奢ってもらう時の言い方は?奢られ上手の女子がタイミング・言い方・態度を伝授
PR更新日: 2024年07月23日 女の悩み
女性は奢ってもらうのが当然、なんて風習は今や遠い昔のこと。男女平等が叫ばれている時代、男性側も勝手に奢ってもいいのか戸惑ってしまっているのが現状です。
しかし女性の本音はどうでしょう? 「絶対に奢られたくない!」と思っている人は少ないのではないでしょうか? 奢ってもらえるのなら有り難い、今日は奢ってもらいたい、そう思う場合もありますよね。
私は職場の方、出会いの場で出会った方、ちょっとした知り合い、友人、様々な関係の方とお食事をする機会があります。
そこで実践している奢ってもらう時の言い方を伝授します。普段奢ってもらうのは嫌だと思っている女性も、少し肩の力を抜いて試してみてはいかがでしょうか?
奢られ上手の女子の振る舞い:入店前編
奢ってもらえるかどうかは、約束の段階から決まることもあります。
約束したはいいものの、相手の男性が気が重くなったり煩わしくなったりしたらその瞬間におしまいです。
できるだけ楽しみにしてもらうことが何よりも大切です。
ステップ1:お店選び
やはり男性の立場が上であることが大切です。
明らかに女性が優位に立っていて先導されているのに、お金だけは出す、なんて男性は納得できないでしょう。
ですのでお店選びは男性にお任せしましょう。
しかし、ここで難しいのは「どこでもいい・なんでもいい」といって丸投げするのはNGだということです。コミュニケーションを大切にしましょう。
相手がどんなお店を知っているのか尋ねてみたり、好きな食べ物を尋ねてみたり、そういう何気ない会話が弾むとより良い関係を築けるでしょう。
お店を決めてもらったら、「楽しみ!」とアピールをしましょう。
相手にもこの日は楽しみだと思ってもらうことが大切です。
ステップ2:会う前の準備
会う前に気をつけることといえば、服装や化粧といった外見ですよね。
食事相手が気になる男性なら女性も自然と気にすると思いますが、もし気のおけない男友達や、気分が乗らない相手の場合も、外見に手を抜いてはいけません。
相手に好印象を与えることも大切ですが、それ以上に、お店の雰囲気にそぐわない格好はタブーです。会ったことを後悔され、奢ってもらうどころか、最悪の印象を持たれかねません。
もし最初にお店がわかっているならば、お店の雰囲気に合わせた服装選びをしましょう。高級店ならばドレスコードを気にして選び、逆に、大衆居酒屋ならば、あまり浮かない程度に、それでいて女性らしいポイントを押さえて行きましょう。
会社帰りに会う場合、女性が着替えていたら、わざわざ着替えてくれたことに感激する方もいるでしょう。
もし着替える余裕がなくても、お洒落をして出勤しましょう。
ステップ3:待ち合わせ
当然のことながら、遅刻はNGです。
奢られるどころか、相手が帰ってしまう可能性があります。帰ってしまわなくても、間違いなく気を悪くするでしょう。お詫びに奢るという流れになるやもしれません。
もしやむにやまれぬ事情で遅れるなら、一刻も早く連絡しましょう。待ちあわせ時刻を超えてから連絡するのではなく、それよりも早く連絡しましょう。
そして、連絡する内容ですが「〇〇時には着く」ということを伝える場合、確実に到着できる時間を伝えましょう。できるだけ早い時間を伝えたい気持ちもわかりますが、その時間に間に合わなければ元も子もありません。
なぜならば、人は予想よりも待たされた場合、その時間をとても長く感じ、より待ったということを痛感するのです。
ですので、確実に行ける時間を伝えて、相手に「予想より早かったな」と思われましょう。
奢られ上手の女子の振る舞い:入店後編
ステップ1:食事前
その店にどんな印象を持ったとしても、相手に選んでもらっている以上、悪く言ってはいけません。
一度訪れたことがあるお店でも隠しておきましょう。よっぽどの常連なら隠し通すのは不可能かもしれませんが、できるだけ言わないでおきましょう。
もしも「来たことがある?」と尋ねられた時の返答は、非常に難しいものです。その人との関係にもよるので、一概には言えません。
相手に嘘をついてバレたらどうしましょう?
もしも訪れたのが昔なら覚えてない可能性がありますので、嘘だとは言い切れないですよね。
ただ、つい先日訪れた、なんて場合は困りますね。
もし正直に言う場合は「来たことはあるけど全然詳しくない」や、「あまり食べれなかったからゆっくり食べたいと思ってた」などのフォローは必須です。
もうコースが決まっているなら別ですが、メニュー選びも大切です。
勝手に決めるのではなく、相手におすすめを聞いてみたり、なにが食べたいか聞いたりすることが大切です。
二人で食事に来ているのですから、自分の意見ばかり押し通すのはよくありません。好きでもないものを食べさせられたうえに奢らされる男性の身にもなりましょう。踏んだり蹴ったりです。
ただ、相手に何が食べたいのか尋ねられた場合は、素直に意見を言いましょう。
ステップ2:食事中
少食の女性が好まれるというのはもうずいぶんと古いイメージです。
あまりにも大食いだと話は変わってきますが、普通に食べましょう。
今は食べる量よりも、食べ方が大切なのです。
食事のマナーをおさえておくのは当然です。肘をついたり、くちゃくちゃと音を立てたり、口に食べ物を入れたまま話したりすれば、一気に幻滅されることでしょう。
もしそのお店独自の決まりがあったり、わからないことがあれば素直に聞きましょう。知らないからといって印象がダウンすることは意外に少ないです。
むしろ「そうなんですね。ありがとうございます!」と素直に受け止める姿を見て、いい子だなと思ってもらえるでしょう。
奢られ上手の女子が食事で一番大切にしていることは、美味しそうに食べることです。
私の経験上、男性に奢ってもらうにあたり、これ以上に大切なことはありません。
緊張で会話が弾まない場合も、美味しそうに食べている姿を見れば、相手も気まずくなりません。
そこで、美味しそうに食べるとは何か?
そのポイントを押さえていきたいと思います。
美味しい!と口に出す。
これは一番簡単なポイントですね。
嘘をつく必要はないですが、美味しかったら素直に言いましょう。
単に美味しい一辺倒ではなく、これが好き!と言ったり、これ美味しいですね?と問いかけるのも大切です。
相手は自分の選んだ店に自信が持てますし、なにより美味しく食べてもらえていることに安心するでしょう。
表情で伝える。
美味しいと伝えると言っても、私たちは食レポに精通しているわけではありません。
そこで、口に出さずに伝えるということも大切になってきます。
仏頂面で黙々と食べていると相手も不安になりますし、気分もよくありません。笑顔で食べることが大切です。
言語化しなくても、「んん!」と声にならない声を漏らしても良いでしょう。
あとは、食事中の会話が大切になってきます。
会話のペースは相手に合わせましょう。
もしもお喋りな男性が相手なら、聞き上手な女性になりましょう。
適度な相槌やたまに挟む質問が良いアクセントになることでしょう。
相手が得意なジャンルを話しているなら、話の腰を折ったり、気分を削ぐようなことは言わないでおきましょう。
共感は大切なことですが、得意気に話している相手に対して「それ知ってる」や「全然すごくないじゃん」などは絶対にNGです。
どんなに優しい人でも奢る気力を一気になくします。
また、自分を卑下して自虐しても、人には否定してほしいもの。「そんなことないよ」の一言をかけてあげましょう。
ステップ3:会計
いよいよ奢られ上手の女子の本領発揮する場面です。
といっても、男性の心は既に決まっている場合が多いです。『奢ってあげよう」や「奢らないでおこう」などと思いながら会計するのです。
この会計の場面で絶対に欠かせないことは、財布を出すということです。出す素振りではなく、ちゃんと財布を出しましょう。
高級ブランドの財布ではなく、可愛くて小さな財布がおすすめです。
そして男性に「奢るよ」と言われたら、素直に喜び、感謝しましょう。何度も「出すよ!」とアピールするのはオススメしません。男性も「奢って迷惑だったらどうしよう」と悩んでいる場合があるからです。
ちなみに、私の友人の話です。
男性と食事に行った際、財布を出す素振りを見せるどころかレジにも一緒に行かずにそそくさと退店したそうです。もちろんそれで良いと言われていれば別ですが、そういうわけではなかったので、その後は一切誘われなくなったそうです。
奢ってもらうことを当たり前だと思わないということが大事ですね。
奢られ上手の女子の振る舞い:退店後
奢ったことを後悔させない。
これは私が最も大切にしていることです。その人ともう一度会う場合はもちろんですが、たとえ「もう会わないな」という関係性の人でも、奢ったことを後悔させたくはありません。
自分を思い出すたびにどんよりとした気分になる人がいるのは嫌なものです。
ですので、終わりよければすべてよしのごとく、アフターフォローをしていきましょう。
退店直後にお礼を言うのはもちろんですが、できれば、翌日「昨日はありがとうございました」と言いましょう。直接会う機会がなければメールやSNSで一言添えましょう。
それだけで、相手に「奢ってよかったな」「次も奢ろう」という気持ちになります。
こうして奢られ上手の女子になっていくのです。
まとめ
奢られ上手の女子の振る舞いとして、入店前・入店後・退店後にわけてご紹介いたしました。
すべてをこなす必要はありませんし、そればかりを考えすぎると楽しく食事をするという一番大切なことが疎かになってしまいます。
ほんの少し念頭において、奢られ上手な女子になってみてはいかがでしょうか?