別れても連絡してくる元カレの心理とは?目的は何?
PR更新日: 2025年02月05日 女の悩み

何事も、「はじまり」があれば「おわり」があります。そしてそれは、恋愛においても同様。「恋」がやがて「愛」に昇華し終わる、という幸せなパターンの場合もありますが、多くの場合は「失恋」「破局」といった形で終わるケースです。
でも時に、別れたはずの元カレから、女性の元へ連絡が来ることってありますよね?
なぜ男性は、すでに関係が終わっている元カノに向けて連絡を取るのでしょう。
今回は、「別れても連絡してくる元カレの心理と目的」についてまとめてみました。
復縁したいから
男性が元カノに連絡する理由として一番多いのが、「復縁したいから」というものです。
男性というのは、「追われるより追いかけたい」「ポニーテールやイヤリングといった『揺れるもの』に惹かれてしまう」などといった、動物的な狩猟本能をその特徴として持っていると言われています。そしてまた、「縄張り意識」のようなものも男性の本能の中には存在しているのです。
女性の恋愛は「上書き保存」とよく形容されますが、基本的に「今の人」ときちんと向き合い、1人の人を大切に思おうとする傾向が強いです。
一方男性はというと、たとえ一度別れたとしても、過去に恋愛関係にあった女性というのは今なお「自分のもの」だという意識を、少なからず抱いているのです。
そうした心理を持っているため、女性以上に男性の方が「復縁したい」という思いになりやすいのです。
こうした心理に基づき連絡をしてきた際、女性の方も復縁を望むのであれば、連絡に応じて構わないと思いますが、その時は「すぐに会わない」ということを念頭に置いておくことをおすすめします。
月に何度も元カレからアプローチをかけてきた場合、復縁したいという気持ちがある程度本気だとうかがい知ることが出来ますが、ここで簡単に会ってしまうようだと男性からは「ちょろい女だ」と下に見られてしまう場合があります。
恋愛は、対等な人間関係でなければうまくはいきません。
ですから、復縁したいと思えばこそ、すぐに元カレの思惑にのるのではなく、きちんと連絡をとりあい、慎重に熱意を確かめた上での再会がベストだと言えるでしょう。
「都合のいい女」にしようとしているから
女性にとっては残念なことですが、元カノに連絡をとる際に「あいつは手玉にとりやすい」といった気持ちで再び近づいてくる男性も、少なからず存在します。
男性にとっての「都合のいい女」とは、次のような女性です。
- 会いたいときにすぐ会ってくれる
- 簡単に体を許してくれる
- お金やモノを(貸して)くれる
いずれも、女性にとっては嬉しくない理由ばかりですね。
一番最初の「会いたいときに会ってくれる」というのは、その中でも比較的軽い部類だと言えます。
今現在自分に新しい彼女はいるのだけれど、その人とうまくいっていない。
あるいは、今自分には恋人がおらず、寂しさを抱えている。
そうした際に、そんな空虚な気持ちを埋めることを元カノに会うことで埋めたい。
そんな心理から連絡してくる場合があるのです。
二つ目は、特に夜にばかり連絡をしてくる男性に多い心理です。
一度自分と関係をもった女性なら、再び関係を持つことは0から始める女性よりも簡単だろう。そう考える男性は、元カノを性欲を発散させるためだけの「道具」として、再び関係を築こうとしてきます。特に、別れ際に「浮気」をしていたり、一方的に別れを切り出してきた男性にこのパターンが多いです。
三つ目も性質が悪いです。女癖が悪い男性と言うのは往々にして、様々なことにルーズですので、金銭面に関してもゆるいところがあるものです。
新しい女性に貢ぐために必要な資金を、元カノからせしめようと連絡してくる人もいるそうですが、中には自分でこしらえた借金の返済のために、元カノというつてを利用しようとする輩もいるため、特に慎重に判断しなければならないタイプとなります。
新しい女性を紹介してほしいから
元カノに未練はないのだけれど、新しい出会いを求めていて連絡をする、というケースも世の中には存在します。
女性というのは「共感する」ことを大事にしてコミュニケーションをとるため、男性に比べて、自分と似たような思考や外見の持ち主と行動を共にしやすい傾向があります。
ですから元カレとしては、
「元カノと復縁したくはないけど、『似たような女性』とまた付き合いたい。
でも、ゼロから出会いを探すのは難しいから、元カノに紹介してもらおう。」
といった心理が働くというわけです。
全く知らない女性と新たに人間関係を構築するより、自分が良くしっている元カノから紹介してもらった方が話が早いし信頼度が高い、という「打算」的な要素も含むものではありますが、彼なりに前向きに進もうとしている意識に表れでもありますので、手助けをしてあげるのもよいのもかしれません。
用件があるから
元カレから連絡がきたら「まだ私に未練があるのでは」などと勘ぐってしまう女性も多いと思いますが、このタイプはそうした思いとは一切関係のないタイプです。
例えば、男性と女性が同じ学校の出身だった場合、同窓会の誘いなどをやむをえずしてくることがあります。
また、自分の家にある元カノの衣服や道具を引き取ってほしくて連絡してくる場合や、貸しているものを返してほしいといった場合が考えられます。
同窓会などの各種連絡に関しては仕方のない部分もありますが、「忘れ物」だったり「借りた物」に関する連絡は防げるため、元カレにもう連絡をしてほしくない、という女性の方は、身辺の整理をきちんとした方がよさそうですね。
自分の理解者だから
大勢の女性の中から何かしら縁があって交際をし、短くはない時間を共に過ごした。
だからこそ、別れた後であってもその女性は自分のことをよく理解してくれている人である。
そのように考え、元カノに連絡を取る男性もいます。
こうしたパターンの場合、復縁を迫るというよりかは、単純に自分の抱えている現状を理解し、共有してほしいと考えていることの方が多いです。
例えば、仕事がうまくいかず、誰にもその悩みを打ち明け相談できない。
でも、もしかしたら元カノだったら、自分の言葉に耳を傾けてくれたり、もしかしたら何かいいアドバイスをくれるかもしれない。
そう感じ、連絡をとるのです。
また、悩み相談でなくても、自分のことをよく知っている元カノと他愛のない世間話をすることで、安心感を得たかったり、過去の自分を思い出して自信を持ちたかったりといった場合もあります。
「人として」好きだから
女性としてはもう再び好きになることは無いかもしれない。
けれど、「人間として」は尊敬し、好意を抱いている。
そんな女性に対し、復縁を迫るというわけではなく連絡をとることも男性にはあります。
先にあげたように、女性の恋愛は「上書き保存」式で、今目の前にある恋を大切にします。
ですから、こうした男性の心理は正直理解しにくい部分もあるでしょう。
でも男性としては、恋愛感情を抜きにしても、仕事仲間としてだったり、趣味の友達としてだったり、何かその女性に対し敬意や親愛の念を抱く点があるときに、その縁を切りたくないと思ってしまうこともあるのです。
こうした男性は、男女問わず、「人とのつながり」を非常に大切にするタイプです。
もし女性の方で、新しく気になる男性や彼氏がいる場合には連絡に無理に応じることは必要ありませんが、このような男性ならば危険も少なく、生涯を通してのよき友となれる可能性もあるため、関わりを持ってもよいのではないかと捉えます。
以上、6つのタイプに分けて、「別れても連絡してくる元カレの心理」についてまとめてみました。
全てのパターンに共通して、女性の対処法としては大きく分けて2つになります。
一つ目は、「復縁したい場合」。
このときには、焦らず、相手のペースに流されず、ゆっくりと話を進めることが重要です。
男性側がすぐに会おうとしてきてもきちんと段階を踏んで連絡を取り合い、男性側の真意をつかもうとすることが大切なのです。
二つ目は、「復縁したくない場合」です。
中途半端な情けは、お互いを傷つけ、場合によってはストーカー被害を受けるなど泥沼化する危険性をはらみます。
ですから、復縁の可能性がない場合は、すっぱりと連絡先を消したり、連絡を求められても拒否して応じない、ということが肝要です。
人の心というのは非常に難解なものですが、この記事を読んで少しでも参考にしていただければ幸いです。