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旦那が嫌い!でも離婚できない妻の本音10選

投稿日: 2018年07月01日

執筆者: 大地太郎

旦那のことが嫌いな妻

「この人ならずっと一緒に暮らしていける」そう思って結婚したものの、アバタもえくぼの蜜月期間をすぎると欠点が目立ち始め、予想もしなかった幻滅した気分に。

やがて、月日が流れるに連れてそれが高じ、人間としても旦那のことが何だか疎ましく思えてくる…。

奥さんの中には、夫に対してこういう気持ちの変化を感じている人も多いようです。

「じゃあ離婚すれば?」とアドバイスしたくなるのですが、中々そこまでは踏み込めません。それには以下のような理由があるようです。

1.経済的な心配がある

まず多い理由は、「離婚したら稼ぎ手がいなくなって経済的に困る」という切実なもの。特に子供が何人もいる場合は「旦那が嫌い」という理由だけでは中々別れられません。もちろん中には何人も子供を抱えて頑張っているシングルマザーもいますが、ずっと専業主婦を続けてきた女性はバリバリと働く仕事場もチャンスもないのが普通です。

旦那さんが多額の養育費を払えばパート代と離婚手当だけでやっていけるかもしれませんが、その手の月々の手当というのはだんだん目減りしていくのが普通。「子供の食費すら滞るようになったら大変」という思いから、旦那への嫌悪感を押し殺して、毎日家事に勤しむ奥さんも多いようです。

2.新しい男性が見つかりそうにない

寂しがり屋な女性

「夫と離れたら一人きりになって寂しくなる」という気持ちから離婚できない、という人も少なくありません。子供がいれば別かもしれませんが、夫婦ふたりきりで生活していたとなると、離婚したら独居生活が待っています。「実家に帰ればいい」という人もいるでしょうが、田舎などは近所の目がうるさくていたたまれない、ということもあります。

新しい彼氏を見つける、という方法もありますが、30代の後半になってしまうと中々良い男性は現れません。たまに近づいてきた男性は大抵50以上のオッサンばかりで、自分の介護のために結婚したいのでは、というケースも多いのです。中年になってのシングルという立場が惨めに思え、今いる旦那で我慢する、ということになります。

3.子供を苦しめたくない

子供好きの男性

子育て中のママさんは何よりも自分の息子や娘を大切にします。「もし旦那と別れて環境が激変すれば、子どもたちへの情操教育上良くない。悪影響を及ぼすことはなるべく避けたい」と思い、うんざりする旦那との同居にもなんとか耐えている、という人も多くいるはずです。

こういう女性はやがて耐えるのに慣れてしまい、子供が大きくなっても離婚しない、ということが多いようです。もちろん熟年離婚が最近は増えているのですが、それは他の理由のためでしょう。

「そんな耐えてばかりの人生なんて傍から見ててもイライラする」という意見もあるでしょうが、日本でまだまだ離婚が少ないのは、こういう女性が予想以上に存在するせいだ、と思われます。

4.自分の両親を悲しませたり、恥をかかせたくない

離婚する夫婦というのは近年になって増えてきていますが、親の世代からすると「一旦結婚したのに別れるなんて信じられない」という反応が普通です。婚姻というのは家と家の結びつき、という感覚がまだ残っていて、離婚とは籍を汚す行為とみなされます。「別れたい」などと相談すると、「なんとかならないの?」という母親がほとんどで、離婚してしまうと自分が恥をかいたように思えてしまうのです。

そんな親に気を遣い、別れたくても別れない、という女性も少なくありません。「離婚してもうちには戻ってくるなよ」と冷たく言い放つ厳格な父親もまだまだいます。そんな家庭環境で育つとどうしても旦那と別れるのにちゅうちょしてしまうでしょう。

5.また旦那を好きになるかもしれない

好きな気持ちがわからなくなった女性

十代のときに大恋愛し、その結果として結婚した場合は、旦那との過去の記憶はひたすら甘くて懐かしいものです。「純粋に愛し合っていたあの頃の気持ちを取り戻したい」という考えがあり、中々離婚に踏み切れません。「自分たちはお互いに理想だと思えるパートナーを手に入れたはず。今のような気持ちになるのは何かが間違っているからだ」という思いから、ずるずると関係の終わりを引き伸ばすことになります。

実は環境が変わり、自分たちの内面も変わってきたのだ、ということは気づかずに相手との関係に固執するのは、不幸な結果を招く可能性があります。外的な条件ではないだけに、こういう気持ちで離婚できないというのはお互いにとって良くないでしょう。

6.旦那の両親がいい人たちだ

「旦那は大嫌いだけど、その両親がすごくいい人たちなので、彼らと疎遠になりたくない。そのせいで中々別れられない」という人もいます。元々家庭的に不幸な女性にはこういうタイプが多く、大家族に憧れるせいで大して好きでもない男性と結婚してしまう人もいるようです。

ただこういう女性は子供を作ることに熱心。自ら子沢山となって家族を増やしていくことで家庭的な満足を得られるので、最後には旦那と別れてしまうことも少なくありません。「孫をたくさん産んでくれてありがとう」と旦那さんの両親にも感謝されますし、子供を介して彼らにも会えるので、こういうパターンは1番幸せかもしれません。ただ旦那さんの両親に対して好意を抱けるかどうかは人によってマチマチでしょう。

7.離婚調停などが面倒くさい

離婚届

「結婚というのは披露宴の準備や知り合いの人への挨拶まわりなど色々と大変だけど、離婚はその何十倍もエネルギーがいる」離婚経験者はかなりの確率でそういいます。円満に離婚する場合でも財産をどう分けるかなど頭を悩ませる問題があるのですが、旦那の方が離婚に応じないとなるとその苦労は並大抵のものではありません。

「家庭裁判所に何度も通わされて大嫌いな旦那と顔を合わせるのは拷問だった」という女性も多く、離婚の大変さをいやでも思い知らされることになります。最近は泥沼化した芸能人の離婚問題についてもよく報道されますからなおさらでしょう。

そんな苦労を考えると、なるべく旦那と話をしないようにして無難に過ごす方がいい、と離婚をあきらめる人が多いのも当然かもしれません。

8.離婚しないことで旦那に嫌がらせをしたい

喧嘩をしている男女カップル

旦那に対する嫌悪感をこじらせてくると、Sっ気のある女性は相手に対して復讐したいという気持ちになります。特に旦那が女好きで浮気が絶えない、というような場合は、相手が離婚してもいいというのにわざと嫌がらせとして書類に判を押さない、というパターンが多いのです。

作家の吉行淳之介、版画家の池田満寿夫といった著名人はそのためにずっと同居している女性(愛人)と結婚できませんでした。この2人はテレビやエッセイで戸籍上の妻に対して「こういう嫌がらせはウンザリ」と口をそろえて述べていましたが、身から出たサビ、文句を言う方が変です。

ただ、ひたすら復讐に凝り固まっている女性というのはあまり精神的に健全とはいえない、とは思いますが…。

9.一緒に暮らしてきた年月を無駄にしたくない

長年連れ添ってきたものの、結局子供が出来なかった夫婦が、何かのキッカケで別れることになった場合、奥さんの方は「私の人生って一体何だったの」と虚しさを感じることが多いようです。人生をかけてきて何も生み出さなかった、という思いは人を落ち込ませます。そんな思いをしたくないために不満の多い旦那に対しても我慢する、ということになるのでしょう。

それに嫌なこともあったにせよ、楽しい思い出も多いはず。そのことで不快さも帳消しになり、なんとか夫婦という形を維持できるということです。もちろん、まだまだ結婚生活が短い夫婦はそんなことは関係ありませんが…。

10.旦那が早く死ぬかもしれない

いたってリアリストの奥さんの中には、旦那が自分より早く死んでしまえば、その財産も自分と子供のものになる、だから離婚なんて絶対にしない、と考えている人もいます。

これは「がめつい」というより、上記の「一緒に暮らしてきた年月を無駄にしたくない」ということと共通する思いでしょう。つまり、一緒に暮らしてきたことで何かを得たい、という気持ちです。

いかがでしょうか?

なぜ離婚しないでいるのか、その本音にはこのほかに色々とあると思いますが、いずれにせよ、本人にしか分からない心理的、あるいは環境的な事情が絡んでいるはずです。

結局、決心するのは本人次第。そう思うと、歯がゆい思いがするにしろ、他人がどうこういうのはお門違いというものなのでしょう。