今は亡き尼崎の裏風俗「かんなみ新地」とは?10年通った筆者が在りし日の姿を振り返る
PR投稿日: 2022年10月18日 夜遊び

2021年11月、尼崎市当局と兵庫県警の連名で違法な風俗営業をやめるよう勧告され、かんなみ新地は一斉閉店しそのままなくなってしまいました。
跡地は現在尼崎市が購入し再開発を目指すということで、再開の望みはもはや期待できません。
本記事はかんなみ新地がどのような場所であったか、10年近く通った筆者が実体験に基づいて報告します。
かんなみ新地とは?どんな場所?
かんなみ新地は兵庫県尼崎市にあったちょんの間です。
阪神尼崎駅から徒歩20分程度または花屋敷から徒歩10分程度のところにありました。
周囲は商店街のはずれで、閑静な住宅街であるとともにすぐそばに小学校や交番もありました。
営業している時間帯は小学生が出歩く時間帯ではありませんが、近所の主婦が営業している店の前を通り抜けることも普通でした。
お店は数十軒ほどが狭い敷地内に密集して営業していました。
営業時間は夕方から午前0時までで、各店の1階に女の子たちが椅子に座って、あるいは立ってお客を待っていました。
松島新地のように整然と並んでいるというより、バーのカウンター席みたいなところに思い思いに座っているような感じです。
ただ、一応、外からでも分かる位置に座っていました。
そんな彼女たちの中から気に入った子を指名して、プレイルームでセックスするというのがかんなみ新地でした。
女の子たちも少し露出のある衣装から看護婦や婦警、JKなどのコスプレまで、様々な衣装でお客を誘っていました。
1回20分で10000円。飛田新地の20分16000円よりかなり割安です。
本番ありの1発の値段としては非常にリーズナブルな場所でした。
但し、1分当たりの値段で比較すると40分で16000円ぐらいのソープランドもありますので、必ずしも安いとは言えない面もありました。
なお、この時間と金額は全店共通でした。そのため、お店によっては多く請求されるというようなことはありませんでした。
かんなみ新地の建物とプレイルーム
かんなみ新地は狭い敷地に多くの建物が密集して建設されていました。これらの建物は長屋状に連なっていました。
表通りだけでなく、建物の裏側も細い通路があり、そこに面してお店が開いていました。
営業中のお店は戸を開いており、ピンクやオレンジに近い色合いのライトに照らされた店内で女の子たちがお客を待っていました。
女の子たちは男たちがのぞき込むと微笑みながら手を振ったりして誘っていました。
建物は2階建てまたは3階建てで、1階が事務所兼客見せコーナーと言った感じで、多くの場合2階と3階にプレイルームがありました。
過去に1度だけ1階にもプレイルームらしき部屋があるのを目撃しましたが、そこがプレイルームだったかは確認できていません。
動画は在りし日のかんなみ新地の様子が撮影されたものです。
プレイルームは2階または3階にあるのですが、上り下りに使う階段は非常に急な階段でした。手すりがあることも多いので、その時は安全のためにいつも使っていました。
特に激しいプレイ後、退店するときは必ず手すりを掴んでいました。
うっかりすると足を滑らせて転倒してしまう危険性があり、急な階段の下りは怖いという印象を受けるほどでした。
プレイルームそのものも極めて特徴的でした。同じような裏風俗のちょんの間として有名な飛田新地や松島新地だと、和室にちゃぶ台とせんべい布団があり、部屋の広さにも余裕があります。
しかし、かんなみ新地は異なります。いかに狭い敷地に沢山のプレイルームを設けるかといった点に注力しており、個々のプレイルームの広さは必要最小限しか配慮されていません。
部屋の広さはせんべい布団でほぼ床が覆えるほどです。もともと1部屋だったものを簡易な壁で2部屋に分割しエアコンは共有といったケースもありました。
また、部屋の扉もアコーディオンカーテンで、微妙に長さが足りていないなんてこともありました。もちろん防音もないです。
階段を上っていると、女の子の喘ぎ声が聞こえてくることも良くありました。
また、別の部屋で激しいピストン運動をしているのが振動で伝わってくるような体験もしました。
「上の階のお客さん、激しいねえ。」などということもありました。
極端な言い方をすれば、東南アジアの地元民向け置屋をもっと衛生的にしたような感じと言っても良いかもしれません。
かんなみ新地でのプレイ内容
かんなみ新地でのプレイの流れを紹介します。
かんなみ新地に到着したら、まずは1周します。これはどんな女の子がいるのかを把握するとともに、遊ぶ候補を絞るためです。
次に候補にした女の子を中心に見ていき、遊ぶ子が決まったらその店に入ります。他のお客さんも狙っているので、あまり悩みすぎないことが重要です。この点は現役のちょんの間、飛田新地や松島新地でも同じです。
女の子が決まったらお店に入って、店員のおばさんにどの子が良いのか伝えます。
1人しかいないときは問題ありませんが、2人以上いるときはどの子かはっきり伝えないと、思っていた子とはちがう女の子を付けられてしまう恐れがあります。
さて、遊ぶ女の子も決まったら建物の説明で登場した急傾斜の階段を上ってプレイルームに入ります。
入る部屋は女の子が案内あるいは指示してくれるので従います。
部屋に入ったらすぐにお題を支払います。女の子がお金を受け取って一旦退出した場合、戻ってくるのを待っている間に服を脱ぎ始めます。
特に冬場は着ているものも多いので、出来るだけ時間を無駄にしないようにしなければなりません。
女の子もお客も全裸になったら、お客は布団に仰向けで寝ころびます。
女の子は赤ちゃん用のおしりふきでお客の性器や乳首など、これから愛撫するところを拭き清めます。
それが済むと、乳首舐めやフェラチオによる愛撫、そして、合体へと至ります。フェラはゴムフェラも生フェラも女の子によって異なりました。
正常位やバック、騎乗位等してもらえますが、時間は20分しかないのでほとんど体位を変更する時間的余裕はありません。
そのため、自分が一番好きな体位で最初から最後まで通すのが無難でした。
また、発射しそうになったらさっさと発射しないと、時間の短さから結局発射できないというようなことも起こり得ました。
このようにサービス面は他のちょんの間と同様でした。
基本は衛生器具着用でしたが、一部の女の子は常連さんに対してNSやNNなどをしているというネット上の情報もありましたが、筆者は経験することはありませんでした。
サービスを受けたお客は帰り際に缶ジュースや缶のお茶をもらって帰りました。これは、飛田新地のペコちゃんキャンディーと同じように、呼び込み側がサービスを受けた人か受けてない人かを識別するためのものでもあります。
もちろんこの後、2軒、3軒とはしごしても問題はありませんでした。
おわりに
この記事では、今は亡きかんなみ新地の在りし日の姿を追体験できるように執筆しました。
かんあみ新地はリーズナブルな値段で美女たちとセックスできる場所でした。
しかし、市当局と県警によって閉鎖に追い込まれ、また一つちょんの間が姿を消してしまいました。
かつて、夜毎美女たちに男たちが精を放っていた狭小のプレイルームも、現在は外から眺めるだけです。しかも、それもいつかは取り壊されるでしょう。今では次のような動画のように寂しい状態です。
今、現地を訪問しても若い女の子とセックスできるわけではありませんが、往時を偲ぶことができると思います。
こういった裏風俗が好きな方なら訪問してみては如何でしょうか。