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セックス依存症の女性に共通する特徴と克服方法

PR更新日: 2025年01月26日

セックス依存症の女性

セックス依存症というワードは聞いたことあるけど、どんな症状でどんな人がセックス依存症に当てはまるのかまでは、わからないという人が多いです。

セックスが好きな人=セックス依存症だと思われがちですが、そうではありません。

そしてセックス依存症は男女問わず起こります。

しかし今回は、女性の場合でセックス依存症の人はどんな特徴がでるのか、について詳しくご紹介していきます。

男性の場合と女性の場合ではセックス依存症においての特徴が異なります。

「自分は当てはまらないか?」と、不安のあるという方はぜひこちらでセルフチェックをしてみてください。

セックス依存症についてあまり知識がないという人も、ここでそういった女性についての理解を深めることができます。

では早速みていきましょう。

セックス依存症ってなに?病気の一種なの?

まず、セックス依存症とは一体どんなものか、病気なのかどうかなどが気になるところだと思います。

はじめに、「セックス依存症」という”病名”は存在しないということをお伝えします。

セックス依存症、または性依存などと世間では言われていますが、「性嗜好の障害」として世界保健機関による診断基準では分類されています。

その他にも、セックス依存症と特徴の似ているものは存在します。

それは「強迫的性行動症(性依存)」という病気です。

症状としては、性交渉はもちろんですが、オナニーなどの性行為をしていないと気持ちが落ち着かなく、日常生活にも支障をきたしたりします。

仮にトラブルが起こったとしてもやめることが難しく、どうしても繰り返してしまいます。

こちらに関しては、世界保健機関(WHO)が精神疾患として新たに認定(2018年)した病気となります。

セックス依存症についてですが、これは性欲の問題であると皆さん想定しがちです。

例えば「セックス好き」「ヤりたくてたまらない人」「常にヤることばかり考えている」などです。

ですが、実際にはもっと複雑で単なる性欲の問題ではなく、色々な要因が絡み合っている問題なのです。

アルコール依存症などと同じく依存症の一種で、性に関連する事柄に過剰に執着・衝動を持っていますから、自分で止めたりなどのコントロールは効きません。

性行為によってのみ、愛情であったり幸福感を感じることができ、ストレスや不安などのマイナスなものを忘れられるという症状が特徴としてあげられます。

実際に行為をすることだけでなく、性的な妄想にのめり込むタイプもいます。

このように、精神的なことと結びついてセックスやオナニーなどに依存してしまい、そういった性衝動を抑えることができないといったものなのです。

セックス依存症かどうかセルフチェックをしてみる!

セックス依存症かどうかセルフチェック

自分が当てはまっているのかどうか、気になるという方もいますよね。

これから紹介する、あなたがセックス依存症かどうか自分でチェックできる11個の項目をみて、ぜひいくつ当てはまったかを数えながら試してみてください。

  1. 次から次へと別の異性とHに及んでいる
  2. あなたが失敗したときなど慰めてくれる人はいつも異性である
  3. Hの後で虚しさを感じたり、罪悪感があったり自責の念を抱くことがが多々ある
  4. 性欲がないのにも関わらず異性とHをすることが多々ある
  5. Hをしているときや性的な思考をしているときのほうが心が落ち着いて安定する
  6. Hへの欲求が高まると理性を保つのが難しい
  7. Hの回数が他の人よりも多いと感じたことがある
  8. 自分の性的思考や行動に関して他の人の助けがほしいと感じる
  9. 性的行動の方に時間をとられてしまい、家族や身近な友人との関係をおろそかにしてしまっている
  10. 性的行動を隠そうとしてウソをついてしまう
  11. なにか耐えられないことがあると、その不安感や孤独感を忘れるためにHする

あなたはいくつ当てはまりましたか?

こちらに関しては1個でも当てはまるようであれば、性依存症の傾向があるとのことです。

そして当てはまった数が多いほどセックス依存症の可能性が高いと言われていますが、すぐに治療する必要があるとは限りません。

ですが、セックス依存症の方たちに共通することとして、セックスに依存している自分に嫌気がさしているのに関わらずやめれないということです。これによって鬱になってしまう人もいるのです。

ここであなたの性的な習慣だったり、周りとの関係性を見直すきっかけとしてみることをオススメします。

どうしてセックス依存症になってしまう?原因は?

セックス依存症の方をみると、「セックスばっかりしていて病気だな」という目でみてしまうこともあるかと思います。

でも、そういった人たちがセックス依存症となってしまった背景が存在していたりするのです。

まず、セックス依存症に陥ってしまった人たちの中でも原因として多いケースが「親子関係」とのことです。

その他にも親とは別の人間関係などで起きたトラウマなどが引き金になったりもします。
例えば親から厳しく育てられており、特に恋愛関係について厳しくされたり…
性的なことも含めて虐待を受けていた方や、親の意に沿わないときは無視をされたり否定をされたり。
逆に過保護で甘やかされて育った人もあげられます。
甘やかされて先回りでなんでもかんでも親にされてしまうと、他人に対する依存感が強まり、愛されることや守ってもらうことを強く求めるようになります。

その他にも、自分に対して無関心で捨てられているような感じだったり、愛された感じがしないで育つことや、神経質な親に育てられたという人に多いとのことです。

神経質すぎてしまう親の場合ですが、子供のミスに過敏に反応をしてしまいがちなのです。そうなると、子供にもその過敏な反応が伝わり、子どものほうも過敏になって周りの顔色をうかがったり、ちょっとしたことでも不安を感じたりしやすくなります。
そしてその不安を紛らわすためにセックスへと依存する可能性が高いのです。

このように親に愛情を受けたという経験が周りと比べて少なかったり、愛情はあったけど自分が欲する愛情とは違ったなどという場合に、その幼少期の感情が愛を求めます。
それによって、大人になりHでその感情を埋めるようになるとのことです。

また、幼少期には「男根期」といって異性の親を強く愛するといった時期があるとのことです。
特に4~6歳の時期の女の子は、心理学者フロイトによる自分にないはずのペニスを求めるといった説があるのです。
この時期の娘と父親との関係というのは、女性の恋愛にいろんな影響を与える可能性があるのです。
ということで、幼少期から父親とあまり関わらなかった、父親がいなかった、愛情を受けなかったということが、セックス依存症の原因になることもあります。

もちろん、このような親子関係においての問題がなかった人がならないというわけではありません。

幼い頃から気持ち的に成長することができないというインナーチャイルドによって愛情を強く求め、性行為に執着してしまうということも。

過去の問題を直視したくなくて、そのための逃げ道となっていることも多くあります。

そして自己肯定感がものすごく低いというのも共通していることが多いです。

ちょっとした失敗でもすぐに深く落ち込んでしまいますし、ありのままの自分が嫌いで、他人に認めてもらったり、他人からの好意によって自分の評価を見出すのです。
なので自分を求めてもらえる、必要とされるというHにどうしても執着してしまいます。

こういうわけで、セックス依存症の方が抱える心の問題は幼少期のことに関係していたりするのもあり、単純なものではなく複雑な問題だったりします。

セックス依存症の女性にあらわれる特徴

自分のスタイルやHのテクニックに自信がある

こういった特徴のある女性は、他人から認められたいといった承認欲求からセックス依存症になりやすいです。

こういった方にとってはHをすれば自分の価値を見出すことができるのです。

一般的に人との信頼関係を築くために必要なコミュニケーションをとるということがとっても苦手なのがセックス依存症の方の特徴でもあります。

それによって物理的に相手との距離を縮める行為としてHに頼ってしまいます。

強い承認欲求がある

幼少期、両親からの愛情に不足を感じていたり、虐待されていたという人は無意識にでも他人に対する愛情が強かったりします。

H以外で愛情をどう表現するかもわからなかったりするのです。

愛情を求めることも含めて承認欲求がとにかく強いです。

アダルトマッチングサービスを利用している

ほぼ高い確率でこれは当てはまっています。

出会い系サイトやマッチングアプリには健全なものも多数ありますが、体の関係を目的としているようなアダルトなマッチングサービスも存在します。

どうしてもそういったものに頼ってしまうのです。

モテたいという欲が高い

セックス依存症の特徴として、寂しがり屋であることが言えます。

スケジュール調整も常に誰かと一緒にいることができるようにしていたり、空白を埋めるために一生懸命スケジュール帳とにらめっこしている人なんかをみたことはありませんか?

顔に自信がないという女性はHをすることで男性に振り向いてもらおうとしたり、そこで繋ぎ止めようと頑張るので、毎回違う人とヤるというような感じで頻繁にHをしていくようになります。
そうしていくうちに依存に陥ってしまうのです。

長らく彼氏がいない

彼氏がいる状態になっても、浮気を繰り返すことになるのでその罪悪感が高まります。

もともとHに頼ってしまっている自分が嫌でどうにかしたいのにできないという悩みを抱えています。

もし仮に彼氏ができたとしても、一人で満足できるわけではないので、浮気に走ることがわかっています。

罪悪感を増やさないためにも彼氏を作らないという選択に至るのです。

リストカットの痕がある

自己肯定感が低い人というのがセックス依存症の方で多いというお話をしましたが、自分を嫌っているだけではなく、日常的に多くのストレスを感じていたり、周りや自分に対して人よりも不満を強く持ちやすかったりします。

Hに頼ろうとするだけではなく、リストカットなどの自傷行為をして精神を安定させていることがあります。

高学歴であったり厳しい家庭で育っている

AVデビューしている女優の中でも高学歴な方が多いのは、そこと関係している可能性もあると考えられます。

変わった場所でのHをしたがる

わかりやすい例ですと、アンジャッシュの渡部さんが公衆トイレでHに及んだという件がありましたね。

アンジャッシュの渡部さんがセックス依存症であると断定しているわけではなく、あくまでも例として参考にしていただけたらと思います。

こういった常識的には考えにくいような場所でHをしたがるというのも、セックス依存症であらわれる特徴に当てはまります。

特殊で異常な性癖がある

セックス依存症の特徴の中でも、異常な性癖を持っているというのがあげられます。
例で言うと、のぞきや盗撮、痴漢であったり幼児性愛などですね。

マッチングアプリなどのチャットでこういった性癖があることをバラしてきた場合は、セックス依存症の可能性があることを疑っていいです。

劣等感を感じてしまっている

すでに彼女がいる人だったり、妻や子持ちの男性とばかりHしてしまうというような女性がいますよね。
その理由として「優越感に浸れるから」というものがあります。

やはり劣等感を感じてしまっていたり、自分に自信がないようなタイプがセックス依存症に陥ってしまう女性に多いですからね。

彼女やパートナーがいるのにも関わらず私を求めてくれた、というところに自分の魅力や価値を認めることができるのです。

もっと大きな幸せを期待して求めてしまう

セックス依存症である女性は、現状に満足できていない傾向にあります。

今の私は幸せではなく、「もっと幸せになることができるのに!」と焦っていろんな男性と行為をしてしまいます。

集中力がかなり欠けている

セックス依存症の方にとって、セックスは生活の中心なのです。
なので四六時中その事を考えていたりしますから、仕事ですら集中できないという人も多いとのことです。

症状が重い人だと幻聴・幻覚まで引き起こすほどです。

家族や友人以上に重要な行為と認識してしまっており、趣味ですら興味を持てないという状態になってしまうケースも存在します。

セックス依存症に起こるリスクや克服すべき理由

セックス依存症にも様々なリスクがあり、もちろん克服できるように努力したほうがいいです。

どのようなリスクがあるかと言うと、まずは望まない妊娠の可能性です。

その他にも性行為を不特定多数と行うわけですから、性感染症のリスクも大いにあります。

不倫をしてしまってそれが会社にバレてしまう、男性であれば風俗へ借金してでも通うことをやめることができないなどの状況が生じたりします。

このような状況下で、どうにかセックスすることをやめたくてもやめられないといった状態なのです。

このメカニズムとして、アルコールだけではなく薬物などと同じ働きが生じていると言われています。

日頃のストレスや不安感などを簡単に解消できる方法としてHを多くの人とするので、これが習慣化してしまうとセックス依存症となり、日常生活にも影響が出ます。

日常的なことだけでなく、健康的にもこのような状態では影響が出てしまいます。

行為を持つ相手によっては性犯罪に巻き込まれてしまうリスクもあるのです。

こういったことを放置するのは深刻な問題であることが理解できるはずです。

なので、もしセックス依存症であることに気づけたのであれば早めに治療しましょう。

どのような原因があるのか、何が不安なのかトラウマの治療であったり過去を見つめ直したりなどをしつつ、少しずつ改善していきましょう。

どうしたら克服できる?治療方法について

ここで気になるのは、どのようにしたら克服できるのかだと思います。

まず、一番早い方法としてカウンセリングを受けるという方法があります。

心療内科を受診して。うつ病や睡眠障害に対するお薬の処方を受けることもできますが、これだけでは解決に繋がらないというケースも。

心を変える、治療するというのは薬だけでどうにかできるものではありません。

カウンセリングを通して、自分の過去から立ち直ることや自分では気づいていないような心の奥底の問題や要因を、カウンセラーの手伝いのもと探っていくのです。

こういった方法がありますので、一人で抱え込まずにぜひ一度でもいいのでカウンセリングを受けてみるのもいいでしょう。

その他にも、自助グループに入るという方法もあります。

同じ依存症と闘っている仲間と集まり、当事者だからこそわかる話などを共有し励まし合うことができます。

医療機関であれば専門的な治療を受けることもできますが、自助グループでのように同じ苦しみや辛さを医者に理解してもらえていないと感じてしまったり、不信感を感じることもあります。

そういった方は、ぜひ自助グループで同じ悩みを持っている人と関わってみましょう。

そして最後に、H以外の方法で自分の悩みやストレスに対処するというやり方です。

セックス依存症の治療を必ず受けなければならないケースのみではなく、対策として自分で行えることもあります。

方法としては、日常生活の中でH以外にストレスの解消ができる方法を見つけるということです。

セックス依存症の症状として、不安や悩みがHへと走ってしまう原因となるので、それ以上に熱中できるような趣味だったり、ストレス解消法を見つけることがポイントとなります。

運動でもいいですし、歌うことだったり、楽器をやってみたり、読書、手芸、料理などHや性行為以外であればOKです。

これらがセックスへの依存を改善させてくれる可能性は大いにあります。

まとめ

セックス依存症に対して、今まで抱いていた印象とは違ったと思った人が多いのではないでしょうか。

ただ単にセックスが好きというような単純なものではないことがわかりましたね。

幼少期での経験や両親にどのような対応をされてきてたのか、そういった影響がセックス依存症に繋がっているのです。

そしてセックス依存症の人たちに共通しているのが、自己肯定感の低さと自分への自信のなさです。

Hすることで愛情や自分の価値をほしいと求めてしまう、最悪の場合には日常生活にも支障をきたすものなのです。

今回のセルフチェックで、あなたがセックス依存症の傾向にあるのかどうかを確かめることができたと思います。

早めに対策をとることが重要とも言われていますので、ご自身の判断で医療機関などを頼るほうがいいと判断した場合は、本格的に治療していくことも検討してみましょう。