促します。
そのため、子どもに発症した場合を「巨人症」、成人以降に発症した場合を「先端肥大症」と呼びます。
いつ発症するかで身体に出る特徴も異なります。これは骨端線の有無による違いがあるからです。
骨端線は子どもの骨にある骨の伸び代のことで、この部分が成長して身長が伸びます。大人になって身長が止まるというのはこの骨端線が閉鎖するのが原因です。
子どもの頃に発症すると骨端線が存在しているので、成長ホルモンの影響を受けることで骨が伸長します。そのため、高身長になるのが特徴です。
一方の先端肥大症は、骨端線が閉鎖しているので伸長は伸びませんが、手足や顎、額、唇などが肥大した特徴的な顔貌をします。
ジャイアント馬場さんは生前にこの病気であることを公表しています。これらの病気の原因は下垂体腺腫であるため、発症に性差はありません。
クラインフェルター症候群
クラインフェルター症候群とは染色体異常疾患のことで、本来は両親から半分ずつもらうはずの染色体が何らかの原因でX染色体が2本以上になってしまったことで発症する病気です。
余分に存在するX染色体は精巣の発達を阻害してしまうため、男性ホルモンの分泌が欠乏します。
二次性徴期にその他のホルモンによる身体的変化は現れますが、男性ホルモンの影響を受けることが出来ません。
主な症状は細長い手足、高身長、やせ型、体毛が少ない、女性化乳房、精巣萎縮、不妊症、発達遅延などがみられます。
男性ホルモンの影響を受けないため、顔つきも男性的な特徴が乏しくなります。
この病気は先天性疾患で男性特有のものになります。日本の有名人でクラインフェルターではないかとウワサされている人もいますが、本人が公表していないため真偽は定かではありません。
以上の2つの疾患を比べるとその差は歴然ですね。ホルモンが及ぼす影響によって身体的特徴に変化があります。
上記の2つは病的な場合ですが、病的範囲ではなくとも分泌量には個人差があり、多い人と少ない人がいます。
ホルモンはメンタルにも影響する
「男らしい人がタイプ」と言う女性っていますよね。どんなところに男らしさを感じるかは人それぞれではあります。
しかし、男性ホルモンは顔だけではなく、メンタルの方にも影響を及ぼすと言われています。
「男性脳」という言葉を聞いたことはありませんか?
男性は空間認識能力が女性よりも高いと言われ、空間を立体的に把握したり、論理的な考え方を得意とします。
一方で女性は共感性が強い傾向にあり、言語能力が高いと言われます。
これは幼児期のホルモン分泌の性差が大脳に及ぼす影響だと考えられています。
テストステロンは活気や活力を維持する上で重要な働きを担っているので、テストステロンの分泌量が多い男性ほど意欲的で前向きな傾向にあります。行動面からみても女性は無意識に男性ホルモンの高い男性に惹かれていると言えます。
女性は本能で男らしさを察知している
女性には子孫を残すという本能が備わっていて、数多くある中からより優秀な遺伝子を残そうとします。
人間以外の他の動物は繁殖期というものがあります。その時期にオスは自分がより強い固体であることを示すために体を大きく見せたり、派手に見せたりしてメスにアピールをし、メスはそれを見てオスを選びます。
しかし、人間はだいたい1ヶ月の周期でやってくる排卵期で受精が可能です。そのため、動物の繁殖期に見られるような独特なセックスアピールがありません。
そのため、女性はテストステロンの影響を受ける男性の顔つきや性格に注目をしています。
より強くて優秀な遺伝子を残すために、オスとして強い男性を数ある中から嗅ぎ分けて、無意識に選別していると言えるでしょう。
男は排卵期の女性を見ると精力が上がる?
男性の性衝動に関与しているテストステロンですが、排卵期の女性の匂いによってその分泌量が増えるという話があります。
女性が最も妊娠しやすい時期を感知して女性の排卵のサイクルに対応出来るようになっているのだとか。
一方、女性にも男性ホルモンは分泌されます。女性の場合、自分が排卵期に入ると性的興奮が高まるように男性ホルモンが働くのだとか。テストステロンの分泌量が高い男性に女性が引き寄せられるのは、ホルモンの分泌が関係しているそうです。
テストステロンは年々減少する
男性は女性と違って「閉経」がありません。なので、生涯男性ホルモンの分泌が完全に無くなってしまうことはありませんが、その分泌量は20代~30代がピークと言われ、その後は年々減少傾向にあります。
テストステロンの分泌量の減少を1番実感するのが性機能です。若い頃に比べて勃起力が落ちたり、朝勃ちしなくなったりすることこそが、男性ホルモンが減少してきているということです。
性機能の他にも活力面でも変化が起きます。若い頃にこなせていた仕事が辛くなってきたり、集中力ややる気が減退してきた、不安感やイライラすることが多くなってきた、などのメンタル面にも影響が出ます。
テストステロンの分泌を促す生活
テストステロンは年齢とともに減少しますが、生活習慣でもその分泌量は変化します。
ストレスや不眠はホルモンの分泌を妨げる原因になるので、生活リズムを見直すことが大切です。
もちろん食生活も大事な要素です。ラム肉に豊富に含まれるカルニチンはテストステロンの分泌を増やす効果があると言われるため、積極的に摂ってもらいたい栄養素です。
また、筋トレで筋肥大をするとテストステロンが作用するために必要な受容体と結びつくため、より効果的だといわれます。
まとめ
人の顔の特徴は遺伝の影響が大きいですが、ホルモンによって独特な特徴が出てきます。
もちろん顔貌だけでなく、テストステロンは活力面や性的興奮に直結する大切な役割を果たしています。
顔の好みは人それぞれですが、女性が無意識に惹かれる男性のヒミツ。それには男性ホルモンの分泌が大きく関係しています。
生物的に女性を引き寄せるオスになるためには、ホルモンバランスを崩さない生活を心がける必要があります。
規則正しい生活習慣や食事を見直してステキな男性になって下さい。